10月11日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2024年10月11日公開
地平線を眺めホッと一息。
COMPUMA『horizons』
Electro~Old School~Dub~Funk etc…。ジャンルにとらわれず電子音楽を探究し続ける鬼才がコロナ過を経て2年ぶりにたどり着いたのは”Chill Ambient”。自身のルーツとなる、熊本・江津湖のほとりや、各地の様々な場所にインスピレーションを得て作られたという楽曲は電子音でありながらもどこか温かい人間味を帯びており、COMPUMA氏の人柄を表すかのよう。(JOE)
渋谷店:常谷 卓
- 趣味
- adidas、Cazal
- 好きなジャンル
- HIPHOP、ネタもの
- 私を構成する3枚
- The Roots『Do You Want More ?!!!??!』
- Group Home『Livin' Proof』
- V.A.『Connect vol.1』
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老いてなおゴキゲンなロックンロールを鳴らし続ける!
Nick Lowe『Indoor Safari』
言わずと知れたパブロックの祖の一人。なんと前作より11年降りとなるオリジナル・アルバムは近年活動をともにしている覆面サーフ・バンド、ロス・ストレイト・ジャケッツをバックに、以前シングルでリリースされた「TOKYO BAY」を核にしつつロックンロールを連発の最高なアルバムに仕上がっています。バンドの性質上、サーフ、ラウンジ的要素も少しあるのがまた面白いですね。(中上)
新宿店:中上 雅夫
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- The Scruffs『Wanna meet The Scruffs?』
- Plimsouls『One Night In America』
- Tommy Hoehn『Spacebreak』
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柔らかな雰囲気と、脱力気味のボーカルが心地良いグッドミュージック!
リ・ファンデ『SANGO ALBUM』
ミツメの川辺素や、Negiccoも参加と、親交の深いアーティストたちと作られたリ・ファンデ3年振りの新作。本作は、アナログのリズムボックス特有の柔らかな雰囲気と、脱力気味のボーカルが心地良く、水面に反射する光のようなキラキラとした印象を与える瑞々しさも含むグッド・ミュージック!胸を締め付けるフォークナンバー③、ずっと聴いていたいメロウ・チューン⑨がオススメ。YO-KINGの影響を受けたまさに歌”詩”も、しっかりと感じたい一枚です。(加藤)
名古屋パルコ店:加藤 信喜
- 趣味
- 散歩/スパイスカレー/島巡り
- 好きなジャンル
- J-POP、ROCK/POP、ピアノ曲
- 私を構成する3枚
- Chilly Gonzales『Ivory Tower』『Ivory Tower』
- ルネ・ラルー『ファンタスティック・プラネット』
- Gus Dapperton『Where Polly People Go to Read』
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ピアノの弾き語りで新たな幕を開ける
Rex Orange County『The Alexander Technique』
通算5作目のニューアルバム。シンプルなピアノとボーカルで幕を開ける今作、これまでのポップな雰囲気は深化し、内省的な深みが新たなキャリア・スタートを感じさせる。流麗でエモーショナルなオーケストラアレンジはこれまで通り、インディーフォーク、R&Bなどの要素は消化され落ち着いたムードで聴かせる傑作。Sufjan Stevens、James Blakeも参加。(寺本)
神戸店:寺本 将巳
- 趣味
- 釣り/植物
- 好きなジャンル
- 60's~70's/HIPHOP/INDIES
- 私を構成する3枚
- The Kinks『Muswell Hillbillies』
- Smif-N-Wessun『Dah Shinin'』
- Galaxie 500『Today』
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僕らの大スピ☆なマハラージャンのベストアルバム!!
マハラージャン『ベスト・オブ・マハラージャン』
スペイシーでファンキーなサウンドと現実をシュールに切り取る歌詞が交差する日本語ダンスミュージック界の天才、マハラージャンのベスト。圧巻なのが収録されたライブ映像!! 小川 翔(LAGHEADS)など超一流のミュージシャンによる盤石で遊び心あふれるサウンドとマハラージャンの熱量が交差!! ライブ映像として買い、なのにCDにブックレット・ステッカーまでついた充実作!! これでみなさんもゾーンに入ってください。 (松本)
横浜ビブレ店:松本 創太
- 趣味
- 喫茶店、睡眠
- 好きなジャンル
- CITY POP,AOR,ROCK,POPS…
- 私を構成する3枚
- サザンオールスターズ『Young Love』
- James Taylor『One Man Dog』
- Laura Allan『Laura Allan』
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JD・シモとL・ディキンソン!爆発作
JD Simo/Luther Dickinson『ドゥ・ザ・ランプ!』
ソロ/サイドマン/ソングライター/ギター・ヒーローとして独自の遺産を築いてきたJD・シモ(ジャック・ホワイトなど)とルーサー・ディキンソン(ノース・ミシシッピ・オールスターズ、ブラック・クロウズなど)の2人の才能と血筋爆発。ジュニア・キンブロウ、RL・バーンサイド、ジョン・リー・フッカー、ボビー・チャールズなどブルース&カントリーを独自に再解釈。(黒田)
梅田NU茶屋町店:黒田 朋規
- 趣味
- 興味と美味の探索
- 好きなジャンル
- 全般
- 私を構成する3枚
- ジミ・ヘンドリックス『BBC』
- グレン・グールド『ゴールドベルク変奏曲』
- エレファントカシマシ『生活』
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上質なシルクを思わせるジャズ&ネオソウル
Allysha Joy『ザ・メイキング・オブ・シルク』
オーストラリア・メルボルンのネオソウル集団「30/70」のヴォーカリストによる3作目。エモーショナルな歌声を柔らかなフェンダーローズと優雅なストリングスが包み込み、幾重にも重なるコーラスが華を添える。体の芯がじわりと熱くなるようなグルーヴが感じられるが全体としてクールに仕上がっており、小曲を挟みながら滑らかに展開していく構成の妙が光る。①、②、④、⑦、⑪がオススメ(山本)
久留米店:山本 祐介
- 趣味
- 読書、写真、スイーツ
- 好きなジャンル
- POPS、SOUL、JAZZ、FUNK
- 私を構成する3枚
- Stevie Wonder『Music Of My Mind』
- Donny Hathaway『Live』
- John Mayer『Continuum』
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唯一無二の芸術的センスが存分に詰め込まれた3rdアルバム
The Smile『カットアウツ』
レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのドラマーであるトム・スキナーからなるザ・スマイル渾身の3rdアルバム。トム・ヨークの美しい歌声が象徴的な「Foreign Spies」で幕を開け、ストリングスの響きが美しい「Instant Psalm」、軽快なギターリフが特徴の「Zero Sum」と続き、全10曲バンドの芸術的センスが存分に堪能できる作品。(小室)
イオンレイクタウン店:小室 雅哉
- 趣味
- 温泉、車、食、テレビ
- 好きなジャンル
- 90年代~00年代音楽
- 私を構成する3枚
- スーパーカー『HIGHVISION』
- フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』
- レディオヘッド『The Bends』
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居残り妄想ジャンクポップバンド?!
beedrome『Pin』
異端90年代リバイバル(!?)バンド、beedrome(ビードローム) 。聴いているとこれまで聞いてきたいろんな90年代サウンドが頭の中をかけめぐるような、記憶を呼び起こす刺激を与えてくれる音楽。コーネリアス感?トモフスキー感、、、?とかいろいろ。ジャンクでポップでドリーミー。懐かしくありながら独創的なサウンドで、作詞、作曲、演奏、録音、ミックス、マスタリングをすべてメンバーのみで行った手作り感と完成度のバランスも◎。(油座)
郡山店:油座 友里恵
- 趣味
- 川、寺、本、食
- 好きなジャンル
- バンド、歌
- 私を構成する3枚
- スピッツ『ハチミツ』
- バーバラ・ボニー『ヴォルフ&R.シュトラウス:歌曲集』
- ヒグチアイ『最悪最愛』
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60年代レア・グルーヴ屈指の人気盤2作品をカップリングしたスグレもの!
Majestics『ヒア・カム・ダ・ジャッジ+ファンキー・ブロードウェイ』
レアグルーブの宝庫:カナダから60年代ファンクの屈指の人気盤がCD化!1968年の世界的なリズム&ブルース ブームを背景にしたアーリー・ファンクが満載!JB、アーチー・ベル..とグルーヴに比重を置いたカバーの選曲、メジャーレーベルの名作では味わえないテンション高めのガレージな演奏が、なんともスリリング。ライブラリー音源調のロウ・ファンク「POT O' GOLD」が白眉です!
オンラインMD企画・運営部:小山 健
- 趣味
- レコード収集、モダン建築巡り
- 好きなジャンル
- 60年代よりのレア・グルーヴ
- 私を構成する3枚
- James Brown『Gettin' Down To It』
- Salami Rose Joe Louis『ズラティー・ソース・ネフュー』
- 坂本龍一『オネアミスの翼』
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60年代の雰囲気を漂わせる楽曲で話題を集めたSSWのデビュー作
Kate Bollinger『Songs From A Thousand Frames Of Mind』
2017年のデビューEPからインディー好きの中では話題になっており、カニエ・ウェストにサンプリングされた事で一気に注目を集めたSSW。バロック風味の①(MVも素敵)、ジャングリーなギター・ポップ③、90年代インディー感も内包された⑧、そのどれも風景が浮かんでくるのは、彼女が大学で映画を専攻していた故か。マシュー・E・ホワイト、サム・エヴィアンのサポートも光る、“待望”という言葉が相応しいデビュー作だ。(廣川)
商品本部 商品統括部:廣川 奏
- 趣味
- 料理/ラジオ/読書/動物園・水族館巡り
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/ACID FOLK/AMBIENT
- 私を構成する3枚
- The High Llamas『Hawaii』
- Vincent Gallo『When』
- SAKEROCK『ホニャララ』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2024年10月11日 12:00