「FOREVER YOUNG」×「マスターズチョイス」厳選盤③

タワーレコードでは、音楽大好き店長が選盤する企画「マスターズチョイス」にてワーナーミュージックが誇る150タイトル以上の洋楽名盤を再発している人気シリーズ「FOREVER YOUNG」とコラボ。タワーレコードの店長19人が同シリーズのなかから拘りの1枚を厳選してオススメ!
・厳選盤①はこちら
https://tower.jp/article/feature_item/2025/09/12/0001
・厳選盤②はこちら
https://tower.jp/article/feature_item/2025/09/19/0001
The Doors『まぼろしの世界』
非日常の世界に誘う陰鬱で幻想的な2nd
圧倒的な存在感を放つジム・モリソンの詩的で哲学的な歌詞、ベースレス編成のサイケデリックなサウンドが60年代を象徴したドアーズの傑作2nd。サウンドはより洗練され、名曲「People Are Strange」「Moonlight Drive」などドアーズの特徴でもある陰鬱で幻想的で濃密な世界観が凝縮された楽曲を数多く収録した、高い完成度を持つ名盤。
京都店:藤瀬雅文
Linda Ronstadt『ドント・クライ・ナウ』
恋多きウェスト・コーストの永遠の歌姫。圧巻の歌声!
当時勢いに乗るアサイラム・レコードから初めてのリリースとなったソロ4作目。琴線に触れまくる冒頭のバラード2曲から、ご機嫌なワンダ・ジャクソンの新Ver.カバー③を挟んでの、イーグルス絶品カバー④。もう胸を締め付けやし過ぎませんか。他にも、ラリー・カールトン参加の⑤⑥、安定のニール・ヤングカバー⑩など聴き所が満載。ここから更に羽ばたいていく彼女ですが、その不朽の素朴さや美しさが宿る、決して色褪せることのない大名盤!
名古屋パルコ店:加藤信喜
Iggy & The Stooges『ファン・ハウス』
咆哮と狂乱にまみれた史上最強のパンク・レコード!
『ゴッドファーザー・オブ・パンク』イギー・ポップ率いるプロト・パンクの雄、ザ・ストゥージズの2ndアルバム。メタリックなリフが全編を貫く①、イギーの雄叫びが空気を切り裂く③、即席の狂騒⑤など、地元デトロイトの自動車工場の機械音から着想を得た硬質なギターノイズと、ファンク/フリー・ジャズの影響を受けたリズム隊をバックにイギーが吼える!ヴォリュームの針がレッドゾーンを振り切るほどの爆音で聴け!
福岡パルコ店:頴原亮一
Television『マーキー・ムーン』
1977年ニューヨークの空気を刻んだ名盤
ソリッドなギター、タイトなリズム、初めて聴いたときに度肝を抜かれたヘロヘロのヴォーカルで幕を開ける1曲目「See No Evil」、10分に及び繰り返されるギターのフレーズがダイレクトに脳を刺激する「Marquee Moon」もうクラクラです。不健康そうな佇まいでこちらを見ているジャケ、パンクの衝動、サウンドと一緒に閉じ込められたNYの空気。全てを備えた名盤。
神戸店:寺本将巳
MC5『キック・アウト・ザ・ジャムズ』
ロック史に残る衝撃の爆音ライブ・デビュー・アルバム!
ザ・ストゥージズと並ぶデトロイト・ロックの雄、MC5。マネージャーであるジョン・シンクレアによる強烈なアジテーションから幕を開けるデビューアルバムにして超ド級の爆音ライブ・アルバム。元祖パンクともハードロックとも言えるノイジーなギターサウンドは圧巻!“Kick Out The Jams”での放送禁止用語絶叫から強烈なギターリフになだれ込むさまは、あまりのカッコよさに何度聴いても鳥肌が立ちます。ロック初期衝動とは?問われたら黙ってこれを差し出す、そんなアルバム。
町田店:岩谷隼人
Crosby, Stills & Nash『クロスビー、スティルス&ナッシュ』
懐かしくも新鮮な感覚を与えてくれる、いつまでも色褪せない作品
CSNのデビューアルバムにして大名盤。もちろんニール・ヤング加入後のCSNYも良いのですが、個人的にフォーク色が濃く、3人のコーラス・ワークが際立っている今作をおススメ!ジョニ・ミッチェルの家ではじめて3人で歌ったと言われるM④やM①、M③、M⑧等、時代が変わっても色褪せない名曲の数々。若い人にも是非聴いて欲しい1枚です。
横浜ビブレ店:田中達也
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2025年10月03日 12:00
