10月25日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2024年10月25日公開
更なる進化を遂げたインディハイパーポップ
Magdalena Bay『Imaginal Disk』
LAの男女デュオ2作目。チャーリーXCX、キャロライン・ポラチェック、ピンクパンサレスとも共振するハイパーポップをベースとしながら、アーリー00sなエレクトロポップ的なアプローチ、プログレバンド出身の2人らしいエキセントリックな展開、実験的なアプローチまであり。ほのかに残すインディの香りまで絶妙なセンスが素晴らしい。まずはキラーな④⑤から。(武田晃)
渋谷店:武田 晃
- 趣味
- 中華料理(作る/食べにいく)
- 好きなジャンル
- NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK
- 私を構成する3枚
- JOY DIVISION『Unknown Pleasures』
- Nick Cave & The Bad Seeds『Tender Prey』
- Felt『美の崩壊』
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最高にゴキゲンなハモンド・オルガン・インスト!
Jose Privat『Clin Doeil』
西洋とアフリカの音が混ざり合う仏・マルティニーク発のグループ、マラヴォワへの参加で知られる鍵盤奏者。全編<ハモンドB3オルガン>をプレイ。モダン・ジャズのムードもありつつビギンの要素、ラテン・フュージョン的洗練も感じられるユニークな音楽性が魅力的!⑥では女性VoもフィーチャーしS.ワンダー的ムードも。超ベテランにして鮮度の高いグッド・ミュージック!(村越)
新宿店:村越 辰哉
- 趣味
- 趣味趣味音楽
- 好きなジャンル
- エコーがたっぷり効いたロカビリー
- 私を構成する3枚
- RCサクセション『カヴァーズ』
- 佐野元春『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
- 山下達郎『僕の中の少年』
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坂本教授のカバーまで収録した山中千尋の通算26作目
山中千尋『Carry On』
NYを拠点に活躍を続けるピアニスト山中千尋の通算26作目。「新たなフェーズ」と本人が語る本作は、NYトリオ構成により、バド・パウエル、ヘンリー・マンシーニの作品、自身のオリジナルから坂本教授「愛してる、愛してない」のカバーまで収録。シンプルなグルーヴが見事な音世界として表現されたタイトル曲「Carry On」を筆頭に深みを増す素晴らしい内容。
仙台パルコ店:木原 鎌介
- 趣味
- スーパー銭湯、NBA/サッカー/プロレス観戦
- 好きなジャンル
- SOUL/HIPHOP/CLUB/JAZZ
- 私を構成する3枚
- Joe Claussell『Un.Chained Rhythums Vol.1』
- The Isley Brothers『Givin' It Back』
- 白木秀雄クインテット『Plays Bossa Nova』
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ポップ・パンク/エモシーンに新風もたらす注目株
Origami Angel『Feeling Not Found』
米ワシントンD.C.出身のデュオ、オリガミ・エンジェル。令和のエモ/マスロック史に燦然と輝くデビュー盤『Somewhere City('19)』から『Gami Gang('21)』を経て、今3作目ではポップ・パンクへと大きく舵を切りつつも、オリガミサウンドの真骨頂ともいえる目眩くギターリフがクリエイティブに躍動。新たな境地を切り拓いてみせた会心作。(塚元)
セブンパーク天美店:塚元 雄太
- 趣味
- キャンプ、料理、食材探し
- 好きなジャンル
- CLUB/TECHNO
- 私を構成する3枚
- Oneohtrix Point Never『Replica』
- DJ Shadow『Endtroducing』
- 矢野顕子『Super Folk Song』
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前作を超える歌心!Wiz Khalifa、マシンガンケリーも参加!
Jelly Roll『Beautifully Broken』
ラッパーからカントリーにシフトし歌心を爆発させた前作「Whitsitt Chapel」に続く新作。冒頭のリード曲「Winning Streak」からもう歌心爆発!もはやJELLY節とでも言いたくなるような武骨なのに親しみがあってなぜか心掴まれてしまうメロディーのオンパレード!ヒップホップ界隈からはM⑥にWiz Khalifaが参加。これはさらなる飛躍に期待!
広島店:富田 純司
- 趣味
- 料理(美味しくはない)
- 好きなジャンル
- PUNKとPerfume
- 私を構成する3枚
- Minor Threat『COMPLETE DISCOGRAPHY』
- Tortoise『TNT』
- Perfume『GAME』
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ソロキャリア40年の曲から選んだセルフカバーと新曲+2曲の新作
Alison Moyet『KEY』
80年代から始まる長いキャリアの中から厳選されたこの作品は、単なるBESTでは無く新解釈の基にそれぞれの「時代」からのハイライトである楽曲を再構築し、更に新曲2曲を収録した新作。豊かで深みのある成熟したブルージーな歌声とノスタルジーで現代的なプロダクションでアップデートした楽曲達が素晴らしく、アデルなんかが好きなリスナーにも満足出来る仕上がり。
なんばパークス店:三村 優
- 趣味
- 猫と遊ぶこと
- 好きなジャンル
- ROCK,SOUL
- 私を構成する3枚
- Tom Petty & The Heartbreakers『Southern Accents 』
- Elliott Murphy『Murph The Surf 』
- The Rolling Stones『Dirty Work』
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秋の夜長の読書タイムのお供に甘口のメロウビーツを添えて…
Various Artists『Sunset Chillout Breeze』
選曲・監修=橋本徹 (SUBURBIA)×アートワーク=藤田二郎 (FJD)×マスタリング=Calmの最強トリオがメロウグルーヴによるチルアウトタイムを演出するコンピ・シリーズ第2弾! DJ MITSU THE BEATSやharuka nakamuraらの楽曲はじめ、Lo-Fi Hip HopやAOR、ラヴァーズやダブ~ボサノヴァと世界中の心地よい音楽がこの1枚に!(東矢)
金沢フォーラス店:東矢 宏一
- 趣味
- 嫁・娘、MLB・アニメ・お笑い鑑賞
- 好きなジャンル
- ブラックミュージック(黒いもの全般)
- 私を構成する3枚
- nujabes『modal soul』
- 瘋癲『FLIP HOP』
- m-flo『Planet Shining』
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90sオルタナティヴ・ロック愛に溢れるエバーグリーンな傑作!
Soccer Mommy『Evergreen』
ソフィー・アリソンによるソロ・プロジェクト、サッカー・マミーの新作。OPNプロデュースで話題となった前作から約2年ぶり、原点回帰となるタイトル通り『Evergreen』な傑作が登場!アコースティックギターと管楽器が荘厳にマッチした①、眩い切なさに胸キュンな②~グランジ味溢れるギターの歪み具合に高揚感マシマシとなる③への流れが、、とにかく堪らりません!(土井)
あべのHoop店:土井仁志
- 趣味
- スターウォーズ、相撲観戦
- 好きなジャンル
- 90~ゼロ年代ROCK、POP
- 私を構成する3枚
- PIXIES『Bossanova』
- My Vitriol『Finelines』
- never young beach『fam fam』
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80年代メロウモダンソウル至高の名作が初CD化!
Casual-T『プリスクリプションズ・フォー・ラヴ』
ジャマイカ産レアグルーヴ~モダンソウルの名作にしてカジュアル・T唯一のリーダー作が初CD化!ボブ・マーリーの妻リタ・マーリーのレーベルから82年にリリースされた本作は、ジャマイカ産とは思えないほど濃密でメロウなソウルグルーヴを醸し出し、80年代特有のシンセ使いや楽曲によってはちらっと顔を覗かせるレゲエのリズムが気持ち良過ぎて身も心も溶けてしまいそうです!(山口)
アミュプラザ博多店:山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 私を構成する3枚
- Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
- Mos Def『Black On Both Sides』
- Massive Attack『Mezzanine』
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2024年のブラジル大賞!バーラ・デゼージョの才女によるユニークな傑作!
Dora Morelenbaum『PIQUE』
トロピカリア~70年代MPB黄金期の輝きを現代に鳴らす集団バーラ・デゼージョの一員、ドラ・モレレンバウムによる1stフルAL!プロデュースはアナ・フランゴ・エレトリコ!幽玄なムードが漂う中、美しいストリングスが光るメロウな④、祝祭感溢れるユニークな曲展開の⑥等、ディスコ、ファンク、ジャズ、ソウルを織り交ぜた煌びやかな現行ブラジル・サウンドが全開の逸品。(巻本)
オンラインMD企画・運営部:巻本
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 私を構成する3枚
- ARTHUR RUSSELL『Love is Overtaking Me』
- MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS『Live In Tokyo』
- 汝、我が民に非ズ『つらい思いを抱きしめて』
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現行英国フォーク・シーンを代表するローラ・マーリングの新たな傑作!
Laura Marling『Patterns in Repeat』
高い評価を得た『Song For Our Daughter』(’20年)から4年、母となり包容力も加わった凛とした歌声がとにかく素晴らしいローラ・マーリングの8作目。自宅録音ながら、ストリングス、ハーモニー、アコースティック・ギターのアルペジオなど全てが見事に調和したサウンドも珠玉。必聴です。(狩野)
商品本部 商品統括部:狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2024年10月25日 12:00