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第81回 ─ 少年ナイフ

連載
NEW OPUSコラム
公開
2006/07/06   23:00
ソース
『bounce』 277号(2006/6/25)
テキスト
文/今村 方哉

世界中で愛され続けて25周年! トリビュートにライヴにベストと、続々リリースっすよ!!

 大阪のライヴハウス・シーンで育った自分にとって、少年ナイフはビートルズやラモーンズにも匹敵する〈衝撃〉であり〈基本〉であり〈同時代のアイドル〉である。それは今回登場した『少年ナイフ・トリビュート フォーク&スプーン』の参加メンツにとっても同じだったようで、各々がいちファンとして愛情たっぷりなカヴァーに挑んでいるのが素晴らしい。甲本ヒロトのオモチャと戯れる子供のような衝動。真島昌利の無邪気なロックンローラーっぷり。the eastern youthの見事なまでの俺節。山本精一の“昆虫採集”というより〈人魂採集〉?な水木しげる的世界……。オリジナルかと聴き違うようなしっくり感は楽曲の〈ポップさ〉ゆえ。本当にいい素材には、どう料理してもそれをしっかり受け止めるタフさがある。また、それと同時リリースされた本家・少年ナイフのライヴ盤『ライヴ・イン・オオサカ』は、昨年12月に大阪・ファンダンゴで収録された、バンドの真髄を味わえるガレージな一枚! そして、7月にリリースされる2枚組ベスト盤〈GOLDEN☆BEST〉も必聴です!!

▼少年ナイフの作品を紹介。