12月1日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2023年12月1日公開
衰え知らずの歌声に驚愕!
Dolly Parton『Rockstar』
御年77歳!カントリー界ではもっとも称賛される女性歌手である、ドリー・パートンが22年「ロックの殿堂入り」を果たし、であれば、ロックアルバム作らいないと・・ということで豪華ゲストを迎えて制作された、オリジナル曲+ロック名曲カヴァー計30曲の特大アルバムです!これぞアメリカの大御所を感じさせる、まさに「Rockstar」な豪華さが、あからさまで好感度が高いです。(頴原)
アミュプラザ博多店:頴原 亮一
- 趣味
- 観光
- 好きなジャンル
- J-ROCK
- 私を構成する3枚
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2023年の辺境サイケ復刻大賞!アルトゥン・ギュンやクルアンビン好きも要チェック!
Erkin Koray『メチフル ~ シングルズ&レアリティーズ』
ターキッシュ・ロックを作り上げたレジェンド・ギタリスト=エルキン・コライ、辺境発掘の名門Sublime Frequenciesからリリースされた編集盤が復刻!トルコ・アナトリア地方の民謡と、欧米のサイケデリック・ロックとの融合を目指した音楽〈アナドル・ロック〉を作り出したことで知られ、昨年のフジロックでも話題となったアルトゥン・ギュン等の新世代トルコ音楽家達にも多大な影響を与えたエルキンの偉大な功績を讃える内容!エレキサズによるGSサウンドに、アシッド掛かったヘヴィなロック、ドアーズへの回答とも言えるサイケデリア、郷愁の歌謡ナンバー等、脂の乗っていた70年代に残された多彩なサウンドを存分に楽しめる逸品。ムスタファ・オズケントやクルアンビン好きにもお薦めです!(巻本)
オンラインMD企画・運営部:巻本
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 私を構成する3枚
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オールド・タイミーな新たな名盤登場!メイヴィス・ステイプルズ参加!
Old Crow Medicine Show『JUBILEE 』
パンクなアティテュード でオールド・タイミーなフォーク/カントリー/ブルーグラス/アパラチアン・ミュージックなどをフレッシュに奏で歌ってきたオールド・クロウ・メディスン・ショーの8作目。’17年にはボブ・ディランの名作「ブロンド・オン・ブロンド」のライヴ・カヴァー・アルバムをリリースしたりとアメリカン・ルーツ・ミュージック界隈で存在感を高めてきた彼らも25周年。その歴史の中でのメンバーとの別れをしんみり歌ったような「Miles Away 」、フィドル、ピアノが軽快に転がる「I Want It Now 」、センチメンタルでどこかディラン風な「Nameless, TN 」、ソウル・レジェンド、メイヴィス・ステイプルズ参加のゴスペル・ナンバー「One Drop 」など名曲揃い。(狩野)
商品本部 商品統括部:狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
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甘美系シューゲイザー、オルタナの新たな名盤誕生。
Bleach Lab『Lost in a Rush of Emptiness』
新たに耽美系ドリームポップ、シューゲイザーのを代表するバンドになるであろう彼女達の記念すべきデビュー作。ロンドンを拠点に活動する紅一点の美女を擁する4人組による1stフル。彼女達の青春時代はずっとザ・スミスが代弁してくれていた、そしてマジースターの耽美でサイケデリックなサウンド、世界観に恋をした...。それは今から約30年前ザ・スミスとコクトーツインズから影響を受け、耽美なギターポップを鳴らしたザ・サンデイズにも近い。甘美で退廃的なロマンティック(1)メランコリーなネオアコ(2)感情的な愛に溢れたサイケデリックドリーミー(3)闇と青春の狭間を駆け抜ける疾走感(5)オルタナの衝動と内向的なシューゲイザーが甘くぶつかり合う(6)...etc オルタナの衝動、ロマンティックなドリームポップの狭間で揺れる甘美な傑作。(武田)
渋谷店:武田 晃
- 趣味
- 中華料理(作る/食べにいく)
- 好きなジャンル
- NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK
- 私を構成する3枚
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まるで<ウッドストック~ベアズヴィル系>なハートウォーム傑作!
Brent Cobb『Southern Star』
前作『Keep'em On They Toes(2020)』は21世紀の『スウィート・ベイビー・ジェームス』『ハーヴェスト』の趣きだったブレント・コブ。本作は、ジョージア州メイコンの名スタジオ、カプリコーン録音と南部印でありながらジャケの冬景色とソフトでウォームなサウンドはウッドストック系のボビー・チャールズやジョン・セバスチャンあたりを思わせナイス。温もりあるエレピが効いた(1)(6)に加え、ニューオリンズR&B緩めファンキーな(3)(5)(7)は絶妙な塩梅でカッコいい!しんみり(10)での終幕も見事!(村越)
新宿店:村越 辰哉
- 趣味
- 趣味趣味音楽
- 好きなジャンル
- エコーがたっぷり効いたロカビリー
- 私を構成する3枚
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孤高のブルーアイド・ソウルシンガーの6作目!
Mayer Hawthorne『For All Time』
タキシードのフロントマンとしても活躍するモダンソウル・シーンの中心人物、メイヤー・ホーソーンが通算6枚目となるアルバム。今作も期待を裏切らない極上モダン・スウィートソウルを楽しめる傑作に!キャリア最高クラスのダンスポップ(11)「.On The Floor」、激メロウな(12)「Standby」、そしてスウェイ・ビートのボートラ(13)「Eyes of Love 」と申し分ございません!(平林)
仙台パルコ店:平林 大樹
- 趣味
- ランチ巡り
- 好きなジャンル
- ソウルネス、ポップネス溢れる音楽
- 私を構成する3枚
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様々な角度から五感を刺激する天才肌!セン・モリモトの3作目
Sen Morimoto『Diagnosis』
まず、自身のポートレイトをスクラッチ加工したジャケ最高!京都生まれ、米マサチューセッツ育ち。即興ジャズを素養としつつ、幅広いサウンドで魅せるマルチインストメンタリスト、Sen Morimotoの3rdアルバムが到着。今年に入ってKara Jacksonno作品にも名前がクレジットされていたように、今やシカゴの音楽シーンに欠くことが出来ないアーティストへ。カテゴライズされることには興味が無いと言わんばかり、様々な角度から五感を刺激するサウンド。サイケ風味のインディーポップを鳴らす(2)(4)辺りは特に最高。Beck的なアート・センスを随所に感じる名盤です。(塚元)
名古屋パルコ店:塚元 雄太
- 趣味
- キャンプ、料理、食材探し
- 好きなジャンル
- CLUB/TECHNO
- 私を構成する3枚
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壮大!US轟音ポストロック大御所、7年振り新作
Explosions In The Sky『End』
USインディ/ポストロックの大御所バンドによる7枚目のスタジオ アルバム。タイトル「End」はバンドの解散ではなく死や人間関係の終焉など一つの節目を示し、象徴的なアルバムジャケットとリンクするようなシネマティックで壮大な轟音サウンドが満載。ハイライトは後半(5)「All Mountains」~(7)「It's Never Going to Stop」。叙情的な轟音と静寂のコントラストが本当に美しく、キャリア集大成といっても過言ではない内容です。(清水)
梅田NU茶屋町店:清水 真広
- 趣味
- 走ること
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/JAZZ
- 私を構成する3枚
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サンフランシスコの大人気リリシストと名トラックメイカーの共演作!
Larry June/The Alchemist『THE GREAT ESCAPE』
精力的にリリースを重ね、ベイエリアを代表するMCとなったラリー・ジューンと、アングラシーンからメジャーまで90年代からドープなビートメイクで人気のアルケミストが連名で新作をリリース!メロウなライミングにはかつてのGファンクを彷彿させるソウルフルなラップスタイルと、ビート職人アルケミストのセンスあるトラックが絶妙な邂逅を果たしていて、『89 Earthquake』では久保田早紀さんの「みせかけだけの優しさ」のピアノをサンプリングループさせるなど、アルケミストの奇才ぶりも存分に発揮された傑作です!(山口)
なんばパークス店:山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 私を構成する3枚
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前作以上の多彩なアレンジで歩みを進めた日本民謡珍道中!
民謡クルセイダーズ『日本民謡珍道中』
日本の民謡をラテンをはじめとした世界のリズムで料理するという過激なセンスで度肝を抜いた民クル6年ぶりのセカンド・アルバム。冒頭の「佐渡おけさ」が今までにないユルめの打ち込みで始まるという良い意味で聴く側の期待を裏切る展開がにくい!マーティン・デニー風味のエキゾチックなサウンドが心地よい「木曽節」、これぞ真骨頂といえるサルサでアレンジした「貝殻節 」など、めくるめく民謡ミーツ世界のリズムにあがりまくりです!(米山)
金沢フォーラス店:米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールドミュージック、ハードコアパンク
- 私を構成する3枚
- Harry Mudie, King Tubby 『Dub Conference Vol.1』
- Til Tuesday『Everything's Different Now』
- Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas(7")』
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オルタナティブ・ポップ新女王!
Baby Queen『Quarter Life Crisis』
南アフリカ出身の新生代ロックアイコン、ベイビー・クイーンことアラベラ・レイサムによるデビューアルバム。英国営放送BBCによるニューカマーリスト”Sound of 2021"にノミネートされ一躍注目を浴びキャリアを重ね制作された注目作!THE1975からテイラー・スウィフトまでを垣間見せる瑞々しくキャッチーなメロディラインと爽快なロックサウンド。P!nk、スカイ・フェレイラを髣髴とさせる力強くエネルギッシュなタイトルトラック(7)、Pale WavesやCharli XCX にも通ずる眩いキラメキが何とも切ない(3)、80'sポップテイストが光る(2)など秀逸な曲がずらり!(土井)
あべのHoop店:土井仁志
- 趣味
- スターウォーズ、相撲観戦
- 好きなジャンル
- 90~ゼロ年代ROCK、POP
- 私を構成する3枚
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2023年12月01日 12:00