Dee Snider(ディー・スナイダー)|ヘイトブリードのジェイミー・ジャスタが再び全面的にバックアップ!3年ぶりのニュー・アルバム『Leave a Scar』が登場
HR/HMファンであれば、ディー・スナイダーがいかに偉大なヴォーカリストであるかをよく知っているだろう。超名曲「We're Not Gonna Take It」を含むトゥイステッド・シスターのサード・アルバム『Stay Hungry』(84年)は、全米で300万枚を超えるセールスを記録。そんなバンドを率いていたディー・スナイダーは、人気・実力ともに世界トップクラスのシンガーであると言える。トゥイステッド・シスターは88年に解散するも、97年に再結成。再録アルバムもリリースし、世界中で数々の名曲を演奏し続けHR/HMを笑顔にし続けてきた。だが15年、残念ながらドラマーのA.J.ペロが逝去。長年苦楽を共にしたメンバーを失った彼らは解散を決意してしまう。
バンド解散後も、ディー・スナイダーはソロ活動を継続。そんな彼を支えているのが、ヘイトブリードのジェイミー・ジャスタだ。トゥイステッド・シスターはメタルとグラムのコンビネーションだったが、ソロになってからのディーはジェイミーとタッグを組み、スラッシュ・メタル等のエクストリーム・メタルを積極的に取り入れ、自分のサウンドを21世紀用にチューンナップしてみせたのだ。ジェイミーがプロデュースした『フォー・ザ・ラヴ・オブ・メタル』(18年)では、凄まじいヘヴィさとディーの高い歌唱力が見事にマッチ。世界中のメタルマニアをノックアウトする傑作となった。
そしてこの度、待望のニュー・アルバム『リーヴ・ア・スカー』がリリースされる。今回ももちろん、ジェイミーが全面的にバックアップ。「アイ・ガッタ・ロック(アゲイン)」といういかにもディーらしいタイトルがつけられたアンセムナンバーでスタートする本作も、前作同様ディーとジェイミーの世界観がケミストリーを起こした、これぞ21世紀のヘヴィメタルとでも言うべき会心作。何よりも注目は、ジョージ”コープスグラインダー”フィッシャーのゲスト参加だろう。ディー・スナイダーとカンニバル・コープスの邂逅やいかに。ぜひその耳で確かめていただきたい。
往年のトゥイステッド・シスターのファンはもちろん、若いスラッシュ・メタルやデス・メタルのファンも必聴!
国内盤CD
日本語解説書封入/歌詞対訳付き
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
01. アイ・ガッタ・ロック(アゲイン)
02. オール・オア・ナッシング・モア
03. ダウン・バット・ネヴァー・アウト
04. ビフォア・アイ・ゴー
05. オープン・シーズン
06. サイレント・バトルス
07. クライング・フォー・ユア・ライフ
08. イン・フォー・ザ・キル
09. タイム・トゥ・チューズ
10. シー
11. ザ・レコニング
12. スタンド
【メンバー】
ディー・スナイダー(ヴォーカル)
ニック・ベルモア(ドラムス)
チャーリー・ベルモア(ギター、コーラス)
ラッセル・プズット(ベース)
ニック・ペトリノ(ギター、コーラス)
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2021年08月05日 17:26