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第24回 ─ CHICAGO HOUSE

連載
Discographic  
公開
2004/03/18   13:00
更新
2004/03/18   17:28
ソース
『bounce』 251号(2004/2/25)
テキスト
文/堀内 幸江、リョウ 原田、鷲尾 晃司

まさにクラシック!な名曲を数多く輩出し、その後のあらゆるダンス・ミュージックに影響を与えてきた大いなる源流をチェック!!

 ある種の音楽の源流を辿っていけば、そのほとんどはシカゴ・ハウスに辿り着く――そんな形容もあながち大袈裟ではないだろう。シカゴ・ハウスは、NYからやってきたフランキー・ナックルズが、77年にオープンしたシカゴ初のクラブ〈Warehouse〉にて披露したスタイルに端を発する。彼はフィリー・ソウル~サルソウルなどのNYスタイルをベースにエレポップなどを織り交ぜ、あらかじめ打ち込んだリズム・トラックのテープをミックスしたり、後にはTR-909をブースに持ち込んでプレイするなど実験的な試みを展開していく。そんな様子が〈Warehouse Music〉→〈House Music〉という呼称を生み出したというのが定説のようだ。84年には最初のハウス・レコードとされるジェイミー・プリンシパル“Your Love”とジェシー・サンダース“On & On”がリリースされ、トラックス、DJインターナショナルといった重要レーベルの設立に至っている。その後の推移を記すには文字数が足りないが、アシッド・ハウスやディープ・ハウスなどもこの範疇から派生していったものだということは重要。90年代以降も新しい世代が伝統のなかから革新を生み出し続けていることは言うまでもない。(編集部)

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