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第7回 ─ France

連載
グディングス・リナ の Delicious Dishes
公開
2007/12/13   00:00
更新
2007/12/13   17:34
ソース
『bounce』 293号(2007/11/25)
テキスト
文/グディングス・リナ

グディングス・リナが世界の〈音楽〉と〈料理〉のお皿2枚使いで贈る、〈音食同源〉コラム!!


  こんにちは、グディングス・リナです。ニュー・アルバム『大都市を電車はゆく』をリリースしました!

 いつもこのコーナーでは大好きな世界音楽と料理を紹介していますが、わたしの音楽も世界の中の東京現地流でありたいと思っておりマス。そんなわけで、今月はいろんな意味でボナペティ~!

 ところで〈フランス〉〈文化〉と聞いて、次に何を連想しますか? わたしが連想するのは〈同棲〉だったりして。彼らがこと文化・芸術の世界で信用度が高いのはいろんな理由があると思いますが、まあぶっちゃけ、常に〈男と女〉が匂うからじゃないかしら? で、その男と女は間違いなく同棲しているのね、あの国では。うん。まあ、勝手な想像ですけど……。同棲はロマンティックとリアルがセット、理想だけじゃないのがミソ。ほら、岡本太郎の本でも、若かりしパリ時代の同棲生活について書かれている章が凄くイキイキしていたり。フランス映画でも出会って一夜にして同棲というシーンが多いじゃない?? そしてそれは大抵失敗するんだけど(笑)。そんな失敗を繰り返して、酸いも甘いも少しはわかってきたときに噴出する表現というのは、ほろ苦い人間の味といいますか。ヨーロッパでも特に男女の表現がうまいのがラテン系の人々だとしたら、なかでもフランス人は典型的ラテンの底抜けな明るさよりも、どこか陰なところがあってそこがいいの。恋愛に奔放で大胆でも時にはグズグズ……そんな正直さやスキも魅力的というかね。わかっていただけますクワ? 

 さて今回はこの季節ならではの素材を使い、料理大国のフランス式にならって仕上げた〈栗ときのこのパイ包み焼き〉。まあ間違いなく、出会って一夜で同棲したパリの小粋な彼女はこういう料理をなかなか作ってくれないはずです(笑)。

栗ときのこのパイ包み焼きの詳しいレシピなどはこちら
http://www.goodingsrina.com/blog/

2003年にフランスでコンパイルされた『Dirty Diamonds』(Diamondtraxx)。いろんな時代のちょっぴりパンク、メロウな歌もの……などなど音響的観点で包んだ、なかなか独特なコンピです。

PROFILE

グディングス・リナ
ヴァーサタイルなクロスオーヴァー・ポップをクリエイトするシンガー・ソングライター/トラックメイカー。待望のニュー・アルバム『大都市を電車はゆく』(ビクター)がリリースされました! P24のインタヴューもぜひチェックを! タワレコ限定4曲入りミニ・アルバム『X』も好評リリース中!