6月2日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2023年6月2日公開
DJ達が愛したフィリー裏名盤!
Dexter Wansel『Life On Mars~(2CD)』
Ultimate Breaks&Beatsなネタものとして知られる76年の1stから、モダンな79年の4thまでの入手困難な初期4作品をリマスターし、2CDに完全収録!Eric B.& RakimやDJ Shadowネタとして人気のB-BOYアンセム(7)「Theme From The Planets」をはじめ、Chemical BrothersからKendrick Lamarまでネタ使いしたアーティストは数知れず。ファンクからメロウまで名仕事の連続!!(常谷)
渋谷店:常谷 卓
- 趣味
- adidas、Cazal
- 好きなジャンル
- HIPHOP、ネタもの
- 私を構成する3枚
- The Roots『Do You Want More ?!!!??!』
- Group Home『Livin' Proof』
- V.A.『Connect vol.1』
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ペイズリー、オルタナ・カントリーを経た現代的カントリー・ロックの最高峰
The Long Ryders『September November』
ペイズリー・アンダーグラウンドの中ではカントリー・ロック色の濃いバンドで、中心人物のシド・グリフィンはグラム・パーゾンズの研究科としても有名。この作品は復活2作目で、前作の後メンバーの死を乗り越えて制作された。とにかく楽曲のクオリティが高く、カントリー・ロックを通過した普遍的なロックの一つの到達点。(中上)
新宿店:中上 雅夫
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- The Scruffs『Wanna meet The Scruffs?』
- Plimsouls『One Night In America』
- Tommy Hoehn『Spacebreak』
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多くのアーティストから支持を集める、2015年リリースの"名盤"が再プレス!
工藤祐次郎『葬儀屋の娘(DIGI)』
東京都・阿佐ヶ谷を拠点に活躍する宮崎県出身のSSW=工藤祐次郎が、2015年にリリースした2ndアルバムが再プレス!サニーデイ・サービスの『東京』のジャケットを彷彿とさせる本作は、当時、曽我部恵一氏が"名盤"とツイートするなど話題に。表題曲(5)はもちろんの事、下町の土着的な雰囲気を匂わせ、「高田渡 meets ジム・オルーク」とも称される音響フォークの神髄を感じさせる(3)が個人的には大好物。妖怪や幽霊、神様など並行世界みたいなものへの憧れがあると本人が語っていましたが、"何者"の視点で書かれた歌詞なのだろうかと想像しながら聴くのが楽しい一曲。アルバムをリリースするにつれ、シンプルなギター弾き語りの色合いが強くなってきていますが、今作のような初期の雰囲気でのリリースもまた楽しみにしています。(加藤)
広島店:加藤 信喜
- 趣味
- 散歩/スパイスカレー/島巡り
- 好きなジャンル
- J-POP、ROCK/POP、ピアノ曲
- 私を構成する3枚
- Chilly Gonzales『Ivory Tower』『Ivory Tower』
- ルネ・ラルー『ファンタスティック・プラネット』
- Gus Dapperton『Where Polly People Go to Read』
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『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の続編となる壮大なロックオペラ !
Smashing Pumpkins『Atum』
90年代ロックを代表する名盤『メロンコリーそして終りのない悲しみ』・2000年発表の『マシーナ』の続編と位置づけた本作ということで、グランジ/オルタナファンのみならず要注目作です!オジナル・メンバーのジェームズ・イハとジミー・チェンバリン復帰後3作目となる本作は3部構成の壮大なロック・オペラで、スマパンでしか表現できない唯一無二のサウンドを鳴らしています。個人的にはヘヴィーなギターサウンドが印象的な最終幕が胸熱!(安波)
神戸店:安波 教道
- 趣味
- 映画鑑賞
- 好きなジャンル
- ドリーム・ポップ
- 私を構成する3枚
- DJ KRUSH『Strictly Turntabilized』
- downy『第二作品集『無題』』
- フィッシュマンズ『Aloha Polydor』
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ボストン発、アイリッシュ・パンク・バンド12枚目のアルバムをDrop!
Dropkick Murphys『Okemah Rising』
故'Woody Guthrieの言葉に命を吹き込むプロジェクト第2弾!ゲスト陣も豪華!フォーク・パンクのレジェンド Violent Femmes、ボストンの反逆児 Jesse Ahern、カントリー歌手 Jaime Wyattを迎え、「言葉」先行でオリジナル楽曲をつけた全10曲。王道アイリッシュパンクはそのままに、モッシュ&ダイブの光景が目に浮かぶ聴きごたえ十分な内容!(石黒亮)
横浜ビブレ店:石黒 亮
- 趣味
- サッカー(フットサル)
- 好きなジャンル
- J-PUNK/LOUD全般
- 私を構成する3枚
- Hi-STANDARD『MAKING THE ROAD』
- BRAHMAN『尽未来際(2CD/RM)』
- No Use For A Name『Hard Rock Bottom』
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ワールド・ミュージックの"聖典"復刻
Various Artists『中村とうようの「大衆音楽の真実」』
中村とうよう氏による"ポピュラー音楽"への深淵なる素晴らしい音楽考察。氏の仕事を振り返る好企画の第2弾はワールド・ミュージック"大衆音楽の真実"。名著『大衆音楽の真実』と同期する歴史的考察と具体的実証、さらにはネットもオークションもない時代にコレクトされた名曲・名盤の収集に感服。世界初復刻が多数収録の聖典。(黒田)
梅田NU茶屋町店:黒田 朋規
- 趣味
- 興味と美味の探索
- 好きなジャンル
- 全般
- 私を構成する3枚
- ジミ・ヘンドリックス『BBC』
- グレン・グールド『ゴールドベルク変奏曲』
- エレファントカシマシ『生活』
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微笑みの国タイから飛び出したイケてる二人組
Hybs『MAKING STEAK』
シンセポップやネオソウルに日本のシティポップを織り交ぜたようなサウンドを聴かせてくれる、タイはバンコク出身のデュオ、ハイブス。グルーヴ感あるビートにシンセとギターカッティングが弾ける(1)や(3)、夜が似合う都会的なメロウチューン(5)など時にポップで、時にチル。HONNE、PREPなどのファンにも是非おすすめしタイ。邦題『ステーキの作り方』のセンスも、これまた素敵です。(山本)
新潟店:山本 祐介
- 趣味
- 読書、写真、スイーツ
- 好きなジャンル
- POPS、SOUL、JAZZ、FUNK
- 私を構成する3枚
- Stevie Wonder『Music Of My Mind』
- Donny Hathaway『Live』
- John Mayer『Continuum』
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自由が最高!80年代のアングラシーン超重要作品!
THE FOOLS『ウィード・ウォー オリジナル・マスター・デラックス・エディション [2CD+DVD]』
80年代の衝動!ジャパニーズパンク、ファンクの最高傑作 THE FOOLSの1stアルバム『WEED WAR』のニューミックス盤。強いメッセージ性をグルーヴに乗せて感情が爆発。未発表ライブDVDもパッケージング。出し惜しみ無しのスタンスはまさに「自由」。OKAMOTO'Sカバー(1)は全人類の気持ちを代弁。(塙)
イオンレイクタウン店:塙 勉
- 趣味
- 口笛/刑事ドラマ鑑賞/まちがい探し
- 好きなジャンル
- 昭和歌謡/日本のロック(黎明期)/GS/ボーイズポップ/J-HIP HOP
- 私を構成する3枚
- 細野晴臣『泰安洋行』
- V.A.『幻の名盤解放歌集シリーズ』
- 寺内タケシとブルージーンズ『羅生門』
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日本の劇音楽の未来を支える作曲家
阿部海太郎『Cahier de musique 音楽手帖』
NHK朝ドラ”らんまん”のサントラを手掛けている阿部海太郎が過去にNHKの番組に書き下ろした曲をまとめたアルバム。クラシック音楽をベースにしながら自由かつ計算された彼の美学が詰まっていて、ピアノと弦楽器のメロディが美しく、シンプルに心地よい作品。ジャケットデザインのように心がすっきりと晴れやかになる音楽。(油座)
リヴィン光が丘店:油座 友里恵
- 趣味
- 川、寺、本、食
- 好きなジャンル
- バンド、歌
- 私を構成する3枚
- スピッツ『ハチミツ』
- バーバラ・ボニー『ヴォルフ&R.シュトラウス:歌曲集』
- ヒグチアイ『最悪最愛』
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MUROさんの本領発揮!和レア・グルーヴ極上MIX!
MURO『室神家の盤 mixed by MURO』
"DIGGIN' VICTOR"と銘打った邦楽MIXシリーズ第3弾。和といっても、近年トレンドのシティポップ寄りではなく、緊張感とスリルを宿したレアグルーヴの本質を感じさせるMIXが今また嬉しい!特筆すべきは、若き日の坂本龍一が現代詩人にして作家の富岡多恵子と作成した(2)の収録!シンセサイザーと朗々とした歌が交錯する究極の1曲を前半に配して、グッと気持ちを上げてくれます。和モノ特有の尖り部分をストーリー性のあるMIXでまとめたMUROさんの名仕事!(小山)
オンラインMD企画・運営部:小山 健
- 趣味
- レコード収集、モダン建築巡り
- 好きなジャンル
- 60年代よりのレア・グルーヴ
- 私を構成する3枚
- James Brown『Gettin' Down To It』
- Salami Rose Joe Louis『ズラティー・ソース・ネフュー』
- 坂本龍一『オネアミスの翼』
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ノスタルジックサマーな風景が詰まった、2021年の傑作がCD化!
Pearl & The Oysters『Flowerland』
フランス出身LA在住のインディー・ポップ男女デュオによる2021年作。落日飛車のKuo-Hungが参加した楽曲で幕を開ける本作は、ビーチ・ボーイズからの影響を感じる(4)、色彩豊かな音の数々が柔らかに交差する(6)など、スペース・エイジ・ミュージックを通奏低音に、レトロフューチャーな楽曲が満載。カエターノ・ヴェローゾの名曲をラウンジーに料理した(9)も素晴らしいです!現在は〈Stones Throw〉と契約した彼ら。80'sポップからの影響を感じる最新作『Coast 2 Coast』も合わせてどうぞ!(廣川)
商品本部 商品統括部:廣川 奏
- 趣味
- 料理/ラジオ/読書/動物園・水族館巡り
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/ACID FOLK/AMBIENT
- 私を構成する3枚
- The High Llamas『Hawaii』
- Vincent Gallo『When』
- SAKEROCK『ホニャララ』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2023年06月02日 12:00