8月19日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2022年8月19日公開
『男闘呼組』のメンバーではなく、一人のSSWの作品として聴いて頂きたい1枚
高橋和也『MOUNTAIN MAN』
2022年に29年振りの復活を果たした『男闘呼組』のメンバーでもあり、俳優としても活躍している高橋和也の最新ソロ・アルバム。全9曲中、一曲を除き全て高橋和也の作詞作曲による作品で、うじきつよし、前田耕陽、成田昭次、Tokyo Plastic Boy、なぎら健壱等々錚々たるミュージシャンが参加。自身の音楽のルーツと情熱を全て注ぎ込んだSSW高橋和也を十二分に堪能できる1枚。(渋谷店:田中)
渋谷店:田中 達也
- 店舗名
- 渋谷店
- 名前
- 田中 達也
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK、J-POP、アイドル
- 愛聴盤
- METTALICA『Through the Never』
- 雨のパレード『Change your pops』
- BiSH『Brand-new idol S**T』
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トムミッシュ、FKJの次はこの男!メロウな極上1stフル!
Beau Diako『Nylon』
ロンドンのプロデューサー、ギタリスト1stフル。ウクレレタッチのナイロンギターとエレクトロニックなR&Bを見事に溶かしたことから〝エクレティック・ポップ〟なんて言われているけど、まさしく極上。インディポップ由来の温もり、ネオソウルにも近い空気感、現代ヒップホップとも通じる感覚、そしてあまりにメロウな音の質感はトムミッシュ、FKJに勝るとも劣らないほど。 極上の時間を約束する極上のポップミュージック。(渋谷店:武田)
渋谷店:武田 晃
- 店舗名
- 渋谷店
- 名前
- 武田 晃
- 趣味
- 料理とらーめん
- 好きなジャンル
- POST PUNK、INDIE ROCK全般
- 愛聴盤
- The Velvet Underground『The Velvet Underground & Nico』
- Joy Division『Unknown Pleasures』
- Felt『毛氈』
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ミステリアスで底の見えない注目インディーズバンド
Khaki『Janome』
ミステリアスな雰囲気と、民族音楽っぽいイントロや良い意味で奇妙さが目立つメロディ。そして時折入れ替わるボーカル。オルタナティブロックファン必聴の新鋭アーティスト。CD1枚目かつミックス・マスタリングを自身でDIYしているとは思えないクオリティ!まずはイントロで気になる(7)「車輪」、そして(2)(3)(5)がオススメ。(渋谷店:長岡)
渋谷店:長岡 真由
- 店舗名
- 渋谷店
- 名前
- 長岡 真由
- 趣味
- ライブ/ボードゲーム
- 好きなジャンル
- J-INDIE/J-ROCK
- 愛聴盤
- RADWIMPS『絶体絶命』
- PEOPLE1『PEOPLE』
- My Hair is Bad『narimi』
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2つの才能の邂逅で生まれたシンプルかつ重厚なHIP HOPアルバム!
Danger Mouse/Black Thought『Cheat Codes』
様々な噂や憶測が飛び交っていたデンジャー・マウスの新たな挑戦は、The Rootsのブラック・ソートとのヒップホップ・プロジェクト!ゴリラズ、アデル、ベック、ザ・ブラック・キーズ、U2など多彩なアーティストを手掛ける名プロデューサーのデンジャー・マウスだけにトラックの質は一流。ブラック・ソートも安定感のあるフロウで作品の重厚感を演出。レジェンドといえる2人の才能の邂逅が生んだ、現行シーンのトレンドに捕らわれない、HIP HOP本来のシンプルかつ重厚なグルーヴが渦巻く傑作!(京都店 藤瀬)
京都店:藤瀬雅文
- 店舗名
- 京都店
- 店長名
- 藤瀬雅文
- 趣味
- おいしいお店探し、歴史探訪
- 好きなジャンル
- ほぼオールジャンル
- 愛聴盤
- The 1975『I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』
- kiki vivi lily『vivid』
- Duke Ellington『Money Jungle』
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TOPSのメンバーであるマルタがMarci名義のソロ作をリリース!
Marci『Marci』
カナダはモントリオール発のバンド、TOPSのキーボードを担うマルタがソロ・デビュー!TOPSとはまたひと味違い、キーボディストである彼女のシンセサウンドがドリーミーで抜群なポップセンスを発揮!80年代を彷彿させるサウンドスタイルはレトロでダンサブルでありながら、しっかりフューチャリスティックであるところがソロとしてのクリエイティヴさを感じます!清涼感と浮遊感を併せ持つ彼女のボーカルも麗しい!(難波店 山口)
難波店:山口 勝朗
- 店舗名
- 難波店
- 店長名
- 山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 愛聴盤
- Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
- Mos Def『Black On Both Sides』
- Massive Attack『Mezzanine』
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22年の英マーキュリープライズ最終選考にJAZZで唯一選出された注目の一枚!
Fergus McCreadie『Forest Floor』
弱冠25歳、スコットランド屈指の現代ジャズピアニスト、ファーガス・マクリーディーのトリオによる三枚目のアルバム。自然からインスピレーションを得たといわれる楽曲は、洗練された現代ジャズの雰囲気を纏いながらも広大な自然や生命の躍動を瑞々しく表現したような想像力を掻き立てられるようなトリオとは思えない楽曲がずらり。最も影響を受けたと本人が語るキース・ジャレットへのフィーリングも感じられます。本作は2022年のマーキューリープライズ最終選考作品にジャズで唯一選出されたことでも注目を集めています(梅田NU茶屋町店:清水)。
梅田NU茶屋町店 :清水 真広
- 店舗名
- 梅田NU茶屋町店
- 店長名
- 清水 真広
- 趣味
- 走るコト
- 好きなジャンル
- ロックなもの
- 愛聴盤
- Caribou『Sunddenly』
- OWEN『The Avalanche』
- 藤井風『HELP EVER HURT NEVER』
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8/5に90歳を迎えた巨匠の90年代の黄金の記録が復活!
ヴラディーミル・フェドセーエフ『フェドセーエフ 管弦楽曲録音集(キャニオンクラシックス原盤) <タワーレコード限定>』
巨匠フェドセーエフ生誕90年記念企画!キャニオンクラシックスが1990年代半ばにモスクワに乗り込んで収録を行った、フェドセーエフ指揮によるロシアの管弦楽曲を収録順に集成したタワー限定盤です。アルバム全4枚を新規でマスタリングの上、SACDハイブリッド盤としてBOX化。「展覧会の絵」や「シェエラザード」等の名曲含め、どれも必聴です!(商品開発部 北村)
ディストリビューション&レーベル事業本部:北村晋
- 店舗名
- 商品本部 商品開発部
- 名前
- 北村晋
- 趣味
- 音楽鑑賞、オーディオ、温泉、お酒
- 好きなジャンル
- CLASSIC、JAZZ
- 愛聴盤
- SOLTI&VPO『R.STRAUSS:ELEKTRA』
- BERNSTEIN&BPO『MAHLER:SYMPHONY NO.9』
- SINATRA&BASIE『IT MIGHT AS WELL BE SWING』
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極上木漏れ日フォークなRSD限定初期音源集がCDでも登場!
Karen Dalton『Shuckin' Sugar』
ディランやフレッド・ニールをも魅了したアシッドフォークの女王、カレン・ダルトンの超貴重な初期音源集!1969年の伝説的1st『IT’S SO HARD TO TELL-』や、後に発掘された初期音源集『1966』以前、1963年のキャリア最初期音源となり、パートナーであるリチャード・タッカーとのデュオで演奏されたライヴ音源。アシッド感の強い1stや名盤『IN MY OWN TIME』で見られる幽玄的な白昼夢サウンドというよりも、素晴らし過ぎるジャケ写の通り、素朴なギターとバンジョーのアンサンブル、気怠く牧歌的な歌心とハーモニーが存分に味わえる作品。何となく秋なイメージだったカレン・ダルトンの印象が変わる?木漏れ日感溢れる夏に聴きたい1枚です!(オンライン:巻本)
オンライン:巻本 拓也
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 巻本 拓也
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 愛聴盤
- ARTHUR RUSSELL『Love is Overtaking Me』
- MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS『Live In Tokyo』
- 汝、我が民に非ズ『つらい思いを抱きしめて』
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シティポップでありフュージョンでありニューエイジであり
鈴木茂『Sunset Hills Hotel RESERVATION CALENDAR』
鈴木茂がサウンドプロデュースを手掛けた1987年作がこの度、晴れてアナログ再発となったわけだが、ここで聴けるのはいわゆるティン・パン・アレー的な音ではない。写真集『Sunset Hills Hotel』からのイメージを音を使って表現したものらしく、いわゆる当時流行したニューエイジなどとも接近した趣向。鈴木茂のほか、林哲司、財津和夫らが作曲で参加していることもあって、アルバム自体は起伏も感じられるも、全体のトーンは見事にまとまっており、心と体をずっと委ねていたくなる。(オンライン 奥田)
オンライン:奥田 賢悟
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 奥田 賢悟
- 趣味
- 調べもの
- 好きなジャンル
- J-POP
- 愛聴盤
- 近田春夫 & ハルヲフォン『電撃的東京』
- 電気グルーヴ『A』
- フィッシュマンズ『LONG SEASON』
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RANCID直径の2TONE/スカ・パンク!
The Interrupters『In The Wild』
RANCIDのティム・アームストロングのプロデュースでもお馴染みのLA発スカ・パンク・バンド、ジ・インタラプターズの4年振りとなり4thアルバムがHellcat Recordsからリリース!今作はメンバーであるケヴィン(G)の初プロデュース作ですが、これまでを踏襲した2トーン/スカ/レゲエ/パンク・サウンドには更に磨きがかかり、エイミー(Vo)のキャッチーなメロディも相変わらず最高。今作でもティム・アームストロングが2曲目でゲスト参加!(商品本部・本田)
商品本部:本田 良
- 店舗名
- 商品本部
- 名前
- 本田 良
- 趣味
- ワイン、刑事ドラマ
- 好きなジャンル
- PUNK/EMO/ALTERNATIVE
- 愛聴盤
- Jawbreaker『24 Hour Revenge Therapy』
- The Promise Ring『Very Emergency』
- starmarket『starmarket』
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自由なインプロヴィゼーションをベースに編集された情景豊かなサウンド!
Carlos Nino & Friends『エクストラ・プレゼンス [MQA-CD](RM)』
ヒップホップからジャズ、エレクトロニカまで多岐に渡るジャンルの活動を経て、近年ではアンビエント、ニューエイジ、スピリチュアル・ジャズの良作を連発しているカルロス・ニーニョの最新アルバム。もともとは2020年にアナログとカセットのみでリリースされていたものにリマスタリングを施し、さらに全7曲の新録音源をプラス。サム・ゲンデルなど旬な共演者に加え、ニューエイジ界の2大巨頭であるララージとヤソスまで参加した情景豊かなサウンドは必聴です!(金沢フォーラス店:米山)
金沢フォーラス店:米山 大紀
- 店舗名
- 金沢フォーラス店
- 店長名
- 米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールド・ミュージック、ハードコア・パンク
- 愛聴盤
- Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas(7")』
- Van Dyke Parks『Discover America』
- 早川義夫+佐久間正英+HONZI『I LOVE HONZI バイオリニストHONZIに捧ぐ』
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ファレル・ウィリアムスを泣かした才能が放つ新作。注目です!
Maggie Rogers『Surrender(INTL)』
大学の授業の一環で自作曲「alaska」をファレルに聴かせたところ感動のあまり泣き出してしまったことが話題となりデビュー、そして第62回グラミー賞最優秀新人賞へのノミネートまで果たしたマギー・ロジャースの3年振り2作目。ハリー・スタイルズとの仕事で知られるキッド・ハープーンがプロデュースを担当。’80年~’90年代のROCK/POPの香りもさらりとさせながらもフレッシュなサウンドが最高。少し気怠いボーカルで歌われるメロディがとにかく人懐っこく、1度再生すると止まらなくなります。Jon Batiste ,Florence Welch も参加!(商品本部:狩野)
吉祥寺店:狩野 卓永
- 店舗名
- 吉祥寺店
- 店長名
- 狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 愛聴盤
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
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ドリーミーなフォークポップ!下北から一筋縄でいかないNEWバンド!
suya suya junction『hometown』
下北沢拠点。20202年結成。ありそうでなかったというか、ゆるくはあるけど牧歌的ではない。どこか物悲しい。サッドコアにジャンル的には近いのでしょうか。くるりが表現する機微あり、羊文学のドリーミーさとも共振。夢と日常生活を同一時間軸で描く新しさ。これからどこへでも広がっていけそうな自由さがにじみ出ていて、楽曲そもののはもちろん、未来を見させてくれるところにも、笑みがこぼれてしまう。(ららぽーとTOKYO BAY店:滝野)
ららぽーとTOKYO BAY店:滝野多朗
- 店舗名
- ららぽーとTOKYO BAY店
- 店長名
- 滝野多朗
- 趣味
- アート鑑賞/自然派ワイン
- 好きなジャンル
- J-INDIES/ローファイ/変拍子
- 愛聴盤
- たま『汽車には誰も乗っていない 』
- くるり『ファンデリア』
- Tom Waits『The Heart of Saturday Night』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2022年08月19日 12:00