Nightmares On Wax(ナイトメアズ・オン・ワックス)|3年振りとなる待望の新作『Shout Out! To Freedom…』
〈Warp Records〉最古参の所属アーティストとして、30年以上に渡ってシーンを牽引し、エレクトロニカ、ジャズ、ヒップホップ、テクノ、ダブ、ファンク、ソウル、テクノを独自にブレンドした作品群で人気のレジェンド、ナイトメアズ・オン・ワックスが、3年振りとなる待望の新作『Shout Out! To Freedom…』。
ナイトメアズ・オン・ワックスこそジョージ・エヴリンは、9枚目のアルバムにして、ついに自分自身のグルーブと呼べる領域に足を踏み入れた。パンデミックがもたらしたロックダウンによって活動のスローダウンを余儀なくされたおかげで、自らを見つめ直す有意義な内省の時間を得ることができた。「10年間ノンストップでギグを続けてきた。その経験は美しいものであると同時に精神的に疲弊してしまったんだ」とジョージは振り返る。
キャリアを通して様々なゲストとのコラボレーションを重ねてきたエヴリンだが、今作では自分のアイデアをコラボレーターたちに渡していくことからスタートさせたという。作品を聴けば、NOWの歴史と進化の両方にうまく適合する新しい才能と創造的な結びつきが形成されたことがわかるだろう。今作には、シャバカ・ハッチングス、ハイレ・シュプリーム、マラ・TK、サブリナ・マフーズ、グリーンティー・ペン、オシュン、ピップ・ミレットらが参加ゲストとして名を連ねている。
洗練されたエレクトロニカ、スムーズなジャズ、巧みなヒップホップ、そしてN.O.W.のエッセンスを象徴する独特の中間領域の間をシームレスに行き来するこのアルバムには、多くのゲストがユニークでダイナミックな要素を加えているが、本作はエヴリンにとってこれまでで最もパーソナルな作品と言える。本作は、彼の人生に大きな変化があった時期に作られた。健康的なライフスタイルを取り入れた結果、長い間のツアー生活で曇っていたものが明確となったと同時に、がんの恐怖にも襲われたという。このアルバムを作るにあたって「これが最後のアルバムになるかのように、このアルバムに臨む必要がある、という会話をしたことを覚えている」とエヴリンは語る。それでも癌で命を落とすことが自分の運命ではないということをはっきりと悟ったエヴリン。それは自分の映画ではないし、物語でもない。自分にはまだやるべきことがあり、輝かせるべき光がある。その思いが本作『Shout Out! To Freedom』をパーソナルな作品へと導いた。
国内CDは解説・歌詞対訳付/ボーナストラック追加収録。
国内CD
輸入CD
輸入LPレコード(Blue Vinyl)
輸入LPレコード
収録曲:
01. Shout Out! (Intro) feat. Beautiful People
02. Imagineering
03. Creator SOS feat. Haile Supreme and Wolfgang Haffner
04. 3D Warrior feat. Shabaka Hutchings, Haile Supreme and Wolfgang Haffner
05. Miami 80
06. GTP Call
07. Wikid Satellites feat. Greentea Peng
08. Breathe In feat. OSHUN
09. To Freedom (Interlude) feat. Beautiful People
10. Wonder feat. Haile Supreme and Shabaka Hutchings
11. Own Me feat. Haile Supreme
12. Widyabad
13. Isolated feat. Pip Millett and Sabrina Mahfouz
14. Trillion feat. Mara TK
15. Up To Us feat. Haile Supreme
16. 3D Warrior (Reprise) ※国内CD Bonus Track