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山下達郎『GO AHEAD!』|TOWER RECORDS LOVES...TATSURO YAMASHITA

山下達郎


アーティストとしての行く末を大きく左右させた初期最重要作品

“Go Ahead”は様々な意味をもつ。「さぁ、どうぞ」と道を譲る意味や、「もう好きにやってくれ!」といった感じの否定的な意味、はたまた「やってみな」と背中を押す意味。このアルバムが成功しなければこれを最後に今後は職業作曲家として...という達郎さんの想いがあったことを考えるとどれも当てはまるような気がして興味深い。今となってはお決まりの一人多重コーラスから幕開け、楽曲の出来がどれも素晴らしかったと細野さんが語るリンダ・キャリエールへの提供曲(2)、ザ・キングトーンズへの提供曲(3)がシングルカットされた際のカップリングで、予期せぬブレイクへと繋がったファンキーチューン(6)、前ライヴ作品『IT'S A POPPIN' TIME』にも収録された(8)等、実にバラエティ豊かな作品に。今作までの4作品を手掛けたペーター佐藤氏によるジャケットも何週か回ってGOOD!(タワーレコード 塚元 雄太)



その後の達郎さんの路線を決定づけた名盤。まずはここから?

リアルタイムを経験していない後追いの音楽ラヴァー視点から見るなら達郎さんの世界に入るならまずはここから入るのはいかがだろう。何と言ってもディスコヒットを記録した「BOMBER」田中章弘さんのスラップベースソロは戦後の邦楽の中でも特筆すべき名演でその後の難波さんのkeyからボーカルラインに戻る所は何度聴いてもゾクゾクします。その他「Let's Dance Baby」「Love Celebration」「潮騒」と名曲揃い。当時の米国西海岸のAOR名盤やディスコ&ブルーアイド・ソウル名盤と比べてもクオリティでは全く引けを取らない。(タワーレコード 熊谷 祥)



ここがターニングポイント。後の快進撃に繋がる重要作。

ここまでの作品がセール的に奮わず、これが最後やりたいことをやり切るという思いで制作された3rdアルバム。大阪のディスコでヒットしブレイクのきっかけとなった「BOMBER」、キングトーンズに提供された楽曲(3)のセルフカバー、日本語歌詞による笠井紀美子「ヴァイブレーション」でも知られる(2)、フィル・スペクタープロデュースでモダン・フォーク・カルテットが録音した(9)のカバー、ウォール・オブ・サウンドな(10)など他のアーティストへ提供した楽曲やカバーを含めバラエティに富んだ内容で、その後の代表曲がとなる曲が並ぶ初期の重要作。(タワーレコード 寺本 将巳)



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