11月22日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2024年11月22日公開
美しくも危うい唯一無二のアートロック。大傑作4th。
Porridge Radio『CLOUDS IN THE SKY THEY WILL ALWAYS BE THERE FOR ME』
ブライトンの男女4人組4作目。やはりこのバンドは何かが違う。全ての曲が歌詞から描かれたというように〝悲しみ〟〝希望〟〝創造〟を描く...その曖昧な幻想とリアルがドリームポップ、ポストパンク、オルタナを消化したグルーヴ、サウンドスケープへと変わり渦を巻く。感情的で抒情的、甘美で耽美、危うくも儚く...うまく言葉では例えられない、これこそが唯一無二のアートロック。(武田晃)
渋谷店:武田 晃
- 趣味
- 中華料理(作る/食べにいく)
- 好きなジャンル
- NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK
- 私を構成する3枚
- JOY DIVISION『Unknown Pleasures』
- Nick Cave & The Bad Seeds『Tender Prey』
- Felt『美の崩壊』
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オルタナ・カントリー女傑がスウィング度増しの傑作を!
Karen Jonas『The Rise and Fall of American Kitsch』
日本での無名が惜しいカレン7th。カントリー・ロック的①は従来通り◎。本作はジャケ写内LP<エルヴィス>オマージュ的で管入りスウィング②、レスポール的スウィング⑥、指パッチン&アカペラから入る小粋な⑩は新機軸。そして乾いたピアノから入るバラード④は決定的名曲!全編に渡りカレンの歌唱は肉厚な正統派カントリーVoにはないささくれ感、デカダンなムードがいい!(村越)
新宿店:村越 辰哉
- 趣味
- 趣味趣味音楽
- 好きなジャンル
- エコーがたっぷり効いたロカビリー
- 私を構成する3枚
- RCサクセション『カヴァーズ』
- 佐野元春『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
- 山下達郎『僕の中の少年』
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日本いや世界のピアノジャズを変革する衝撃の女性ピアニスト現る!
Ai Furusato『the Dawn』
ジャケットの魅力に引かれ、試聴したところ衝撃的なサウンドただただ驚き!しかも演奏者の素性は現役高校生にして12歳でバークリー音楽大学に入学した、まさに天才ピアニスト!Ai Furusatoの1stミニアルバム。自身の書き下ろしによる6曲を収録し、動と静の清廉なピアノの魅力が濃縮、個人的にはシャイ・マエストロの諸作を彷彿とさせられた世界基準の質感を感じてほしい。(木原)
仙台パルコ店:木原 鎌介
- 趣味
- スーパー銭湯、NBA/サッカー/プロレス観戦
- 好きなジャンル
- SOUL/HIPHOP/CLUB/JAZZ
- 私を構成する3枚
- Joe Claussell『Un.Chained Rhythums Vol.1』
- The Isley Brothers『Givin' It Back』
- 白木秀雄クインテット『Plays Bossa Nova』
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シューゲ~ドリームポップの良質盤をご提案
Dummy『Free Energy』
LAを拠点に活動するアヴァン・ポップバンド、ダミー。前作から大きく実験的サウンドに舵を切った2作目。まるでケヴィン・シールズとマニがセッションしたかのような(2)、スペイシーなサックスソロ(3)から目まぐるしく展開する(4)、そのままズバリ突然のフルート(9)、確かにどことなくトレントに聴かせたい(11)等、好き勝手やってるけど最高に乙。(塚元)
セブンパーク天美店:塚元 雄太
- 趣味
- キャンプ、料理、食材探し
- 好きなジャンル
- CLUB/TECHNO
- 私を構成する3枚
- Oneohtrix Point Never『Replica』
- DJ Shadow『Endtroducing』
- 矢野顕子『Super Folk Song』
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秘湯発見!ベルギー在住日本人によるOnsenエレクトロニカ。
Shoko Igarashi『Onsen Music(LP)』
バークリー音楽大学出身、テナーサックス奏者としても高い評価を得ているベルギー在住日本人による2ndの完成度がスゴイ。その名も「Onsen Music」。なるほど極上の温泉につかっているような心地よさで奏でられるサウンドは緻密な計算とキュートな揺らぎが絶妙。90年代日本エレクトロニカ・ポップ感も満載で新世代による90's解釈の大正解!な1枚な気がします。(富田)
広島店:富田 純司
- 趣味
- 料理(美味しくはない)
- 好きなジャンル
- PUNKとPerfume
- 私を構成する3枚
- Minor Threat『COMPLETE DISCOGRAPHY』
- Tortoise『TNT』
- Perfume『GAME』
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スタジオ録音の新曲4曲と18曲のLIVE音源からなる2枚組の新作!
Tears For Fears『SONGS FOR A NERVOUS PLANET』
前作から2年のインターバルで届けられた新作は新曲4曲を収録したLIVEアルバム。LIVEトラックにはお馴染みの曲が収録されており、未だに輝きを保ちつつ、ノスタルジックでありながらも時代のギャップを感じさせず、メランコリックで瑞々しいメロディーの新曲達との相性も抜群。4曲の新曲はそのままEPとしてのリリースでもおかしくない位のクォリティーです!
なんばパークス店:三村 優
- 趣味
- 猫と遊ぶこと
- 好きなジャンル
- ROCK,SOUL
- 私を構成する3枚
- Tom Petty & The Heartbreakers『Southern Accents 』
- Elliott Murphy『Murph The Surf 』
- The Rolling Stones『Dirty Work』
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日本のPete Rock!?最新作がフィジカルリリース!
HAIIRO DE ROSSI『Alternative (Expanded Edition) 』
配信リリースのみで大反響を得ていた最新アルバム『Alternative』のExpanded Editionが数量限定でフィジカルリリース。孤高のリリシストはアングラサウンドを今作でも遺憾なく発揮。煙たいダウンビートの中に至極な上モノを混ぜ込んだ⑥や流派nujabesとも言うべき流麗な⑦絶品(東矢)
金沢フォーラス店:東矢 宏一
- 趣味
- 嫁・娘、MLB・アニメ・お笑い鑑賞
- 好きなジャンル
- ブラックミュージック(黒いもの全般)
- 私を構成する3枚
- nujabes『modal soul』
- 瘋癲『FLIP HOP』
- m-flo『Planet Shining』
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北欧の歌姫が贈る極上のメロディと多彩なエレポップサウンド!
Lauren Mayberry『Vicious Creature』
Chvrchesのローレン・メイベリー初のソロアルバム!80'sフレイバー満載のミディアムダンサブルなリード曲②、テイラー・スウィフト好きも必聴なオープニング①、アデルやルイス・キャパルディにも通じるラストを飾る儚いピアノチューン⑫など多彩な楽曲が作品を彩ります。一層磨きがかかったコケティッシュなボーカルに思わず恍惚と聴きいってしまうこと間違いなし!(土井)
あべのHoop店:土井仁志
- 趣味
- スターウォーズ、相撲観戦
- 好きなジャンル
- 90~ゼロ年代ROCK、POP
- 私を構成する3枚
- PIXIES『Bossanova』
- My Vitriol『Finelines』
- never young beach『fam fam』
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トラッドでフォーキーなスロウ・ミュージックの極み!
Donavon Frankenreiter『Get Outta Your Mind』
デビュー20年を迎えたドノヴァン・フランケンレイターの新作!持ち味であるブルージーでフォーキーな楽曲は20年前と変わらず優しさに溢れています。かつてサーフ・ミュージックやスロウ・ミュージックと呼ばれたムーヴメントの中でも、当時から彼の持ち味はそのままに20年の集大成が詰まった傑作!国内盤のみ、ベン・ハーパーやコルビー・キャレイらが参加した別テイクも収録!(山口)
アミュプラザ博多店:山口 勝朗
- 趣味
- バスフィッシング、山登り
- 好きなジャンル
- ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP
- 私を構成する3枚
- Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
- Mos Def『Black On Both Sides』
- Massive Attack『Mezzanine』
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陽光差し込むドリーミーな現行アシッド・フォーク傑作!
Catbug『Musjemeesje(PS)』
農場を営みながら歌を紡ぐファーマー・ソングライター、キャットバグことポーリン・ロンドーによる3rdアルバム!シンプルで素朴なアコギの弦と歌の響きによる、穏やかな心地良さに包まれる内容で、繊細な息遣いまでダイレクトに耳に入ってくる歌との距離が近い傑作。70sアシッドフォーク名盤のようなジャケも最高で、今作もヴァシュティ・バニヤンやリンダ・パーハクス好きは絶対チェックです!(巻本)
オンラインMD企画・運営部:巻本
- 趣味
- 馬/喫茶
- 好きなジャンル
- サイケ/NY/珍盤
- 私を構成する3枚
- ARTHUR RUSSELL『Love is Overtaking Me』
- MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS『Live In Tokyo』
- 汝、我が民に非ズ『つらい思いを抱きしめて』
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デレク・トラックス参加!オールマン、ザ・バンドなど好きな方は即必聴!
Warren Haynes『Million Voices Whisper』
Gov't Mule率いる名ギタリスト、ウォーレン・ヘインズの4作目!デレク・トラックスとのギターの掛け合いに思わずニンマリな「These Changes」、ザ・バンドにも通じる魅力の「Go Down Swinging」はジョン・メデスキのオルガンもゴキゲン、そして、グレッグ・オールマンとの共作「Real Real Love」(デレク参加)に感涙。キャリア史上最高ともいえる傑作!(狩野)
商品本部 商品統括部:狩野 卓永
- 趣味
- 飲酒
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- WILCO『BEING THERE』
- THE BAND『南十字星』
- Van Morrison『魂の道のり』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2024年11月22日 12:00