あの人気バンドのメンバー2人が、箱とmorry taylor名義でそれぞれソロ作をリリース!
先日リリースされたアルバム『07』も好評のThe Miceteeth。メンバー全員が曲を書き、各々別ユニットでも活動する才能溢れる彼らだが、このたびヴォーカリストの次松大助とギタリストの森寺啓介が同時にソロ作をリリースした。バンドでは主にオーセンティックなスカやレゲエ、カリプソなどをベースにしたサウンドを展開しているが、ソロ作ではそれとはまた異なる一面を見せてくれる。
まずは次松のソロ・プロジェクト、箱の『long conte』。バンドでも独特の世界を持った楽曲作りが持ち味の彼だが、ソロではピアノと歌のみというごくシンプルな作風。凛とした雰囲気のしなやかなピアノ演奏と、それに溶けるように寄り添う歌が繊細で美しい世界感を創出している。時折フワリと重ねられるユーモラスな音も効果的で、愛らしさもたっぷり!
そして森寺のほうはmorry taylor名義で『NEWTOWN BOY』をリリース。歌を含むすべてのパートを彼自身が担当し、歌モノではギターの音をのびのびと響かせた素朴で温かい歌声がとても心地良く、インスト曲では巧妙な実験的サウンドを披露するなど双方のバランスは絶妙だ。The Miceteeth諸作のジャケットやグッズのデザインも手掛ける彼ならではの職人的感覚が、音として直接的に感じられる。
どちらの作品もそれぞれの個性が際立った人間味溢れる作品。じっくりと堪能していただきたい。