アメリカのTVが生んだ最強のポリス・デュオといえば、なんといっても「刑事スタスキー&ハッチ」(75~79年放送)。熱血野郎スタスキーと軟派な相棒ハッチが真紅のスポーツカー、トリノを乗り回して悪を追いつめる!! というティーンエイジャーのホルモン直撃な劇画世界は、のちにビースティ・ボーイズが“Sabotage”のプロモ・クリップで再現。そして、映画版として完全復活したのが「スタスキー&ハッチ」(2004年)だ。
スタスキー=ベン・ステイラー、ハッチ=オーウェン・ウィルソンが演じた本作は、そのメンツでもわかるようにコミカルな仕上がり。ナゾの麻薬組織を追うというストーリーよりも、全編を覆う70年代へのオマージュが観モノで、なかでもオリジナルよりも出世した(?)ハギー・ベア役を粋に演じるスヌープ・ドッグにも注目だ。もちろん、ベン&オーウェンもチアリーダーと合コンしたり、ディスコでダンス・バトルを繰り広げたりとフザケまくり。ちなみにオリジナルの日本放送時には「スタさん」「ハッつぁん」と呼び合っていた2人は、まるで落語のノリだったけど(ハギー・ベアのあだ名は〈ヒョロマツ〉)、そんな吹き替えも楽しめるTVシリーズもボックスで復活。この〈本家〉の2人は、映画版にカメオ出演してたりもするのでチェックしてみて頂戴。
▼このたびリリースされたDVDを紹介。