ユヴァル・ノア・ハラリ 書籍 『NEXUS 情報の人類史』 上下巻 同日3月5日発売
『サピエンス全史』を超える衝撃――
知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作
上巻 人間のネットワーク
『サピエンス全史』の著者、待望の新作! AIの時代に、ハラリが再び人類史を語りなおす。古代の神話から今日のポピュリズムまで、情報ネットワークがもたらした結束と衝突の歴史!
「ネクサス」(NEXUS)とは?
――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意
石器時代からシリコン時代まで、
「組織」(ネットワーク)が力をもたらす
私たち「賢いヒト」(ホモ・サピエンス)は、10万年に及ぶ発明や発見や偉業を経て、途方もない力を身につけた。
それにもかかわらず、生態系の崩壊や世界戦争など、存亡にかかわる数々の危機に直面している。
*
サピエンスが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのか?
その答えは、制御しきれないほどの力を生み出す、大規模な協力のネットワーク――「情報ネットワーク」――の歴史にある。
*
印刷術やマスメディアは文明に何をもたらしたのか?
そして、まったく新しい情報テクノロジーであるAIは、何を変えるのか?――
石器時代からシリコン時代まで、『サピエンス全史』の著者が、人類の歴史をいま再び新たに語りなおす!
下巻 AI革命
『サピエンス全史』の著者が、情報ネットワークの歴史を通して、AIと人類の未来を語る! AIの真の新しさとは何か? 私たちの民主社会に訪れる危機とは、そして希望とは何か?
「ネクサス」(NEXUS)とは?
――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意
人間ならざる知能を前に
人間の「絆」(ネットワーク)を守れるか?
AIの真の新しさとは何か?
それは、自ら決定を下したり、新しい考えを生み出したりすることができるようになった史上初のテクノロジーだという点にある。
私たちは、ついに「人間のものとは異質の知能」(エイリアン・インテリジェンス)と対峙することになったのだ。
*
憎悪の拡散、常時オンの監視、ブラックボックスの中で下される決定……。
AIが社会の分断を加速させ、ついには全人類から力を奪い、人間と人間以外という究極の分断を生み出すのを防ぐことはできるのか?
*
今こそ、過去の歴史に学ぶときだ――
古代ローマの政争や、近世の魔女狩り、ナポレオンの生涯などから得られる教訓を通じて、知の巨人が「AI革命」の射程を明らかにする。
◆ ◆サピエンス全史◆ ◆
書籍
コミック
タグ : 書籍
掲載: 2025年03月04日 14:30