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「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。ひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家。究極の実験的長篇。
すべての始まりは何だったのか。結末はいったいどこにあるのか。
全六章。読む順番で、世界が変わる。あなた自身がつくる720通りの物語。
こんなに苦しいのに、生きる意味ってなんだろう。
2035年、神奈川県・江ノ島の<ラストリゾート>。
この場所で遠野眞白が出会う人は、誰もが「死にたい」と願っている。安楽死が合法化された日本。
人命幇助者<アシスター>の眞白は、死に救いを求める人々と正面から向き合う。
暗闇の奥底に微かな「生きたい」があると信じ、希望の光を照らしたい。もう二度と、あの日の後悔を繰り返さないために。
苦しくても、生きる理由を見つめ直す。
新鋭作家が紡ぎだす、切なくも温かい命の物語。
好きだ――。高2の希美は、移動教室の机の中で、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校で人気の瀬戸山くんだった。
同学年だけどクラスも違うふたり。希美は彼を知っているが、彼が希美のことを知っている可能性は限りなく低いはずだ。
イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れた希美。その日から、ふたりの交換日記が始まるが、事態は思いもよらぬ展開を辿っていって…。
予想外の結末は圧巻!感動の涙が止まらない!
あなたがいるから、私は小説を書こうと思います。――著者が、自身に、読者に問い掛ける衝撃の問題作!
著者自身の根源的な問いを内包する、痛切な青春ミステリ!