〈Blue Note CLASSIC VINYL SERIES〉今回は、Herbie Nichols(ハービー・ニコルズ)、Kenny Cox(ケニー・コックス)、Jimmy Smith(ジミー・スミス)、Reuben Wilson(リューベン・ウィルソン)が発売
BLUE NOTE RECORDSのBLUE NOTE 80 VINYL REISSUEシリーズが好評を博したことを受けて、ケビン・グレイがオリジナル・テープからマスタリングし、最適なタイミングでプレスしたクラシック・タイトルのオールアナログ180g VINYLプレスの継続を発表。
2019年のブルーノート80周年を記念して発売された同レーベルの絶賛発売中の「ブルーノート80ヴァイナル・リイシュー・シリーズ」の続編となる「クラシック・`ヴァイナル・リイシュー・シリーズ」。クラシック・シリーズは、ケヴィン・グレイがオリジナル・マスター・テープから直接マスタリングし、ドイツのオプティマル社で製造されたオール・アナログの180gヴァイナル・プレス盤をスタンダード・パッケージに収めたものが再び登場。
ブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンは、ピアニストのハービー・ニコルスをセロニアス・モンクと同様に独創的で重要な作曲家と考えていた。当時はあまり知られていなかったたが、近年になって1955年に録音された『The Prophetic Herbie Nichols, Vol.1』と『Vol.2』に収録された「The Third World」、「2300 Skidoo」、「Step Tempest」などのユニークな曲は、ベースにアル・マッキボン、ドラムにアート・ブレイキーを迎えて制作されたことで知られるようになった。 2枚の10インチLPを1枚の12インチLPにまとめ、表に『Vol.1』のジャケット、裏に『Vol.2』のジャケット、内側にフランシス・ウォルフの写真とライナーノーツを配したゲートフォールド・ジャケットに収めています。
1968年に録音された『Introducing Kenny Cox and The Contemporary Jazz Quintet』は、ピアニストのケニー・コックスを中心に、トランペットのチャールズ・ムーア、テナー・サックスのレオン・ヘンダーソン、ベーシストのロン・ブルックス、ドラマーのダニー・スペンサーが参加した、デトロイトではあまり知られていないバンドのデビュー・アルバム。マイルス・デイヴィス・クインテットの影響を受けたポスト・バップでありながら、「ミスティーク」や「トランス・ダンス」、デヴィッド・デュラーの美しい作品「ユー」など、独自の感性を発揮しており、再評価が高まる中でのリリース。 。
1958年から59年にかけて、ジミー・スミスがテナー・サックス奏者のパーシー・フランス、ギタリストのケニー・バレル、ドラマーのドナルド・ベイリーとカルテットを組んで行った3つのセッションを収録した『Home Cookin'』は、ハモンドB3オルガンの名手が作った最も深いソウルフルなアルバムの一つ。マ・レイニー、レイ・チャールズ、ジミー・マクグリフなどの曲に加え、スミスとバレルのオリジナル曲をカヴァーしたソウル・ジャズ・シンポジウムを開催したかのような作品!
1969年録音、オルガン奏者のルーベン・ウィルソンによるブルーノートの2枚目のアルバム。トランペットのリー・モーガン、テナーサックスのジョージ・コールマン、ギターのグラント・グリーン、ドラムのレオ・モリス(別名:イドリス・ムハマド)という豪華なクインテットが参加!1969年のソウル・ジャズ・デートでは、「Hot Rod」、「Back Out」、タイトル曲などのファンキーなウィルソンのオリジナル曲と、「I'm Gonna Make You Love Me」、「I Say A Little Prayer」、「Hold On, I'm Comin'」などの当時のR&Bヒット曲を演奏。