
VARIOUS ARTISTS
『Vocalise』 Unfold(2002)
サブ・レーベルのアンフォルドから登場したコンピで、表題どおり歌心のあるトラックでまとめられた内容。自社モノはクァンティックぐらいで、メイザ・リークやオマーなどのR&B勢から、アットジャズやソウル・ドラマー、さらにはサヴまで顔ぶれはかなり雑多。なれど統一感のある素敵な一枚です。
(鈴本)
BONOBO
『Animal Magic』 Tru Thoughts(2000)
後にニンジャ・チューンへと移籍することになるボノボことサイモン・グリーンの初アルバム。クァンティック同様にほとんどの楽器をひとりでこなし、全編に渡ってジャズ・ファンク・ベースの美しいダウンテンポを組み上げた一枚。コンポストのコンピなどにもよくライセンスされていました。
(櫻井)
QUANTIC
『One Off's Remixes And B Sides』 Tru Thoughts(2006)
ボノボも同名でリリースしていたリミックス&B面曲集。スカルペル“1958(Quantic Mix)”などクァンティックのファンキーな外部仕事に加え、逆にクァンティックの楽曲をセイジらがリミックスしたトラックもたっぷりの2枚組! 濃厚でジューシーな黒汁がゴクゴク呑めます。
(鈴本)

NOSTALGIA 77 OCTET
『Seven's & Eight's』 Tru Thoughts(2005)
所属アーティスト中ではもっともジャズ度の高い作品をリリースしてきたノスタルジア77が新たに結成した8人組のジャズ・バンドによるライヴ盤。ブラック・ジャズばりにスピリチュアルな曲やアフロ風味のグルーヴィーな曲など、ジャイルズ・ピーターソンが喜んでプレイしそうな全7曲。
(櫻井)

THE BAMBOOS
『Step It Up』 Tru Thoughts(2006)
オーストラリアの6人組ファンク・バンド、バンブース。どの曲を聴いても熱く強靭タフなファンク・グルーヴですが、特筆すべきはやはりアーチー・ベル&ドレルズの大クラシック“Tighten Up”のカヴァーとアリス・ラッセルが歌う“Step It Up”でしょう。この2曲は〈竹〉どころか〈松〉級!
(櫻井)

PHI-LIFE CYPHER
『Higher Forces』 Zebra Traffic(2004)
ルートンを拠点に活動し、ゴリラズ“Clint Eastwood”のリミックスなどでも知られるヒップホップ・クルー。今作はジャズ・ファッジから移ってきての第1弾となる通算2作目で、フリースタイルあがりのタイトで知的なライミングと、90年代半ばのNYモノを思わせるオーセンティックなビーツの絡みが存分に楽しめる。
(鈴本)

DIRTY DIGGERS
『Freakishly Strong』 Zebra Traffic(2005)
共にビート制作とラップを担当するパット・スタッシュとヤング・マックスの2人にDJを加えたトリオ初のフル・アルバム。生楽器も適度に加えつつ、芯のあるブレイクビーツを聴かせた熱い仕上がり。グライム勢だけじゃなく、UKヒップホップにはこういうストレートな奴らもいるんです!
(鈴本)

VARIOUS ARTISTS
『Shapes Compilation』 Tru Thoughts(2006)
トゥルー・ソーツとそのサブ・レーベル=ゼブラ・トラフィックの格安サンプラー・シリーズ最新作。今作もレーベル・オールスター&新人大集合という入門編的な内容となっています。他レーベルから出ていたクァンティックとニコデマスのトロピカル共演を収録しているのも嬉しい。
(櫻井)