いまなお世界中のフロアを熱くする、ファニアのコンピが続々と登場!!
60~70年代にかけてNYを中心に盛り上がりを見せた、サルサの代名詞的レーベル=ファニア。昨年から始まった輸入盤のリリース・ラッシュに続き、今年は日本盤も続々登場! ソウル~ファンクやロックの勃興に呼応した若きニューヨリカンたちによって創造され、のちのハウスやクラブ・ジャズへも多大な影響を与えたサルサ≒ファニアですが、ここではその膨大なアイテムのなかから、〈ファニアって何?〉という人にも持ってこいなスパイシーでオイシイ編集盤をピックアップいたします。
まず『Fania Best Of New York』は、ピート・ロドリゲス“I Like It Like That”やレイ・バレット“Mercy Mercy Baby”といったブーガルー・ヒット曲やルベーン・ブラデス“Paula C”など、ファニアを代表する面々の名曲を収録した絶好の入門盤です。『Our Latin Thing 2』は好評だった『Our Latin Thing』の続編にあたるお値打ちサンプラーで、ジャイルズ・ピーターソンもフェイヴァリットに挙げるウィリー・ロザリオ“Last Tango In Paris”やウィリー・コローン“The Hustler”など、世界中のレア・グルーヴ系DJがプレイしつづけているファンキー&ジャジーな楽曲がズラリ。そしてスノウボーイが監修した『Snowboy Presents Afro Cuban Kaleidoscope』は、ティト・プエンテ“110th Street And 5th Avenue”をはじめとするアフロ・キューバン・ジャズに焦点を定めた高速キラー・チューンばかりで構成されており、フロア・クラシックをチェックするならコレはハズせません。
そしてオリジナル作の日本盤リイシューも一部ご紹介。後にサルソウルを率いるジョー・バターンの若き日のエネルギッシュな歌声が聴ける68年作『Riot!』や、ブーガルー史上No.1のヒット作であるジョー・キューバの66年作『Bang! Bang! Push, Push, Push』、何より王道を!なんて人にはファニアの、いやサルサ界の看板2人=ウィリー・コローンとルベーン・ブラデスが共演した『Siembra』(78年)あたりがオススメ。今後も何かとリリースが続くこの〈ワル〉なレーベルからは目が離せませーん!