Homecomings×TOWER RECORDS presents「最近何聴いてんの?」
心地よいメロディの中で日常の細やかな描写を紡ぐような歌詞、耽美でどこか懐かしさを感じさせる歌声。聞く人の耳に寄り添う音楽で国内外に支持を広げているHomecomings。そんなホムカミメンバーの最近の愛聴盤をご紹介!新作『New Neighbors』を紐解く鍵がここに?!
▼畳野彩加's choice
▼福田穂那美's choice
▼石田成美's choice
▼福富優樹's choice
畳野彩加's choice:SOAK『If I Never Know You Like This Again』
SOAKは1st Album『Before We Forgot How to Dream』から大好きで2022年の春にこのアルバムが出てからしばらくこのアルバムしか聴いていない時期があったくらいすごく好きな作品です。特に"last july"に心奪われました。"Shadow Boxer"の音像や後半部分の盛り上がりにこの曲の要素が含まれていて、ライブを想像してわくわくしながら制作しました。ジャケットもすごく素敵。いつかライブで"last july"が聴ける日が来たら良いなと思います。
福田穂那美's choice:The Postal Service『Give Up』
もともとDeath Cab For Cutieが好きで、曲を作るうえで福富さんからリファレンスとしてこのアルバムを教えてもらって聞き込んでいたのですが、私はやっぱりエレクトロニカも好きだったんだなということを改めて気づかせてくれるアルバムでした。このアルバムのエッセンスをたくさん詰め込んだ曲があるので、どの曲なのかぜひ探してみてください!
石田成美's choice:サカナクション『NIGHT FISHING』
アルバムの全体像が少しずつ見え始めたころ、制作していく中で「Y2K」というキーワードがあがっていて、私が一番に思い浮かべたのがこのアルバムでした。それは今巻き起こっている世界的なムーブメントを捉えるためというよりも、純粋にそれぞれのルーツやHomecomingsの音楽遍歴を振り返るためにぴったりなキーワードで、今回のアルバムの指針になったんじゃないかなと思います。ずっとCD棚に大事にとってある、聴くとエモーショナルが溢れ出すようなアルバム。『New Neighbors』もそんな一枚になれば嬉しいです!
福富優樹's choice:Pale Waves『Who Am I?』
「自分たちのルーツとなる大好きな音楽をごちゃまぜにする」という、ざっくりとしたテーマでアルバムを作っていくにあたってMachine Gun Kellyと並んで影響を受けたバンドがPale Wavesです。ポップパンク、エモ、インディロック、時にはダンス・ミュージックを今の感覚とクィアなメッセージ性でもって鳴らすその姿にとても憧れています。
よりラウドでパワフルな表現に踏み出した最新作も大好きなのですが、特にこのアルバムには何度も救われました。アヴリル・ラヴィーンをオマージュしたジャケットも最高です。
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Homecomings 5枚目のアルバム『New Neighbors』