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THA BLUE HERB|ライブDVD『YOU MAKE US FEEL WE ARE REAL (結成25周年TOUR 2022)』&『続・ラッパーの一分 (tha BOSS「IN THE NAME OF HIPHOP II」RELEASE LIVE)』10月18日同時発売

THA BLUE HERB

THA BLUE HERB、映像作品を2作品同日リリース!


THA BLUE HERBが、映像作品2タイトル『YOU MAKE US FEEL WE ARE REAL』、『続・ラッパーの一分』をリリース。『YOU MAKE US FEEL WE ARE REAL』は、2022年秋に行われたTHA BLUE HERB結成25周年TOURを収めた作品で、全てTHA BLUE HERB名義の楽曲で構成されたセットリストで、那覇から福岡、広島、大阪、名古屋、金沢、京都、東京、仙台、ホーム札幌、そしてファイナル北見までの11都市、追加公演含め計13公演の映像が収録されている。『続・ラッパーの一分』は、ILL-BOSSTINOのソロ・プロジェクトであるtha BOSSが今年発表したソロアルバム『IN THE NAME OF HIPHOP II』のリリース・ライブとして行われた5月31日@東京・恵比寿LIQUIDROOMの公演を収録した作品で、アルバムに参加したラッパーも全員出演した特別な一夜が収録されている。

コメント from ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)

●「YOU MAKE US FEEL WE ARE REAL」●
1998年の曲と2020年の曲が同居する、全てTHA BLUE HERB名義の楽曲、O.N.Oによるオリジナルトラックのみで構築された25周年の特別ライブセットはツアー中から大きな驚きを持って迎えられました。過去、現在、未来を何度も行き来しながら、伏線の回収と説得力の増幅を幾度も繰り返し、この旅にどこかで合流したオーディエンス各々の人生、その明暗とも融合しながら、祝祭の絶頂の瞬間に向かって昇って行きます。ライブハウスやクラブに集まる事や、そこで声を出す事も憚られるようなコロナ禍の下、各地それでも集まってくれたマスク姿のオーディエンス達。再会に浸る間もなく、肉体はフロアに書かれたマス目に置きつつも、心は開放に向かって突破しようと、1曲目のビートの1音目からすぐにいつもの緊張感マックスの本編が始まります。歓声や絶叫を一身に受け止め、その熱量が高ければ高いほど精度を高めていく、1MC1DJ当代随一のライブアクトを自ら名乗ってきたTHA BLUE HERB。その論拠、25年間で培われたオーディエンスからの信用、オーディエンスへの信頼。それこそが演奏の質、開かれていく心、その内に露わになってくる感謝の源泉であり、努力の理由であり、果てには歓びであり、次への約束である。大きい街でも小さい街でも、大きい会場でも小さい会場でも、そこに映るオーディエンスとの想いのやり取りにそれを確信するのです。

既に多くの並走者(同業者)がこの25年の間に姿を消しました。まさに長距離走者を地で行くTHA BLUE HERB。今もこうして多くの並走者(オーディエンス)と共に、明快に、前向きに、未開のフロンティアを突っ走っております。

●「続・ラッパーの一分」●
「一分」とは、それ以上は譲る事の出来ない名誉や面目。

「IN THE NAME OF HIPHOP II」は、THA BLUE HERBでの制作の要、O.N.Oのビートから離れて、全国各地のビートメイカーにそれを依頼して完成され、同時に言葉の部分を全てILL-BOSSTINOのみで構築するTHA BLUE HERBの制作とは違い、フィーチャリングにラッパーを招き制作されました。リリースライブは、そのラッパー達も全員出演しており、そこが従来のTHA BLUE HERBのライブとは大きく異なる特別な一夜になりました。そのラッパー達とは(A to Z)、JEVA、Mummy-D、SHINGO★西成、YOU THE ROCK★、ZORN。年齢も地元も異なるが、キャリア、実力、個性を兼ね備えた5人。ステージに招き入れられてから、去っていくまで、それぞれのパフォーマンスがその夜の雰囲気を変え、その存在が会場をロックする様はTHA BLUE HERBのライブでは普段は観られない、この夜だけの光景です。5者5様のラッパーの一分を受け、応えるtha BOSSとの関係性もそれぞれ違い、その距離感も大きな見所と言えます。長年の確執を超えて初めて同じステージに立ったMummy-Dとの共演も、昨今の勝ちか負けでしかないヒップホップの現状に、その2つでは表しきれない深い余韻を残す事でしょう。

そしてゲストが去った後、一瞬の華やかさの後、再び独りラップを始めるtha BOSS。独りで生まれ独りで死ぬ。その間の悲喜交々の言葉尻を踏んでいく。クライマックスは、やはりそこにある。最初にやると言った者が、先にディスした者が、最後に残った者が終わらせなくてはならない。勝者の自覚があるのならば隠さずに勝者として。破顔一笑あるがまま。体力、気力、知力と瞬発力、持てる全てを総動員しての150分。1971年産51年物のラッパーの一分。
ここまでやってやっと言える「これが、俺の、ヒップホップ」。



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タグ : J-HIP HOP J-インディーズ

掲載: 2023年09月01日 18:00