10月18日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2024年10月18日公開
知る人ぞ知るUSインディーの音楽職人
Har Mar Superstar『Roseville』
2013年にリリースされた「Bye Bye 17」がジュリアン・カサブランカのカルト・レコーズ第二弾に選ばれたハー・マー・スーパースターの目下最新作。ザ・ストロークス、YEAH YEAH YEAHS、レッチリの前座を務めた実力は本物でネオ・ヴィンテージ・ソウル、ELO的ポップセンス、AORのメロウさをごちゃ混ぜにし高次元で融合したような極上POPアルバム。(熊谷)
新宿店:熊谷 祥
- 趣味
- 音楽鑑賞、読書、美術鑑賞、競馬、お酒
- 好きなジャンル
- HR/HM,ROCK,JAZZ,CLASSIC,BLUES
- 私を構成する3枚
- Ozzy Osbourne『ブリザード・オブ・オズ』
- Sonny Rollins『サキソフォン・コロッサス』
- アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団『ビゼー:「アルルの女」第1組曲、第2組曲』
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愛溢れる、珠玉のモッズナンバー日本語カバー作!
ザ・コレクターズ『ビフ バン パウ』
祝、コレクターズ旧作が再プレス!本作は2005年当時結成20周年記念としてリリースされ、Vo.加藤ひさし選曲による珠玉のモッズ・ナンバーのカバー作品!何と言っても全編日本語詞と、その愛溢れる造詣の深さたるやコレクターズ/加藤さんにしか成し得ない力作!THE WHO、MAKIN' TIMEなどのカバーに加え、前進バンドThe Bikeの楽曲も収録。(平林)
池袋店:平林 大樹
- 趣味
- ランチ巡り
- 好きなジャンル
- ソウルネス、ポップネス溢れる音楽
- 私を構成する3枚
- D'Angelo『VOODOO』
- edbl『The edbl × Kazuki Sessions』
- ザ・コレクターズ『ジューシーマーマレード』
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この2人のタッグで悪い訳がない。2024年の最高傑作
Common/Pete Rock『The Auditorium Vol. 1』
過去No I.D.、カニエ他数々のProとタッグを組んだコモンが『The Bitch in Yoo』等の作品でも絡みがあったピート・ロックとアルバムを完成。90年代の雰囲気を出しつつも、表現者としての2人がガチンコ対決するリリック、サウンドは感涙モノ。ここ最近のHIP HOPはちょっと・・・と言う方も大満足の1枚では。(島崎)
名古屋近鉄パッセ店:島崎 秀之
- 趣味
- VINTAGE TEE Diggin'/サウナ巡り
- 好きなジャンル
- BLACK MUSIC
- 私を構成する3枚
- Metro Boomin『Heroes & Villains』
- Kendrick Lamar『Mr. Morale & The Big Steppers』
- Travis Scott『Astroworld』
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固定概念を覆す!?新たな魅力に出会えるディスクガイド本
TOMC『J-POPの音楽的冒険 レアグルーヴ感覚で楽しむ日本のメジャーポップス』
B’z×シティポップ、井上陽水×アンビエント、etc メジャーアーティストたちのパブリックイメージとは全く違う側面をもつ曲や作品を掘り下げていく斬新な切り口のガイド本。リリース当時に聴きこんだあの曲も、新たな発見が見つかるかも!?な正にミュージック・ラヴァーの為の1冊、深く知り深く聴き楽しさと作品へのリスペクト倍増です!(吉原)
札幌パルコ店:吉原 裕也
- 趣味
- ハイキング/サイクリング
- 好きなジャンル
- SOUL/HIP HOP/CLUB/邦楽
- 私を構成する3枚
- DJ Shadow『Endtroducing... 』
- Rei Harakami『lust』
- 吉田美奈子『愛は思うまま』
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USインディの伝説的3ピースの軌跡を辿るレア音源集!
Galaxie 500『Uncollected Noise New York 88-90』
ファン感涙!まだこんなお宝があったとは!わずか4年の活動期間の中から、88年から90年にノイズ・ニューヨーク・スタジオで録音された24曲が年代順に並び、未発表曲(8曲も!)やB面曲の数々に加え、「Blue Thunder」「Fourth of July」など代表曲もレアなバージョンで収録。インディー・ロックやドリーム・ポップ、スロウコアなどに今も根付く、彼らの多大なる影響力を実感できる必携のアーカイヴです。(八木)
池袋店:八木 真彦
- 趣味
- サッカー観戦/アイドル
- 好きなジャンル
- NEW AGE/ROCK
- 私を構成する3枚
- R.E.M.『Up』
- haruka nakamura PIANO ENSEMBLE『光』
- The Libertines『The Libertines』
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ジャンルを超越した極上のサウンドスケープ
Sam Wilkes/Craig Weinrib/Dylan Day『Sam Wilkes/Craig Weinrib/Dylan Day』
現代ジャズ重要人物のサム・ウィルクスが同郷のクレイグ・ウェインリブとディラン・デイと南カリフォルニアの空の下、夕暮れに行った即興演奏はジャンルを超越した音楽的探究作。極上のサウンドスケープが心地よく、今作でWilkesの多様な音楽性が更に引き出された印象。多作のWilkes作品の中でも特に長く聴き続けたいと思わせる是非フィジカルでオススメしたい一枚(安波)。
アリオ亀有店:安波 教道
- 趣味
- 映画鑑賞
- 好きなジャンル
- ドリーム・ポップ
- 私を構成する3枚
- DJ KRUSH『Strictly Turntabilized』
- downy『第二作品集『無題』』
- フィッシュマンズ『Aloha Polydor』
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SiMのMAH参加!Fame On Fire傑作
Fame On Fire『The Death Card』
2022年にはONE OK ROCKのUSツアー、2024年にはSiMのUSツアーをサポートし日本との繋がりも深いアメリカ・フロリダ州のハードロック/メタルコアバンド:Fame On Fireの2024年作。SiMのフロントマンMAHが参加した「Chains (The Tower)」を収録した"タロットカード"をテーマにした傑作3RD。世界中へ飛躍!(森田)
梅田NU茶屋町店:森田 祐介
- 趣味
- 運動/飲酒
- 好きなジャンル
- ALL
- 私を構成する3枚
- Velvet Crush『Teenage Symphonies To God』
- Brainpool『Painkiller』
- 桜エビ~ず『octave』
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目を閉じて、細胞の躍動を感じながら聴くべし
Nala Sinephro『エンドレスネス』
前作がアンビエントジャズの傑作と絶賛されたナラ・シネフロの2ndアルバム。"Continuum"の名の通り繰り返されるスペーシーなシンセのアルペジオやドローンがまさに連綿と続く宇宙を感じさせ、UK現行ジャズシーンをリードする演奏家達による珠玉の演奏が宇宙に宿る生命の息吹に感じられる。本作を聴いていると、宇宙と脳の構造が似ているという話を思い出します(武そ)
大高店:武田 創
- 趣味
- ディズニー
- 好きなジャンル
- ロック
- 私を構成する3枚
- 小田和正『K.ODA』
- Sigur Ros『()』
- Tool『Lateralus』
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日常に優しく寄り添う良質ポップス!
Ryo Yoshinaga『Aarre』
シンガーソングライター、コーラスシンガーとして活躍するRyo Yoshinagaのファーストフルアルバム。ソウルフルなボーカルとコーラスが映える「SHIKI」、コミカルな電子音とサビの力強い歌唱が印象的な「ラフロア」など聴き心地抜群な全9曲。ちょっと憂鬱な気持ちも、なんだかやるせない気持ちも、軽やかなサウンドにのせて浄化してくれるような1枚。(佐々木)
オンラインMD企画・運営部:佐々木 千暁
- 趣味
- 散歩/ライブ
- 好きなジャンル
- J-POP
- 私を構成する3枚
- RADWIMPS『RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~』
- アルカラ『こっちを見ている』
- 八十八ヶ所巡礼『攻撃的国民的音楽』
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早耳リスナーの間で話題を独占する新人ユニット
Meg Bonus『18PERSONAL』
君島大空などを手掛けるレーベル「APOLLO SOUNDS」から期待の新人ユニットによるデビューEP。日本語詞、英詞を織り交ぜたジェンダーレスなボーカルと、ジャズ・ファンク・シティポップなど国内外の年代を超えた様々な音楽的ルーツを想起させる、デビューEPとは思えない卓越した完成度を誇る8曲を収録。メンバー2人は2005年生まれ、現在19歳というのだから末恐ろしい。まさにダイヤの原石ともいえる作品。(久保山)
商品本部 商品統括部:久保山 拓耶
- 趣味
- 野球観戦
- 好きなジャンル
- J-POP/PUNK
- 私を構成する3枚
- teto『手』
- SHANK『Baitfish Attitude』
- ELLEGARDEN『Pepperoni Quattro』
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夢の競演による1974年のLA録音盤!
Elis Regina、Antonio Carlos Jobim『Elis & Tom』
ブラジルを代表する音楽家2人が共演した1974年のLA録音盤!50周年を記念しアナログで待望のリイシューです。アントニオ・カルロス・ジョビン作曲による全14曲をエリス・レジーナが歌う至福のアルバムで、作曲家であるジョビンの歌声とリラックスした2人の笑い声まで収録された冒頭の「Aguas De Marco」がつとに有名!ぜひアナログで手元に置いておきたい1枚です。(米山)
TOWER VINYL 梅田店:米山 大紀
- 趣味
- 音楽鑑賞、日本酒
- 好きなジャンル
- ワールドミュージック、ハードコアパンク
- 私を構成する3枚
- Harry Mudie, King Tubby 『Dub Conference Vol.1』
- Til Tuesday『Everything's Different Now』
- Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas(7")』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2024年10月18日 12:00