『アンソロジー・オヴ・アメリカン・フォーク・ミュージック』を紐解くために欠かせない一枚『The Harry Smith Connection』
音楽史上に燦然と輝くアメリカン・ルーツ・ミュージックのバイブル的作品:『アンソロジー・オヴ・アメリカン・フォーク・ミュージック』。あのボブ・ディラン、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア、エルヴィス・コステロもこの作品から数多くのことを学んできたアーティストたちのうちの一人であると言われています。そしてこの度、その世紀の名盤がサンビーニャ・インポート(FLSI-10002)としてリリース。そこでその発売に伴い、今回はこのバイブルをより深く、より楽しく、より分かりやすく聴くために欠かせない一枚、『ザ・ハリー・スミス・コネクション:ア・ライヴ・トリビュート・トゥ・ジ・アンソロジー・オヴ・アメリカン・フォーク・ミュージック』をご紹介します!
本作は1997年10月、バージニア州ウルフ・トラップに位置するライブ会場〈ザ・バーンズ・アット・ウルフ・トラップ〉で催された『ザ・アンソロジー・オヴ・アメリカン・フォーク・ミュージック』のトリビュート・コンサートの模様を録音した一枚。名盤再発に伴いSmithsonian Folkwaysが主催したこの一大イヴェントの参加者は、60年代フォーク復興運動にも大きく貢献したフォーク・ロックの雄:ザ・バーズのヴォーカリスト/ギタリストのロジャー・マッギンを筆頭に、グリニッジ・ヴィレッジ・フォーク・シーンの伝説にして若き日のボブ・ディランも強く憧れたデイヴ・ヴァン・ロンク、60年代の大ヒット「魔法を信じるかい?」や「サマー・イン・ザ・シティ」でもお馴染みラヴィン・スプーンフルの中心人物:ジョン・セバスチャン、そしてアメリカン・ルーツ・ミュージックのリヴァイヴァル・グループとしては最高峰とも言えるザ・ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズほか豪華総勢17組と、まるで夢のようなラインナップとなっています。この凄腕のアーティストたちがバイブルより選出したお気に入りの一曲を、持てる力全てを使い尽くして大名演。録音状態も非常に素晴らしく、一曲一曲が深い驚きと感動を誘います。解説にはそれぞれのアーティストたちの作品に対する思い入れや思い出のエピソードが書き綴られているのみならず、オリジナル/トリビュート盤を聴くに際してフル活用することが出来る参考文献情報や参加アーティストの音源に関する詳細なデータなども掲載。アメリカン・ルーツ・ミュージック・ファンの方は、コチラも聴き逃し厳禁です!
輸入盤:国内流通仕様CD
日本語解説/帯付き
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【収録曲】
1. Roger McGuinn, Jeff Tweedy And Jay Bennett/East Virginia Blues
2. Ethel Caffie-Austin/I'm On The Battlefield For My Lord
3. John Jackson/John Henry
4. Greg Hooven String Band/A Lazy Farmer Boy
5. Lonnie Pitchford/Old Dog Blue
6. The New Lost City Ramblers/Home Sweet Home
7. Ginny Hawker/The Butcher Boy
8. Ethel Caffie-Austin/John The Revelator
9. Peter Stampfel/His Tapes Roll On
10. John Sebastian And The J Band With Geoff Muldau/Minglewood Blues
11. Ella Jenkins/The Coo Coo Bird
12. John Jackson/Frankie And Johnny
13. Roger McGuinn, Jeff Tweedy And Jay Bennett/Sugar Baby
14. Balfa Toujours/Le Vieux Soulard Et Sa Femme
15. Dave Van Ronk/Spike Driver Blues
16. Greg Hooven String Band/Darling Corey
17. Toshi Reagon/The Coo Coo Bird
18. Jeff Tweedy, Roger McGuinn And Jay Bennett/James Alley Blues
19. The Fugs/Nothing
アンソロジー・オヴ・アメリカン・フォーク・ミュージック
アメリカ音楽史上に燦然と輝く世紀の名作!
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日本語による簡単な説明を商品の外装部分に添付。
※日本語解説は同封しておりません。
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