NEWS & COLUMN ニュース/記事

第31回 ─ エピタフ

メジャー・シーンをガタガタ言わしたエピタフ弾×25!! その1

連載
Discographic  
公開
2004/07/22   12:00
更新
2004/07/22   20:55
ソース
『bounce』 255号(2004/6/25)
テキスト
文/粟野 竜二、子川 浩二、武山 英丈、冨田 明宏、渡辺 貴仁

AGNOSTIC FRONT 『Dead Yuppies』 Epitaph(2001) 過去のアルバムではスラッシュ・メタルに接近したりと、作品ごとに音楽性を変化させてきた彼ら。復活後、エピタフからの第3弾となる本作は、ストリート・パンク・テイストを採り入れた直球NYハードコア・サウンドで荒ぶる男魂に火を着ける!(粟野)

ALL 『Mass Nerder』 Epitaph(1998)〈ポップ・パンク/メロディック・ハードコアの祖〉といっても過言ではない、ディセンデンツ改めオール。普遍的なメロディー、圧倒的なパワー、高い演奏力……。まさに〈すべて〉を求め、いまなお前進し続ける彼らの通算11作目にして転機にも当たる重要作。(渡辺)

ATMOSPHERE 『Seven's Travels』 Epitaph(2003) レーベル初のヒップホップ作品となる本作は、ミネアポリスの地下で活動するアトモスフィアによるもの。心地良さが貫かれたサンプリング・ループなど、パンク・ロックとのサウンド的な接点は見当たらないが、〈ストリート発〉という背景に共通項を見い出したのか?(武山)

BAD RELIGION 『How Could Hell Be Any Worse?』 Epitaph(1982) 哀愁ヴォーカルとスピード感溢れるメロディアスなギター。メロディック・パンクの雛型ともいうべきサウンドが凝縮された一枚。そもそもこのアルバムを出すために、ブレッド・ガーヴィッツはエピタフを立ち上げた。歴史の出発点、記念碑的作品。(粟野)

BOUNCING SOULS 『How I Spent My Summer Vacation』 Epitaph(2001) エピタフが、そして東海岸が誇るメロディック・パンク・バンドといえばもちろん彼ら! 通算5作目となる本作も、彼らのポップでキャッチーなサウンドがジャケ同様に弾けてます! もうちょっと評価されてもいいバンドだと思うんですが……。(渡辺)

BUJU BANTON 『Unchained Spirit』 Epitaph(2000) ダンスホールの顔役にして、20年ものキャリアを持つラスタDJの彼を、〈レゲエもパンクと同じレベル・ミュージック!〉との口説き文句で誘ったのは、なんとあのランシド! 貫禄のメロディーと、腰へ直に訴えかけるツボを押さえたリズム! ヤバすぎ!(冨田)

DWARVES 『The Dwarves Are Young And Good Looking』 Epitaph(1997) 一般的に、彼らはエピタフ以前/以降で比較されることが多い。が! やっていることは変わらず、ガレージ・ロックを強引にハードコアにしたかのような激烈イカレポンチ・パンク!! 新たなドワーヴス・ジャンキーを量産した名盤!(冨田)

H2O 『Thicker Than Water』 Epitaph(1997) シック・オブ・イット・オールの弟分にして、NYハードコアの屋台骨を支えるバンド、H2O。ゴリゴリ過ぎず、ナンパ過ぎず、そしてなんとも馴染みやすい絶妙かつ独特なサウンドは、ある種異端? しかし、そんな彼らは日本でも大人気。キッズ必聴!!(渡辺)

NOFX 『Punk In Drublic』 Epitaph(1994) いわゆる〈メロコア〉を語るうえで絶対にハズすことのできない歴史的重要アルバム! 皮肉とユーモアを欠かさずアンチ・コマーシャルを貫くアティテュードで、現在もシーンの最前線を走り続ける彼らの代表作。キャッチーかつアグレッシヴな無敵の一枚。(粟野)