THA BLUE HERB|ライブDVD『CAN YOU SEE THE FUTURE?』12月14日発売
THA BLUE HERB、4年振りの映像作品は、2020年に行った地元札幌ススキノのビルでの無観客配信ライブ。
コロナ禍真っ只中、そこで、底で何が起きていたのか、2時間半、ノーカットで映像化。
収録内容
01. RETURNING
02. 前口上
03. HELL-O MY NAME IS...
04. WE WANT IT TO BE REAL
05. ONCE UPON A LAIF IN SAPPORO
06. 介錯
07. BLOODY INK
08. NOW IS NOT THE TIME
09. STOICIZM
10. TRAINING DAYS
11. JAPANESE HIPHOP AND ME
12. I PAY BACK
13. LIKE THE DEAD END KIDS
14. 2020
15. TENDERLY
16. SMILE WITH TEARS
17. BATTY REALIZED
18. それから
19. KEEP ON AND YOU DON'T STOP
20. THE WAY HOPE GOES
21. MAINLINE
22. LOSER AND STILL CHAMPION
23. THE BEST IS YET TO COME
24. RIGHT ON
25. 未来は俺等の手の中
26. バラッドを俺等に
27. MY LOVE TOWNS
28. AND AGAIN
29. MAKE IT LAST FOR...
30. この夜だけは
31. 今日無事
THA BLUE HERB RECORDINGS コメント
現在結成25周年記念ライブツアー中のTHA BLUE HERB。
映像作品としては計9作目、結成20周年記念で行った野音公演のDVD
「20YEARS, PASSION & RAIN」以来、4年ぶりの発表となります。
内容は、2020年6月6日に地元札幌ススキノのビルの屋上で行った無観客での配信ライブをノーカットで収録しました。
時は2020年6月6日。コロナ禍もいよいよ本番の様相を見せていた頃、非日常が日常となり、音楽は不要不急の名の下に遠ざけられ、我々も出演予定だったライブ、フェスが全てキャンセルとなりました。
しかし世の混乱はそれでは収まらず、錯綜する情報、機能不全な政治、オリンピックの延期、突如燃え上がったBLM、医療従事者の皆さんの奮闘、、、
メッセージのインスピレーションとなる事象は待ったなしで噴出していました。
発言、表現する場を奪われた我々でしたが、そのまま黙っているという選択肢は当然なく、場がないのなら、自分達で作ろうじゃないかと思い立ち、地元札幌から配信ライブを敢行しました。
18時スタートで、そこから2時間半。ススキノの屋上からの札幌の景色が徐々に暮れて行き、やがて闇に包まれ、ネオンが瞬くという時間軸の中で、それに合わせるかのように深まっていくライブ。先の見えない現実の閉塞感と突破の志向がせめぎ合う、その時にしか選ばれなかったであろう選曲、曲順。今、結果的に生き残ったその未来、2022年に改めて観ると、その時、我々が何を想い、何を恐れ、何を望んでいたのかがはっきりと映っています。あらゆる分断も含め、人との接触から遠ざけられた状況下、追い詰められ、退路を絶ったビルの屋上、同じ空で繋がる日本、界へと発せられた音と言葉、「CAN YOU SEE THE FUTURE?」。
THA BLUE HERB、年齢も含め、今がコロナ禍であろうとなかろうと、歳月と共に出来なくなった事に囚われず、現在時刻出来る事をやっていく。そして事実、ここまでやれる。
それは音楽すらも超える、狂ったこの世をサバイブしていく示唆に富んだ映像だと我々は信じております。
宜しくお願い致します。