9月8日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2023年9月8日公開
元ECMのプロデューサー主宰注目レーベル発、アンビエント×フリージャズ!
BlankFor.ms/Jason Moran/Marcus Gilmore『Refract』
電子音楽とジャズの融合による新境地!元ECMのプロディーサーであるAun Chungによる注目の新レーベル、RED HOOK LIMITEDがおくる注目新作!現代を代表するピアニスト、ジェイソン・モランに最高峰ドラマーのマーカス・ギルモア、そしてテープループを駆使する電子音楽家Blankfor.msというトリオがアンビエントやフリー・ジャズが注入された刺激的で美しい世界を創造!エレクトロニカ~アンビエント好きにもおすすめです!(清水)
梅田NU茶屋町店:清水 真広
- 趣味
- 走ること
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/JAZZ
- 私を構成する3枚
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デビューから10年!進化し続けるUK発ダンス・ソウル・バンドの傑作4thアルバム!
Jungle『Volcano』
UKの名門レーベル、XLから2013年にシングルデビューしてから早10年!瞬く間に大絶賛されたロンドン出身のダンス・ソウル・バンドの新作は今回もすごい!ディスコ、ダブステップなどのクラブ・ミュージックと、ヒップホップやソウルミュージックのテイストを掛け合わせたハイブリッドでダンサブルなバンドサウンドに昇華させた本作は、これまであまり招いてこなかったグッドセンスな客演も聴き所!ブルックリンの人気ラッパーErick the ArchitectやUKヒップホップ界の重鎮Roots Manuva、同郷ロンドンのR&BシンガーJNR Williamsらのパフォーマンスによって、楽曲に更なる彩りが加わりサウンドスケープがより広がった印象を受ける傑作に仕上がっています!(山口)
なんばパークス店:山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 私を構成する3枚
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SuicideミーツCAN的な狂気とビートが渦巻く全4曲!
OGRE YOU ASSHOLE『家の外』
配信先行でCDはオフィシャル のWEB SHOPなど1部でのみ流通となっていた3年半ぶりのEPが遂に一般発売!CANやNeu!といったクラウト・ロックのビートにSuicideの狂気がブレンドされたような濃密過ぎる全4曲、25分。しっとりとした高揚感や時折顔をのぞかせるアフロ的なサウンド、随所に垣間見えるコズミックさなどエンドレスで聴き続けたくなる傑作です!(米山)
金沢フォーラス店:米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールドミュージック、ハードコアパンク
- 私を構成する3枚
- Harry Mudie, King Tubby 『Dub Conference Vol.1』
- Til Tuesday『Everything's Different Now』
- Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas(7")』
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エネルギッシュな歌声と強靭なロックサウンド!注目の女性SSW登場!
Blondshell『BLONDSHELL』
NY発、注目のシンガーソングライターのセルフタイトルを冠したデビューアルバム。Adele、Lorde、Sky Ferreiraといった錚々たるアーティストがそうであったように、衝撃をもって音楽シーンのど真ん中に名を刻むであろうデビュー作。ヘヴィで強靭なギターサウンドと力強く鋭いメッセージが放たれる「Salad」。Adeleがグランジに身を投じたかのような、ポップスとオルタナティヴロックの接近が凄まじくクールな楽曲「Veronica Mars」 「Sepsis」など必聴!!本年度を代表するであろう最重要アーティストが登場!(土井)
あべのHoop店:土井仁志
- 趣味
- スターウォーズ、相撲観戦
- 好きなジャンル
- 90~ゼロ年代ROCK、POP
- 私を構成する3枚
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「限界突破」まずコレを聴いてください!
虎の子ラミー『DRIP OF RAMMY』
「立体型サファリロックバンド」虎の子ラミー。サファリロックとは何か?疑問に思うことはナシ。体感あるのみです。まさに猛獣、ロック魂からの本能のままかき鳴らす。クセの強さに引っ張られず聴いてみてください。楽曲はどれもキャッチ―&ロック全開です!(頴原)
アミュプラザ博多店:頴原 亮一
- 趣味
- 観光
- 好きなジャンル
- J-ROCK
- 私を構成する3枚
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74年NY産のサイケデリック・フォーク激レア盤が蘇る!
Pete Fine『クリスタルの想いの日へ』
ファズが効きまくったヘビーなサイケロック名盤として、今年復刻したザ・フロウでも知られるピート・ファインがソロで奏でた極上のサイケデリック・フォーク一大絵巻!12弦のアコギにストリングス、フルート等の生楽器が絡む、牧歌的でありながらヒリヒリとした音像、70年代NYの自由な精神が現れるプログレッシブな展開とアシッド掛かった幽玄さは、ホリー・モーダル・ラウンダーズ、エリカ・ポメランスら60年代ESP-DISKのサイケ名作群にも全く引けを取らない内容!(7)のアウトロでは素晴らしいエレキギターソロも披露!インクレディブル・ストリング・バンドやマーク・フライ等の夢心地アシッドフォーク好きはマストの逸品!歓喜!(巻本)
オンラインMD企画・運営部:巻本
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 私を構成する3枚
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鈴木慶一プロデュースによる79年の傑作!
PANTA & HAL『マラッカ<タワーレコード限定> 』
75年の頭脳警察の解散、その後の2枚のソロアルバムを経て、77年にパンタが結成した新バンドPANTA & HAL名義での1stアルバム。今剛、佐藤宣彦という名ギタリスト二人を中心にフュージョン的に練り上げられていたバンドにプロデューサー鈴木慶一がニューウェイヴ的なニュアンスを加えたサウンドが今なお鮮烈!サンバなグルーヴ&疾走するフュージョン的なギターがパンタの世界観を煽る「マラッカ」、映画「狂い咲きサンダーロード」でも印象的に使用されたレゲエ・ナンバー「つれなのふりや」、シティポップ的な趣もある「ネフードの風 」など今だ色褪せることのない名作。(狩野)
商品本部 商品統括部:狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
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〈4AD〉が送り出すハード&クレイジーなNYサイバーパンク。
Cumgirl8『Phantasea Farm』
8000年前に別のメタバースのセックスチャットで出会ったというNYの女子4人組。2020年配信のみでリリースしたデビューアルバムが話題となり、この度名門〈4AD〉と契約。そして初のリリースは挨拶代わりの6曲収録EP。ポスト時代なんて言葉があるけど、彼女達は次のシーンを担うであろうサイバーパンク時代の扉を叩く、突然変異。ドギツイネオンのアートワークだけじゃ無い、音やカルチャーすらも過激にコラージュし、女性蔑視や、SNSのセンセーショナリズムといったポップカルチャーにまつわるテーマを風刺し、新たな扉を叩く。ESG、コクトー・ツインズ、スーサイド、CSS、ヤーヤーヤーズ、B-52s、マドンナ...全部飲み込み、唾を吐くように過激な新時代=サイバーパンクの象徴...挨拶代わりにしてはあまりに強烈な1枚。(武田)
渋谷店:武田 晃
- 趣味
- 中華料理(作る/食べにいく)
- 好きなジャンル
- NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK
- 私を構成する3枚
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オルタナ・カントリーの雄によるダグ・サームカバー集!
Son Volt『Day of the Doug』
ウィルコを並ぶオルタナ・カントリー・バンド=サン・ヴォルトによるダグ・サーム・トリビュート・アルバム。サー・ダグラス・クインテットからソロ名義まで、ブルーズ、R&B、カントリー、テックス・メックスをミックスしたテキサスの巨人のユニークな音楽性を真摯にカヴァー。原曲の爽やかな哀愁を踏襲しつつエレキ・ギターとオルガンを押しだしヒップに仕上げた(2)、黄金期ストーンズの如き粘っこいタメの効いたギターリフがたまらないテキサス・トルネードズの(5)などなど、一聴、自然体の一筆書きに見えて含蓄に富む楽曲と演奏の栄養価の高さ、この絶妙な塩梅はウルサ型のルーツロックファンも文句ナシなはず!(村越)
新宿店:村越 辰哉
- 趣味
- 趣味趣味音楽
- 好きなジャンル
- エコーがたっぷり効いたロカビリー
- 私を構成する3枚
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90年代ポップアイコンの時代を象徴する1枚がアナログ化!
広末涼子『ARIGATO! <Red Color Vinyl>(LP)』
90年代ポップアイコン広末涼子のデビュー作品にして時代を彩った1枚がアナログリリース。1997年にリリースされた本作、竹内まりや作詞作曲「MK5」の鮮烈なインパクトに始まり、90年代テイスト全開のバブルガムな一曲岡本真夜作詞作曲「大スキ!」、原由子がプロデュースした3rdシングル「風のプリズム」まで収録。透明感と自由奔放さを兼ね備えたアラフォー世代にとっては正に青春の1枚!(平林)
仙台パルコ店:平林 大樹
- 趣味
- ランチ巡り
- 好きなジャンル
- ソウルネス、ポップネス溢れる音楽
- 私を構成する3枚
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刺激的なパフォーマンスで次世代ニュー・メタルシーンを席巻
Wargasm『エクスプリシット:ザ・ミックステープ』
23年2月、coldrain主催の音楽フェス『BLARE FEST.2023』にて初来日を果たし、パフォーマンス後の会場(CD販売所)で問い合わせが殺到したUK発ロック・デュオ、ウォーガズム鮮烈日本デビュー盤。ぶっ飛んだ男女という点では同じく'23年を席巻した100 gecsやエレクトロ・パンクの異端Mindless Self Indulgenceがパッと浮かんだが、彼女達の熱量は負けじと凄まじく、沸点は極めて低い。強靭なニュー・メタルサウンドにミルキー・ウェイのキャッチーなエッセンスが抜群。名刺代わりの1枚にしてはあまりに強烈すぎる1枚。(塚元)
名古屋パルコ店:塚元 雄太
- 趣味
- キャンプ、料理、食材探し
- 好きなジャンル
- CLUB/TECHNO
- 私を構成する3枚
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2023年09月08日 12:00