6月30日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2023年6月30日公開
風と太陽の匂い、郷愁を誘う旋律に酔いしれる夜。
Emahoy Tsege-Mariam Gebru『エチオピーク21 ~ ピアノ・ソロ』
2023年3月に99歳で亡くなった、伝説的なエチオピアの女性ピアニスト。追悼の意味も併せての国内流通盤リリース。1963年から96年までに録音されたものから編集されたアルバム。エチオピアのサティとも言われる独創的で美しいソロ・ピアノ作品で、現代で言うならばポスト・クラシカルやアンビエントにも通じるような魅力があります。(中上)
新宿店:中上 雅夫
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- The Scruffs『Wanna meet The Scruffs?』
- Plimsouls『One Night In America』
- Tommy Hoehn『Spacebreak』
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凄腕ミュージシャン達の競演を味わえる"夢"のような傑作!
Pedro Martins『Radio Misterio』
ブラジル新世代注目のギタリスト、マルチ奏者「ペドロ・マルチンス」の新作が凄い!レトロでドリーミーな音像に微睡んでいると、超絶テクで叩き起こされるという油断も隙もない作品。エリック・クラプトン、サンダーキャット、カート・ローゼンウィンケルなど参加メンバーを見ているだけで垂涎ものですが、その期待を裏切らない傑作です!(加藤)
広島店:加藤 信喜
- 趣味
- 散歩/スパイスカレー/島巡り
- 好きなジャンル
- J-POP、ROCK/POP、ピアノ曲
- 私を構成する3枚
- Chilly Gonzales『Ivory Tower』『Ivory Tower』
- ルネ・ラルー『ファンタスティック・プラネット』
- Gus Dapperton『Where Polly People Go to Read』
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90sR&Bフレイバーを効かせた現在進行形ネオソウル!
Hanah Spring『SOZO』
エモーショナルでソウルフルなヴォーカルが注目され、エリカ・バドゥやザ・ルーツ、ミュージック・ソウルチャイルドの来日公演ではオープニングアクトを務めたジャパニーズソウルディーヴァHanah Springのキャリア集大成的作品。mabanua、関口シンゴ、DJ HAZIME、石若駿、Uyama Hiroto、grooveman Spotら豪華プロデューサー陣を集結させ、90’sフレイバー溢れるR&Bをベースにしながらソウルフルにまとめ上げた1枚。(安波)
神戸店:安波 教道
- 趣味
- 映画鑑賞
- 好きなジャンル
- ドリーム・ポップ
- 私を構成する3枚
- DJ KRUSH『Strictly Turntabilized』
- downy『第二作品集『無題』』
- フィッシュマンズ『Aloha Polydor』
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通算7枚目となるニューアルバム『Coco Moon』!
Owl City『Coco Moon』
2009年にリリースした「Fireflies」が26カ国で1位を獲得!アダム・ヤングによるドリーミー・エレクトロポップ・プロジェクト 『Owl City』、通算7枚目となる待望のニューアルバム!約5年ぶりの今作は、先行シングル「Kelly Time」を含む全11曲!個人的におススメは(7)「Vitamin Sea」!彼の歌声とキャッチーなメロディーが存分に堪能できます!<ポップ>ど真ん中な傑作を是非。(横浜ビブレ店:石黒 亮)
横浜ビブレ店:石黒 亮
- 趣味
- サッカー(フットサル)
- 好きなジャンル
- J-PUNK/LOUD全般
- 私を構成する3枚
- Hi-STANDARD『MAKING THE ROAD』
- BRAHMAN『尽未来際(2CD/RM)』
- No Use For A Name『Hard Rock Bottom』
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コレ待ってた!ジャック・タチ監督映画サントラ集
ジャック・タチ『Swing』
細野晴臣にも多大な影響を与え、ヌーヴェルヴァーグの批評家達からも作品を大絶賛された仏を代表する監督/俳優のジャック・タチ監督作品のサウンド・トラック集!タチの名作を彩る名曲・名演をここまで一挙に集めた本作の意義は大きい。当時の才気溢れる音楽家達によるキュートでお洒落でユーモア溢れる音楽タチ(達)。(黒田)
梅田NU茶屋町店:黒田 朋規
- 趣味
- 興味と美味の探索
- 好きなジャンル
- 全般
- 私を構成する3枚
- ジミ・ヘンドリックス『BBC』
- グレン・グールド『ゴールドベルク変奏曲』
- エレファントカシマシ『生活』
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フランスと日本をつなぐシティポップ愛の結晶がここに!
Funkindustry『Midnight City Lovers』
フランスのファンクバンドによる土岐麻子、ナツサマー等を迎えて作り上げられた楽曲は、どれも日本のシティポップ愛に溢れ、聴けば思わずにんまり。タイトル通り心地良い海風を感じる(2)、ディスコ・ブギーな(3)、ジャミロクワイを思わせる(4)等、多彩で極上!おまけに永井博によるアートワークとは・・・万事に抜け目なし(山本)
新潟店:山本 祐介
- 趣味
- 読書、写真、スイーツ
- 好きなジャンル
- POPS、SOUL、JAZZ、FUNK
- 私を構成する3枚
- Stevie Wonder『Music Of My Mind』
- Donny Hathaway『Live』
- John Mayer『Continuum』
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和製ハードロックの開祖、初SHM-CD化!
ザ・モップス『御意見無用』
1971年5月5日発表。前作「ロックンロール'70」でGSとの決別を図ったモップスが全曲オリジナルで勝負した最高傑作。ハードロックをベースに①で阿波踊り⑤でコミックソングの要素を導入した星勝、8曲の英詞を作詞した鈴木ヒロミツの才気が最高の次元で融合。後の日本ロックにも多大なる影響を残した重要作。同時再発「雨 モップス'72」「モップスと16人の仲間」もオススメ!(塙)
イオンレイクタウン店:塙 勉
- 趣味
- 口笛/刑事ドラマ鑑賞/まちがい探し
- 好きなジャンル
- 昭和歌謡/日本のロック(黎明期)/GS/ボーイズポップ/J-HIP HOP
- 私を構成する3枚
- 細野晴臣『泰安洋行』
- V.A.『幻の名盤解放歌集シリーズ』
- 寺内タケシとブルージーンズ『羅生門』
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日本語ロックの今を支えるバンドのライブアルバム。
家主『INTO THE DOOM(LP)』
日本語ロックの歴史をしれっといい感じにアップデートしてくれている田中ヤコブ率いるバンド、家主のライブアルバムのパッケージリリース(アナログのみ)。2019年『生活の礎』と2021年『DOOM』の過去2作の名盤からの曲をライブ演奏で聞けるレコード。ライブ音源ながらとてもいい音質で、かつCD音源にはない生演奏ならではの熱も感じることができる。曲も演奏もかっこいいバンドです。(油座)
リヴィン光が丘店:油座 友里恵
- 趣味
- 川、寺、本、食
- 好きなジャンル
- バンド、歌
- 私を構成する3枚
- スピッツ『ハチミツ』
- バーバラ・ボニー『ヴォルフ&R.シュトラウス:歌曲集』
- ヒグチアイ『最悪最愛』
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サニーデイ・サービスとならぶ90'Sフォーキー名盤が初アナログ・レコード化!
ザ・ハッピーズ『アンドロメダ急行<限定盤>』
ザ・ヘアのあいさとう氏がプロデュースしたガレージ・ソウルな傑作EPを起点に、サニーデイ・サービスらとの出会いを経てフォーキーに音楽性を進化させたザ・ハッピーズ、97年発表の2ndにしてラスト・アルバム。現:イーストウッズを率いる中村ジョー氏のソウルな歌と、リズム&ブルース発~URC経由なサウンドは、60~70'sにアイデアを得た多くの90'sの音楽の中でも頭一つ抜けた格好良さ。冒頭「モーニング・ブルース」のビターなメロウネス、今なお最高です!(小山)
オンラインMD企画・運営部:小山 健
- 趣味
- レコード収集、モダン建築巡り
- 好きなジャンル
- 60年代よりのレア・グルーヴ
- 私を構成する3枚
- James Brown『Gettin' Down To It』
- Salami Rose Joe Louis『ズラティー・ソース・ネフュー』
- 坂本龍一『オネアミスの翼』
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韓国のシューゲイザー・プロジェクトが鳴らす爆音必聴盤!
Parannoul『After the Magic』
岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』からの影響を公言する、韓国のシューゲイズ・プロジェクト=パラノウルによる3作目。ギターのディストーションを中心に生み出されたエモさ溢れる壮大なサウンドで、(1)から最終曲まで最高に次ぐ最高の嵐。エレクトロニカやアンビエントをも取り入れた多彩なサウンドスケープで、Pitchforkでも8.4(BEST NEW MUSIC)を獲得。数あるシューゲイザー名盤に新たな1枚が加わりました!(廣川)
商品本部 商品統括部:廣川 奏
- 趣味
- 料理/ラジオ/読書/動物園・水族館巡り
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/ACID FOLK/AMBIENT
- 私を構成する3枚
- The High Llamas『Hawaii』
- Vincent Gallo『When』
- SAKEROCK『ホニャララ』
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Everybody Loves "Roy Ayers"!
Oh No/Roy Ayers『Good Vibes/Bad Vibes』
STONES THROWからのリリースでも知られ、De La Soulらの楽曲をも手掛けるMadlibの実弟Oh Noが、サンプリングカルチャー史上最も偉大なヴィブラフォン奏者Roy Ayersの楽曲を全編サンプリングしたビートアルバムをリリース!(2)(4)(9)などカラフルなGood Vibes満載の前半、(11)(15)など怒りを表現したBADでDOPEな後半で光と影を表現。Lo-Fi HIPHOPとは別次元で鳴る心地良さの桃源郷!日本が誇る鬼才、青山トキオ氏によるジャケも素晴らしい!!(常谷)
渋谷店:常谷 卓
- 趣味
- adidas、Cazal
- 好きなジャンル
- HIPHOP、ネタもの
- 私を構成する3枚
- The Roots『Do You Want More ?!!!??!』
- Group Home『Livin' Proof』
- V.A.『Connect vol.1』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2023年06月30日 12:00