川辺ヒロシ初のオフィシャル・ミックスCDは……予想外の東京No.1ハウス・セット!?
川辺ヒロシといえば、TOKYO No.1 SOUL SETのトラックメイカーであると同時に、レアグルーヴ~レゲエを基点にオール・ジャンルをミックスするスタイルのDJとして多彩な活動を展開しているわけだが、その文脈だけで見ると異色の組み合わせにも思えたのが、石野卓球と組んだInKだった。もともと電気グルーヴとスチャダラパーのライヴ打ち上げで意気投合~電撃結成という経緯もあって、結局は卓球色が強いプロジェクトだったのかな……などと結論づけるのは早計だった!
今回登場した『dadada』は、約20年に渡る川辺のDJ人生において初となるオフィシャル・ミックスCDである。リリースは卓球が主宰するplatikのサブ・レーベル=koplatikoから! しかも、大注目のスピリット・キャッチャー“Dirty Circuit”やジャンル超越キラー・チューンと化したオーディオン“Mouth To Mouth”を筆頭に、クリック・ハウス~ディスコ・テック・ハウス中心の選曲にて最近の彼が傾倒する異端ハウス最前線をドップリ味わわせてくれる大傑作なのである! LITTLE BIRDの同僚とも言えるFORCE OF NATUREやスチャダラパーらが辿り着いたのと同じく、〈ヒップホップ発ハウス行き〉路線はいまいちばんスリリングでカッコ良い!