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第115回 ─ BROWNSWOOD

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/01/11   20:00
更新
2007/01/11   22:47
ソース
『bounce』 283号(2006/12/25)
テキスト
文/櫻井 誠

ジャイルズ・ピーターソンの新たなレーベルが、いよいよ本格的に動きはじめたぞ!!

 かつてトーキング・ラウドを率いてインコグニートやガリアーノ、ロニ・サイズ、4ヒーローらのリリースを重ね、90年代初頭の〈アシッド・ジャズ〉以降もさまざまなムーヴメントを牽引してきたジャイルズ・ピーターソンの新レーベル=ブラウンズウッド。レーベル設立の目的は〈世に知られていないフレッシュなアーティストを世界に送り出していくため〉だそうで、ヘリテイジ・オーケストラや日本の荒くれジャズ・バンドであるSOIL &“PIMP”SESSIONSのアルバムがすでに(ライセンス・)リリース済みなのはご存知のとおり。で、今回登場したコンピ『Brownswood Bubblers』は、スペイセックやニコール・ウィリスなどの知られた顔ぶれ以上に、今後アルバムを控えているであろう新進の楽曲を多数収めたショウケース的な意味合いの強い仕上がりになっています。どれもジャイルズ好みなモダン・ジャズ&ソウルな雰囲気の作品なんですが、特に注目したいのはブリストルのシンガーであるベン・ウェストビーチ、イマンやイエローテイルあたりでしょう。果たしてジャイルズはふたたびかつてのような一大ムーヴメントを起こせるのか? 今後に期待したい要注目レーベルの誕生です!!