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長渕剛|ニューアルバム『BLOOD』とともにチェックしておきたい必聴/必見ライブ作品

 

初期の集大成的弾き語りライヴ盤!

『長渕剛 LIVE』

初期3作『風は南から』『逆流』『乾杯』の集大成的ライヴ盤。長渕のアコースティックギター&ハーモニカによる弾き語りが主で、演奏含めスタジオアルバムよりも自然体で逞しさを感じさせるパフォーマンスが素晴らしく、特に見事なスリーフィンガーを聴かせる④「夏祭り」、ニール・ヤング的ヘヴィなバッキングがスリリングな⑫「逆流」など非凡なギターテクは聴きどころ!弾き語りを主にしつつ、曲により名手石川鷹彦(アコースティックギター/バンジョー)、谷口陽一(ラップスチールギター/フィドル)が加わり、アコースティックユニットとしてのサウンドの完成度も高い。初期ベスト選曲に加え⑨「しゃぼん玉」⑭「さようならの唄」は本作のみに収録のオリジナル曲(いずれも切ない名曲)。またライヴならではの一幕が楽しく、観客の名前を入れ込んでコミカルな替え歌にした③「ひざまくら」、バンジョーという楽器を紹介するくだりでは石川鷹彦が弾くバンジョーに合わせ80年当時の大ヒット曲演歌歌手・松村和子「帰って来いよ」を歌い(さらに、自身の「巡恋歌」に繋ぐ!)観客の喝采をさらっていたり、「(今日この会場にこれなかった連中にも)長渕がよろしく言っていたと伝えてください」など気さくなMCも魅力的!初期にアプローチするならスタジオアルバム以上に重要な作品!(村越)

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『GOOD-BYE青春』前夜、戻りたい戻れない青春のライヴ名盤

『SUPER LIVE IN 西武球場』

初期フォーク3作に続くウェストコーストロック寄りの3作『Bye Bye』『時代は僕らに雨を降らしてる』『HEAVY GAUGE』で完成したバンド・サウンドは名手村上律のスティール・ギターを擁していることもあり、ジャクソン・ブラウンあたりを思わせ、アコーステックとエレクトリックのバランス、フォークの繊細さとダイナミックなロックンロールのバランスが絶妙、かつ長渕の歌唱も、ハスキーボイスで磨きがかかってきたシャウトも、後年よりフェイク少な目の伸びやかさが実に清々しく、この時期を特別に愛するファンが多いのも頷けます!このライヴの一ケ月後に放送開始となるテレビドラマ『家族ゲーム』の役柄に通じる”気さくなあんちゃん”を伺わせるMCも傑作で「嫁に逃げられてはや三か月...(当時離婚直後であった)」という自虐的ユーモアで慣習に打ち解けつつごく自然に弾き語りで『顔』(♪まわりの人が 僕の事を おもしろがっている)に入る間合いは絶品。続くコンサートスタッフ賛歌『ローディー』前のMCではリスペクトを込めつつもユーモアあふれる語り口で2万人を魅了する。また前述の通りの個人的背景もあいまってか傷心系ラヴソング『君は雨の日に』『Don't Cry My Love』『愛してるのに』でシャウトが雨のスタジアムに鳴り響く様が実に胸を打ちベストヴァージョンをいえる出来。ラストを飾る『乾杯』も同様で楽曲のメロディをストレートに歌い上げる屈指の名ヴァージョン。(村越)

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『とんぼ』大ヒット期!楽曲・演奏ともにキャリア屈指のライヴ盤!

『長渕剛 LIVE '89』

前年88年には主演ドラマ主題歌『とんぼ』が大ヒットを受けてのアルバム『昭和』(89/3/25)ツアーファイナル横浜アリーナ公演(89/7/13-7/14)ライヴ盤。レコード大賞受賞アルバム『LISENCE』(87/8/5)~シングル『乾杯-NEW RECORDING VERSION-』を含むセルフカヴァー『NEVER CHANGE』(88/3/5)そして『昭和』と音楽・演技で活躍し急激に存在感を増した濃密さを封じ込めたパフォーマンスが圧巻。「とんぼ」以降のアウトロー期突入を象徴するイカツイジャケを敬遠する方もいるかと思うが、聴衆を前にした長渕は強面の<小川英二「とんぼ」>というよりは気の良い<矢板 保「親子ゲーム」>ないしは<下別府勇次「親子ジグザグ」>味があり魅力的だ。バックには日本の音楽史上に残る名手揃い<島村英二 (dr.)岡沢章(b.)笛吹利明(ag.)矢島賢(eg.)中西康晴(key.)そして盟友浜田良美(cho.g.)>。確かな演奏でバンドサウンドでの長渕ミュージックを決定づける普遍的なクオリティに達している。一方で単独での弾き語りも完成度が高く『巡恋歌』では間奏で弦をミュートしたままギターをかき鳴らすド迫力のブレイクを入れ込み、ハーモニカソロをとりながら限界までどんどんテンポアップしていく劇的なヴァージョンで、以降の『巡恋歌』弾き語りの定番スタイルとなった必聴の名演。(村越)

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ギターとハーモニカで6万5千人に挑む歴史的東京ドーム公演!

『LIVE'92 JAPAN IN TOKYO DOME』

主演ドラマの主題歌でミリオン越えの大ヒット『しゃぼん玉』を収録し、自身最高のセールスを叩き出したアルバム『JAPAN』(91/12/14)を受けてのツアー『LIVE'92 JAPAN』より6万5千人を動員した1992年5月15日東京ドーム公演を全曲完全収録。ドームのど真ん中に円形のステージを作り、基本アコースティックギターでの弾き語り(一部サポートメンバーが加わる)。当時”シンガーソングライター”を遥かに超えるカリスマ的存在となっていた長渕が自身を追い込むかのように360度を観衆に囲まれるステージという極度の緊張状態でみせるパフォーマンスは一種異様な迫力があり長渕のキャリアのなかでもトップクラス必見映像。リングに向かうボクサーのようにスタッフに囲まれセンターステージに進む長渕、ステージにあがりアコーステック・ギターをケースから取り出し、ハーモニカ・ホルダーを首から下げ6万5千に挑む!1曲目は『巡恋歌』、後奏では、テンポをぐいぐい上げながらのハーモニカソロ!ブレイクでのミュートカッティングもド迫力!繊細にして力強いギタープレイ、ひと吹きで楽曲のエモーションを数段飛躍させるハーモニカプレイ、そしてつぶやくような歌い口から突き抜けるようなシャウトまで限界をまるで感じさせないヴォーカル、と長渕のパフォーマンスは全編、絶頂期としか言いようがなく(軽率に使いたくない言葉だが)”神懸り”的!この公演、笑顔を見せたり観客をなごませる本来のエンターテイナーぶりが抑えめで終始シリアスに歌に向き合う姿が印象的でいかにこの日が特別であったか、を読み取らずにはいられない。セットリストは、アルバム『JAPAN』を全曲プレイ、『勇次』『STAY DREAM』『とんぼ』など人気曲も交えつつ、「さっき楽屋で書いた歌を今から歌います。」というMCから曲に入るレア曲『豚 (BUTA)』も。かつての自作曲『賞金めあての宝さがし』の続編的な楽曲で、ロックンロールスタイルのリフで彼自身のスキャンダルに群がったマスコミを実名入りで痛烈に批判した問題作。この映像作品以外で聴けるのは、この時にライヴ音源を収録したベスト盤『いつかの少年』のみ!長渕はこの歴史的ライヴで成功をおさめ『Captain of the Ship』(93/11/1)『家族』(96/1/1)と新たなフェイズに進んでいく...(村越)

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新宿店:村越 辰哉

村越 辰哉
趣味
趣味趣味音楽
好きなジャンル
エコーがたっぷり効いたロカビリー
私を構成する3枚
  • RCサクセション『カヴァーズ』
  • 佐野元春『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
  • 山下達郎『僕の中の少年』
長渕剛

掲載: 2024年05月05日 00:00