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第169回 ─ CHUCK IS BACK!!

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/07/12   17:00
更新
2007/07/12   17:44
ソース
『bounce』 288号(2007/6/25)
テキスト
文/高橋 道彦

ワシントンDCに根を張るゴーゴーの煽動者、チャック・ブラウンが帰ってきたぞ!!


 チャック・ブラウンの新作『We're About The Business』が、なんと全米R&Bチャートで2位を記録。プロデューサーは、バッド・ボーイ作品やメアリーJ・ブライジでお馴染みのチャッキー・トンプソン。彼はワシントンDC出身で、まだ17歳だった80年代終盤に、年齢をサバ読んでチャックのバンドに参加。90年に脱退したが、ようやく実現した師弟コラボがこの新作ということになるわけだ。偉大なるローカル魂、ゴーゴーならではの絆の結実。

 78年暮れに“Bustin' Loose”を大ヒットさせてゴーゴーの基礎を確立したチャックは、トラブル・ファンクやE.U.と共にレア・グルーヴ期以後にも再度、注目を集めているが、70歳を過ぎたいまも現役バリバリ。今回の『We're About The Business』では、DJクールが参加した“Block Party”、DC出身のラヒーム・デヴォーンと共演する“Eye Candy”、愛娘であるKKのラップをフィーチャーしたキャッチーな“Chuck Baby”など、特に前半がフレッシュ! そんなアルバムは“Love Theme From 'The Godfather'”で幕を開ける。JB亡きいま、〈ゴッドファーザー〉の称号は確かにチャック・ブラウンに相応しい。