9月3日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2021年09月03日公開
【祝・LP再発】達郎「レコード針がすり減るまで聴いた。」
Curtis Mayfield『There's No Place Like America Today <Blue Vinyl>(LP)』
達郎氏曰く「とにかく(1)を何回聴いたかな、レコード針がすり減るまで聴いたけど、何がそうさせたのか分かんないんだよね。ただそういう音楽は生まれて初めてだった。音楽には、力づけるとか慰めるとかいろんな効用があるけれど、カーティスのあの作品だけはそういうアクティヴな要素で押すんじゃなくて耳元で囁くというか、諭してくれる。」(クイックジャパンVOL.62より)。当時のアメリカのハードな世相をシリアスに描写しつつ、カーティスのハートフルな歌声が癒しをもたらす75年ニューソウルの名盤!(新宿店:村越)
新宿店:村越 辰哉
- 店舗名
- 新宿店
- 店長名
- 村越 辰哉
- 趣味
- ロックンロール探究
- 好きなジャンル
- ロックンロール
- 愛聴盤
- ALEX CHILTON『Cliches』
- NRBQ『At Yankee Stadium』
- 山口富士夫『アトモスフィア』
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【期間限定盤】山下達郎サウンドプロデュースのNY録音作!
クールス『NEW YORK CITY, N.Y. 』
ジャケット中央であぐらをかく男こそ、達郎が敬愛するジェームス藤木!達郎氏曰く「実はこの人に僕は絶大な影響を受けているんですよ。はっきり言って天才と呼ぶに相応しい人で日本のロックン・ロール・ソングを書く数多の作家の中で、僕はこの人をNo.1だといまでも確信を持って言えます。」「彼もアンサンブルの中のギターっていうものを常に考えている人で、『ニューヨーク・シティNY』のギター・ソロとか、とにかく素晴らしい。」(ギターマガジン2002年11月号より)達郎もコーラスで参加。(新宿店:村越)
新宿店:村越 辰哉
- 店舗名
- 新宿店
- 店長名
- 村越 辰哉
- 趣味
- ロックンロール探究
- 好きなジャンル
- ロックンロール
- 愛聴盤
- ALEX CHILTON『Cliches』
- NRBQ『At Yankee Stadium』
- 山口富士夫『アトモスフィア』
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80年代OSTを彷彿させる壮大メロディックAOR盤!
Vince DiCola『Only Time Will Tell』
80年代の映画「ステイン・アライブ(1983)」や、「ロッキー4(1985)」などで次々と素晴らしい作曲能力を披露したマルチコンポーザー、ヴィンス・ディコーラの21年振りのソロ作!本作にはボビー・キンボール(TOTO)、ジェイソン・シェフ(CHICAGO)、スティーヴ・ウォルッシュ(KANSAS)など豪華シンガーが参加、80年代のOSTばりの壮大を持ったメロディアスなAORチューンがたっぷり詰まった傑作!(京都店:藤瀬)
京都店:藤瀬雅文
- 店舗名
- 京都店
- 店長名
- 藤瀬雅文
- 趣味
- おいしいお店探し、歴史探訪
- 好きなジャンル
- ほぼオールジャンル
- 愛聴盤
- The 1975『I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』
- kiki vivi lily『vivid』
- Duke Ellington『Money Jungle』
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コルトレーンのサックス演奏の変遷を辿れる一枚
John Coltrane『Another Side of John Coltrane』
ジョン・コルトレーンのサイドマンとしての魅力に焦点をあてた企画盤。マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、ソニー・ロリンズ等、名だたるプレイヤーとの共演曲を年代順に収録。コルトレーンが覚醒し、"シーツオブサウンド"が完成するまでの変遷を辿ることが出来る作品。アナログ盤には、ボーナストラックが2曲収録されており、こちらも聴き逃せない内容です。(広島店:田中)
広島店:田中 達也
- 店舗名
- 広島店
- 店長名
- 田中 達也
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK、J-POP、アイドル
- 愛聴盤
- METTALICA『Through the Never』
- 雨のパレード『Change your pops』
- BiSH『Brand-new idol S**T』
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注目の鍵盤奏者によるメロウ&ドリーミーなアンビエント/ソウル・ジャズ・アルバム
John Carroll Kirby『Septet』
フランク・オーシャン、ソランジュ、ノラジョーンズ等との共演、エディ・チャコンの傑作アルバム『Pleasure, Joy And Happiness』プロデュースで注目の鍵盤奏者ジョン・キャロル・カービーの新作はStones Throwレーベルからリリース。ジャズ、ソウル、アンビエントの要素、メロウでドリーミーなフュージョンサウンド、中毒性の高いソウル・ジャズ/アンビエント・ジャズ・アルバム。リラックスした雰囲気と絶妙な音の質感、オリジナリティ溢れる魅力が詰まった傑作。(福岡パルコ店:寺本)
福岡パルコ店:寺本 将巳
- 店舗名
- 福岡パルコ店
- 店長名
- 寺本 将巳
- 趣味
- 釣り/植物/ビール
- 好きなジャンル
- 60's~70's/HIPHOP/INDIES
- 愛聴盤
- The Kinks『Muswell Hillbillies』
- Nightmares On Wax『Shape The Future』
- Ryley Walker『Golden Sings That Have Been Sung』
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プリテンダーズのクリッシー・ハインド、ディランを唄う。最高。
Chrissie Hynde『Standing In The Doorway: Chrissie Hynde Sings Bob Dylan』
近年、ソロ名義でのジャズ・ヴォーカル・アルバム、本体プリテンダーズの新作など活発に作品を発表、そのどれもが素晴らしい内容だったクリッシー・ハインド。新作はなんと、ボブ・ディランのカヴァー・アルバム。20年、コロナ禍のロックダウン期にバンドの盟友ジェイムズ・ウォルボーンと制作。チャド・ブレイクも共同プロデュースで参加。完成した楽曲の動画を次々にアップして、ステイホームな人々を癒していたのが本作に収録。『ショット・オブ・ラヴ』から(1)、『血の轍』から(2)、『インフィデル』から(4)などなど隠れた名曲を多めにピックアップしてて新鮮。アコースティックを基調としたシンプルなサウンドとクリッシーの歌声がじわりとしみる好作。(吉祥寺店:狩野)
吉祥寺店:狩野 卓永
- 店舗名
- 吉祥寺店
- 店長名
- 狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 愛聴盤
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
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無垢なサウンドスケープの中に圧縮された日々を浄化する声
鎌野愛々『LAND』
J-POPシーンからアヴァンギャルドなシーンまで随所で活躍する鎌野愛(ex.ハイスイノナサ、österreich サポートなど)の別名義となるファーストアルバム。変則的な拍子やポリフォニー的発声が特徴的なこれまでの作品とは対照的に、非常に優雅で静謐な作風です。。背景の音を構成してから、要所要所で声を入れ込んでいるのでしょうか、どこかの森で遠くから神秘的生物の鳴き声が聞こえたような、得も言われぬ喜びを感じてしまいます。
アリオモール蘇我店:滝野多朗
- 店舗名
- アリオモール蘇我店
- 店長名
- 滝野多朗
- 趣味
- アート鑑賞/自然派ワイン
- 好きなジャンル
- J-INDIES/ローファイ/変拍子
- 愛聴盤
- たま『汽車には誰も乗っていない 』
- くるり『ファンデリア』
- Tom Waits『The Heart of Saturday Night』
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ジャマイカが誇るNo.1鍵盤マスターの1970年代の名盤がLP再発!
Jackie Mittoo『Showcase(LP)』
ジャマイカ音楽はこの男なしでは語れない!1960年代からスカタライツ~ソウル・ブラザーズなど伝説のグループに在籍し、ソロとしても数多くの名作を世に残した天才鍵盤奏者=ジャッキー・ミットゥ。『IN LONDON』をはじめとした60年代~70年代初期のSTUDIO ONE音源が有名ですが、1977年にBunny LeeのJackpotからリリースされた今作もキャリアを代表する名作!AGGROVATORSの演奏、KING TUBBYによるダブ処理、そしてJackieによる鍵盤、全てがパーフェクト!今回のLP化にあたりボーナストラック4曲追加も嬉しいところ(浦和店:横山)
浦和店:横山 大
- 店舗名
- 浦和店
- 店長名
- 横山 大
- 趣味
- プロ野球 / 海外サッカー / 読書
- 好きなジャンル
- POP/ROCK、SOUL/CLUB/RAP、邦楽
- 愛聴盤
- George Harrison『All Things Must Pass』
- Beastie Boys『Check Your Head』
- THE GROOVERS『SETZNA』
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新旧グッドミュージックのエッセンスを詰め込んだギターポップ名盤誕生
And Summer Club『Dreaming Galaxy』
大阪・京都を中心に活動する4人組ロックバンドAnd Summer Club。大阪の「こんがりおんがく」と東京の「TETRA RECORDS」の東西インディペンデントレーベルからWネームでのリリースとなったセカンドアルバム。80年代にジーザス&メリーチェインがビーチボーイズやフィル・スペクターのサウンドを轟音ギターで再現を試みたようにオルタナ、グランジ、ローファイ、サーフィンホットロッド、新旧ロックの様々なエッセンスをギターロックに落とし込んだポップ名盤が誕生。
オンライン:諏訪 貴則
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 諏訪 貴則
- 趣味
- サッカー観戦
- 好きなジャンル
- ROCK/NEW WAVE/INDIE
- 愛聴盤
- NICK DRAKE『PINK MOON』
- フリッパーズ・ギター『海へ行くつもりじゃなかった』
- GEORGE CLANTON『SLIDE』
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セパルトゥラの入門編としてもオススメ!
Sepultura『Sepulquarta』
メタル・シーンで確固たる地位を築くブラジルのセパルトゥラがコロナ禍の下、豪華ゲストを迎え展開してきたライヴ・ストリーミング・セッションがフィジカル化。クレジットに並ぶゲストの名前を見ながら、アグレッシヴにプレイされる名曲の数々を聴いていると改めて彼らが積み上げてきた歴史の重みを実感させられます。ファンならずともメタル好きなら間違いなく血が滾る必聴の一枚。(商品本部 加藤)
商品統括部:加藤知也
- 店舗名
- 商品統括部
- 名前
- 加藤知也
- 趣味
- ラジオ、映画、プロレス
- 好きなジャンル
- ROCK、HR/HM
- 愛聴盤
- Guns N' Roses『Appetite For Destruction』
- Alice In Chains『Alice In Chains』
- Dizzy Mizz Lizzy『Dizzy Mizz Lizzy』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2021年09月03日 12:00