NEWS & COLUMN ニュース/記事

第90回 ─ CARL CRAIG

連載
NEW OPUSコラム
公開
2006/09/21   14:00
更新
2006/09/21   20:56
ソース
『bounce』 279号(2006/8/25)
テキスト
文/池田 謙司

あの鬼才が残した膨大なクラシックが、待望のCD化!! 宇宙まで連れて行ってくれ!!

 デトロイトきっての天才肌、カール・クレイグはテクノ、ハウスのみならずエレクトロニック・ミュージック・シーン全体に影響力を及ぼし、常に最重要と目されてきた人物だ。が、これまで数多くの名義を使い分け、名曲をたくさん残してきたにもかかわらず、CDでは聴けなかったり廃盤となっているものも多い(95年の名作『Landcruising』が『The Album Formerly Known As...』としてリイシューされたりもしましたが)。ゆえにこのたびの編集盤『From The Vault : Planet E Classics Collection Vol. 1』リリース、嬉しいじゃありませんか! 大名曲“Domina”をはじめ、69名義の異形の傑作“Jam The Box”、ドラムンベース・シーンにまで影響を与えたインナーゾーン・オーケストラでの“Bug In The Bass Bin”、デザイナーズ・ミュージック名義での強烈なサンバ・ハウス“Good Girls”、ナオミ・ダニエルをプロデュースしたストレートなガラージ・クラシック“Stars”などが入っているのは妥当にして満足のいくポイント。加えて近作“Angel(Janpanese Mix)”や未発表の“Hush Hush”も収録されており、カール・クレイグの過去から現在までを堪能できる。でも11曲は少ない? あ、そうか。〈Vol. 1〉なら続きがあるんだよね!?