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第93回 ─ HOLD ON, I'M COMING...BACK

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NEW OPUSコラム
公開
2006/09/28   20:00
更新
2006/09/28   22:25
ソース
『bounce』 280号(2006/9/25)
テキスト
文/池谷 昌之

60年代の伝説、サム&デイヴのサム・ムーアが強力な新作で大復活!!


 マライア・キャリー、エリック・クラプトン、スティング、ブルース・スプリングスティーン、ジョン・ボン・ジョヴィ、スティーヴ・ウィンウッド、シーラE……羅列だけでクラクラしそうなこのメンツは何なのかって、真のソウルマン、サム・ムーアの帰還を祝う面々なのです! サムが在籍したサム&デイヴといえば、迫力満点なデュオ・ヴォーカルでもって“Hold On, I'm Coming”や“Soul Man”など、数々のヒット曲を放った60年代ソウルを代表する屈指の実力派デュオ……なのですが、ソロ作品は、72年に作られたもののお蔵入りになってしまった幻盤『Plenty Good Lovin'』(4年前に初リリース)のみでした。そんななか、デビュー44年目にして34年ぶり(!)のソロ作『Overnight Sensational』がこのたび登場! 往年のサザン・ソウルを彷彿とさせるサウンド、そこに乗る甲高くも雄々しくディープな歌声には感服しきり。そして、前述の豪華ゲスト陣に加え、ラスト曲を飾る共演者は故ビリー・プレストン。いまごろは天国でサムの相方=デイヴ・プラターに土産話をしているのかもしれませんね。