9月9日公開:タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2022年9月9日公開
堀込泰行とともに鳴らす、普遍的なシティーミュージックの素晴らしさ。
流線形『インコンプリート』
クニモンド瀧口によるプロジェクト・流線形 16年ぶりのミニアルバム。シティポップの再評価が高まる中、現行シーンの先駆者ともいわれる流線形名義での待望の新作。ほぼ全編に堀込泰行を迎え鳴らすのは「シティーミュージック」。時代にとらわれず、生音に拘り、丁寧に紡がれたそのサウンドは、その普遍的な魅力を存分に発揮したタイムレスでプライスレスな一枚。Fifth Avenue Band? CTI? なジャケットの遊びゴコロも含め素敵な名盤。 (渋谷店:松本)
渋谷店:松本 創太
- 店舗名
- 渋谷店
- 名前
- 松本 創太
- 趣味
- 喫茶店、睡眠。
- 好きなジャンル
- CITY POP,AOR,ROCK,POPS…
- 愛聴盤
- サザンオールスターズ『Young Love』
- James Taylor『One Man Dog』
- Matthew Sweet『Girlfriend』
◆◆◆◆◆
HIPHOPオタクぶりが爆発!
Logic『Vinyl Days』
これまでに数十億のストリーム数を叩き出し、Billboardトップ5入りやゴールドディスク認定も果たしている現代屈指の実力派MCによる今作は、タイトル通りVinyl愛に満ちた全編極太の90'sブーンバップ作!ヘッズなら黙って首を振るしかない御大(22)RZA、(28)DJ Premier参加曲から、Blu&Exile参加の(25)など人選も分かりすぎてて泣ける!J.ColeやKendrick Lamarと共に聴き継がれるべき現代最高峰のREAL HIPHOP!!(渋谷店:常谷)
渋谷店:常谷 卓
- 店舗名
- 渋谷店
- 名前
- 常谷 卓
- 趣味
- adidas、Cazal
- 好きなジャンル
- HIPHOP、ネタもの
- 愛聴盤
- The Roots『Do You Want More ?!!!??!』
- Group Home『Livin' Proof』
- V.A.『Connect vol.1』
◆◆◆◆◆
デビュー作が高い評価を得たZ世代のSSWの待望の2作目!
Stella Donnelly『Flood』
11月~12月の来日公演も待ち遠しい、ステラ・ドネリーの待望の2ndアルバム!楽曲の良さと表現力豊かなヴォーカルで高い評価を得たデビュー作「Beware of the Dogs」はギターで曲作りを行ったが、本作はピアノをベースに曲作りを行っており、前作とは違った世界観を楽しめる1枚。自分と向き合うためオーストラリア各地を周り作曲しただけに内相的な楽曲が多いが、前作同様にキラキラしたメロディは健在。自信と向き合い成長した彼女の等身大の気持ちに触れることが出来る傑作!(京都店:藤瀬)
京都店:藤瀬雅文
- 店舗名
- 京都店
- 店長名
- 藤瀬雅文
- 趣味
- おいしいお店探し、歴史探訪
- 好きなジャンル
- ほぼオールジャンル
- 愛聴盤
- The 1975『I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware of It』
- kiki vivi lily『vivid』
- Duke Ellington『Money Jungle』
◆◆◆◆◆
デビューから35年を超えたグー・グー・ドールスのニューアルバム!!
Goo Goo Dolls『Chaos In Bloom』
バンドを紹介する際によく使用される「下積み10年」や「アメリカで最も有名な無名バンド」といった表現は、コンスタントに良質な作品のリリースやライブを35年以上重ねてきたからこそ活きるキャッチフレーズであって、もはやアメリカの国民的バンドと言っても過言ではない彼らの新作がリリース!王道アメリカン・ロックが爽快な仕上がりで、キャッチーなメロディとヘヴィーなサウンドが楽曲ごとやアレンジによって楽しめます!かつての超特大ヒット曲「Name」や「Iris」に匹敵するような名バラード(9)は必聴です!(難波店:山口)
難波店:山口 勝朗
- 店舗名
- 難波店
- 店長名
- 山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 愛聴盤
- Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
- Mos Def『Black On Both Sides』
- Massive Attack『Mezzanine』
◆◆◆◆◆
硬派な最高峰ドラマーによる新たな金字塔!
Billy Drummond『Valse Sinistre』
1990年代より数多くの傑作に参加してきたNYジャズシーンのトップ・ドラマー、ビリー・ドラモンドがリーダーアルバムをリリース!ディーナ・ステファンズ(Sax)、デズロン・ダグラス(b)らとの強力カルテットで伝統に根差した揺るぎのない極上アコースティック・ジャズを。これぞ神髄!(梅田NU茶屋町店:清水)
梅田NU茶屋町店 :清水 真広
- 店舗名
- 梅田NU茶屋町店
- 店長名
- 清水 真広
- 趣味
- 走るコト
- 好きなジャンル
- ロックなもの
- 愛聴盤
- Caribou『Sunddenly』
- OWEN『The Avalanche』
- 藤井風『HELP EVER HURT NEVER』
◆◆◆◆◆
最強のトロンボーン4重奏のデビューアルバム!
スライド・モンスターズ『スライド・モンスターズ』
日本を代表し名実共に音楽シーンの最前線で活躍する中川英二郎と、全世界の金管奏者が憧れ、トロンボーン界のトップに君臨し続けるニューヨーク・フィルの首席ジョゼフ・アレッシが中心となって結成された新感覚ユニットのデビュー盤!コロナ状況化でこの3年、ライヴ活動が制限されるなか、ようやく2022年9月に2ndアルバムがリリースするに伴い、2018年発売のこの1stは必聴!ジャンルを超えたトロンボーン4本だけの最もシンプルな編成は、音楽の可能性を垣間見せてくれます。(商品開発部:北村)
ディストリビューション&レーベル事業本部:北村晋
- 店舗名
- 商品本部 商品開発部
- 名前
- 北村晋
- 趣味
- 音楽鑑賞、オーディオ、温泉、お酒
- 好きなジャンル
- CLASSIC、JAZZ
- 愛聴盤
- SOLTI&VPO『R.STRAUSS:ELEKTRA』
- BERNSTEIN&BPO『MAHLER:SYMPHONY NO.9』
- SINATRA&BASIE『IT MIGHT AS WELL BE SWING』
◆◆◆◆◆
1971年ドイツ産、愛/平和/自由を謳った異色のアシッド・フォーク名盤
Amon Duul『楽園に向かうデュール 』
1967年ミュンヘンで結成された芸術コミューンにしてクラウト・ロック最初期のバンド=アモン・デュール(後に音楽志向のAMON DUUL IIに分裂)による71年最終作がリマスター復刻!フリーな精神の元制作された前2作『サイケデリック・アンダーグラウンド』『破壊』の攻撃的でアヴァンギャルドなサウンドから一転、破綻しきったバンドの内情を表す退廃的ムード漂う作品ですが、この虚無感と脱力感に溢れた無の境地的な精神世界の音楽が逆に最高!浮遊するギターのアルペジオとプリミティブなリズムによるドラッギーな異色のアシッド・フォーク名盤!CANやアシュラ好きも注目です。(オンライン:巻本)
オンライン:巻本 拓也
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 巻本 拓也
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 愛聴盤
- ARTHUR RUSSELL『Love is Overtaking Me』
- MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS『Live In Tokyo』
- 汝、我が民に非ズ『つらい思いを抱きしめて』
◆◆◆◆◆
1979年の共演の模様を収録した貴重音源
ムーンライダーズ+佐藤奈々子『Radio Moon and Roses 1979Hz』
いわゆるシティ・ポップ・ブームがあぶりだした恰好なのか、こういった音源が正式リリースされるとは、感慨深い。「スタジオ・ミュージシャン 」が、「ぼくらが普段やってる仕事のテーマソングみたいなもの」との紹介からはじまるのも、泣いていいのか笑っていいのか。佐藤奈々子の立ち位置ってのがスタジオ盤を聴いているだけでは理解できていなかったが、コケティッシュなMCからなんとなくわかった気もした。惜しむらくは、解説などブックレットを充実してほしかったところだが、もっとこの手のラジオライヴなどの発掘・再発が進んでくれるとありがたい。(オンライン:奥田)
オンライン:奥田 賢悟
- 店舗名
- オンライン
- 名前
- 奥田 賢悟
- 趣味
- 調べもの
- 好きなジャンル
- J-POP
- 愛聴盤
- 近田春夫 & ハルヲフォン『電撃的東京』
- 電気グルーヴ『A』
- フィッシュマンズ『LONG SEASON』
◆◆◆◆◆
ハウス・クラシックしか収録していない伝説的音源!
Mr. Fingers『Amnesia <限定盤>(RM)』
ハウス好きのみならず全ての音楽ファンに大推薦の伝説的音源がリマスターにて再降臨!ディープ・ハウスの始祖、シカゴ・ハウスのリヴィング・レジェンド、ラリー・ハードがミスター・フィンガーズ名義で生み出した「CAN YOU FEEL IT 」、「WASHING MACHINE 」、「SLAM DANCE 」、「MYSTERY OF LOVE 」等のハウス・クラシック、大名曲を収録した88年の今作。無許可でのリリース、ブートの氾濫など辛酸もなめたラリー・ハード、自身のAlleviated Records & Musicから再発が叶ったことも泣けます!(金沢フォーラス店:米山)
金沢フォーラス店:米山 大紀
- 店舗名
- 金沢フォーラス店
- 店長名
- 米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールド・ミュージック、ハードコア・パンク
- 愛聴盤
- Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas(7")』
- Van Dyke Parks『Discover America』
- 早川義夫+佐久間正英+HONZI『I LOVE HONZI バイオリニストHONZIに捧ぐ』
◆◆◆◆◆
アメリカーナ/オルタナ・カントリーの重鎮、ジェリー・ジェフ・ウォーカーを唄う!
Steve Earle & The Dukes『JERRY JEFF <限定盤>(+3)』
約40年以上に渡り、アメリカーナ~オルタナ・カントリーの顔役として活躍してきたスティーヴ・アール。テキサスの先人たるシンガーソングライターへの敬意をこめて、これまでタウンズ・ヴァン・ザント、ガイ・クラーク、昨年は亡き息子ジャスティン…へのトリビュート盤を発表。そして、今作は遂にジェリー・ジェフ・ウォーカーが登場。これまでになく軽やかなアールの歌声に泣ける1枚。もちろん名曲「ミスター・ボー・ジャングル」演ってます。(商品本部:狩野)
商品本部:狩野 卓永
- 店舗名
- 商品本部
- 店長名
- 狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 愛聴盤
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
◆◆◆◆◆
称賛を浴びるバンドの最新作!オルタナ×ジャム的に乗るポエトリーの妙!
SuiseiNoboAz『GHOST IN THE MACHINE DRUM』
前作「3020」において、コロナ禍での音楽の意義をSF的視点から描き出し、称賛を浴びた彼らの、約1年半ぶりのアルバム。詞の視点は現実の憂いから、音楽の未来に移行しており、AIその他が浸透する時代に、音楽/表現ができることをとことんつきつめています。楽曲も、オルタナを軸に、現代JAZZ~チルなヒッポホップ~Coneliusと共振するようなアプローチに乗せて、Vo.石原の歌ともいえぬ語りともいえぬ主張がぎゅんぎゅん染み込んできます。前々作までのある種のエモさやギターロック的高揚感を抑え、全体のニュアンスは禅や哲学的思弁のようにも思えます。(ららぽーとTOKYO-BAY店:滝野)
ららぽーとTOKYO BAY店:滝野多朗
- 店舗名
- ららぽーとTOKYO BAY店
- 店長名
- 滝野多朗
- 趣味
- アート鑑賞/自然派ワイン
- 好きなジャンル
- J-INDIES/ローファイ/変拍子
- 愛聴盤
- たま『汽車には誰も乗っていない 』
- くるり『ファンデリア』
- Tom Waits『The Heart of Saturday Night』
◆◆◆◆◆
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2022年09月09日 12:00