タワレコ発のYouTube動画〈タワレコマース〉CITY POP特集 vol.1 ~Tower To The People編~
日本国内だけでなく海外の音楽マニアからも注目を集め、一躍世界的なコアジャンルになったシティー・ポップの聴き所を、タワーレコードが再発企画をした<タワレコ良盤発掘隊>、TOWER to the People のシリーズからご紹介!
動画内で紹介された作品はコチラ。
シンガーソングライター今井優子が角松敏生のプロデュースにより1990年に発表したオリジナル・アルバムをボーナス追加、タワーレコード限定にてCD発売。2019年リマスタリング。ボーナス・トラックとして追加収録された人気楽曲のヴォーカル・オフ・トラック(カラオケ)も貴重!オリジナル・フォト(傾け顔)での復刻もポイント高い。
90年代に流行ったディーヴァ系R&Bブームの陰でひっそりとリリースされていたアーバン・メロウ極上盤が長年の再評価を経て、ついに20余年の時を経てCDリイシュー!コケティッシュなヴォーカルが胸キュンな(6)“Love Song”、そして再評価のきっかけとなったラブリー・ソウル(2)“Candy”のほか、耳にもココロにも優しいメロウ・チューンばかり。ここまで楽曲が粒ぞろいなアルバムもなかなかないのでは?
大貫妙子『サンシャワー』と並び、現在のシティポップ再評価を象徴する一枚。82年当時もほとんど話題にならずこの一枚で消えていった歌手、間宮貴子の唯一作品。再評価のきっかけとなった(1)のほか、冒頭(2)(3)(4)(5)などアナログA面を占めるメロウ・ミッド曲、さらにB面を飾る(6)(7)(8)のアップ、そして終盤(9)(10)のミッドまで全曲捨て曲なしの恐るべき内容。難波弘之や井上鑑、鳴瀬喜博などによる確信犯的なシティ・グルーヴの素晴らしさは勿論、なにより間宮貴子の歌謡曲やニューミュージック臭をまったく感じさせないフラットなボーカルが本作に特別な普遍性を与えている一枚。
作編曲家、川村栄二と鍵盤奏者の難波弘之、今泉敏郎によるアトラスの3rdアルバム。前編、波音のSEのうえでエレクトリックなシンセ、ダビーな音響が気持ち良い内容。アンビエントなシンセのレイヤードがたまらない(1)から始まり、きらきらした打ち込みビートが心地よい(2)、イタロ調シンセベースが引っ張る(6)や黄昏メロウな(10)など、この手の80'S機材を駆使したサウンドで有名な佐藤博『アウェイクニング』にも劣らぬハイクオリティな一枚。