シメオンクァルテットによるシメオン・テン・ホルトのカント・オスティナート(4台ピアノ版)、待望の新録音が登場!(2枚組)
20世紀のオランダで最も人気のあった作品のひとつ《カント・オスティナート》!作曲から50年がたった今、原典である「4台ピアノ版」の最新録音が登場!
現代オランダを代表する作曲家シメオン・テン・ホルト(1923-2012)による《カント・オスティナート》の新録音が登場!この作品はオランダ音楽を語る上で欠かすことの出来ない傑作でこれまでにも様々な楽器で演奏するために編曲されてきました。
今回は原曲である「4台ピアノ版」でのリリースで改めてこの作品の原点ともいえる響きをお楽しみいただけます。演奏会によってはマットレスでの上で寝転んで観賞したり、グランドピアノの真下に寝転んで楽しむ聴衆がいるといい、なぜこれほどまでにこの作品が愛されたのか、作曲者であるシメオン・テン・ホルト自身も分からなかったと言います。《カント・オスティナート》が世に出てから約50年。改めてこの作品の魅力を考えてみる時が来ました。
演奏は1996年に結成されシメオン・テン・ホルトの名を冠した「シメオンクァルテット」で毎年《カント・オスティナート》を弾いています。彼らの中にはシメオン・テン・ホルトに師事し、共演経験もあるメンバーも含まれています。
ピアノは、2015年にダニエル・バレンボイムが弾いて話題となったクリス・マーネ(Chris Maene)の平行弦ピアノ(Straight Strung Concert Grand)。現代の一般的なグランド・ピアノのように弦が交差しておらず、フォルテピアノやチェンバロのようにすべて平行に張られているこのピアノは、フォルテ・ピアノとモダン・ピアノの特徴を併せ持った独特のサウンドをお楽しみいただけます。
(東京エムプラス)
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
【曲目】
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート(4台ピアノ版)
【演奏】
シメオンクァルテット
※使用楽器:クリス・マーネ製作「Straight Strung Grand Piano」
掲載: 2023年05月24日 00:00