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第119回 ─ STILL D.I.T.C.

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/02/15   23:00
ソース
『bounce』 283号(2006/12/25)
テキスト
文/卯之田 吉晴

90年代最強の掘り師集団=ディギン・イン・ザ・クレイツのお宝をザクザク掘り起こせ!

 90年代から現在に至るまで数々のクラシックを生み出してきたNY屈指のヒップホップ・クルー=ディギン・イン・ザ・クレイツ(DITC)。その一員であるAGのソロ新作『Get Dirty Radio』が登場するのと同時期に、彼が同じDITCのショウ(ビズ)と組んでいたタッグの作品が続々とリイシューされている。まずは90年代ヒップホップの定番的な名作『Runaway Slave』(92年)と『Goodfellas』(95年)の2タイトル。いずれもまさに珠玉のサンプリング・ループを駆使したファットなビーツと、躍動感に溢れるハイ・スキルなラップがハードコアな魅力を充満させた傑作だ。そして、彼ら究極のクラシックといえる“Party Groove”と“Soul Clap”を収めた初期のレアEPもめでたく復刻! さらには、何とDITCの中核的なプロデューサーであるロード・フィネスがみずから選曲したレア曲満載の仕事集『Rare & Unreleased』も登場。90年代ヒップホップ黄金期を駆け抜けた彼らの生きざまをぜひご堪能あれ!!