Rony Theophile(ロニー・テオフィル)|グァドループを代表する伊達男シンガーの2021年最新作『METISSAGERITAJ(メティッサジェリタジ)』
カリブ海の西インド諸島に位置するフランスの海外県グァドループを代表する男性歌手のひとりがこちらのロニー・テオフィル。1980年代後半にデビューしたロニーは、〈ヴァヴァル〉と呼ばれるカーニヴァル向けの音楽などを歌ってきたほか、作詞/作曲家、ダンサー、振付師としても活躍するなど、多彩な才能の持ち主として知られてきた。そんな彼が2021年に発表した本作では、ビギンやマズルカ、ズークといった同島でお馴染みの音楽スタイルがレパートリの中心。そしてマラヴォワを連想させるチャランガ風ストリングスやアコーディオン、パーカッションなどといったアクースティック楽器による伴奏をバックに、ロニーはラルフ・タマールを濃厚にしたような色気のある歌声をたっぷりと聴かせてくれる。
輸入盤:国内流通仕様CD
輸入盤CD
【収録曲】
1. Loin de mon pays
2. Sa ki taw (Nutridinha)
3. Mimile
4. Les comediens
5. Caballo viejo
6. Soeurs jumelles
7. Don't touch me tomato
8. Roule
9. Leizo
10. Matado
タグ : 世界の音楽
掲載: 2021年10月25日 13:35