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REKIDS CONTINUES

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NEW OPUSコラム
公開
2010/06/18   13:40
更新
2010/06/18   13:45
ソース
bounce 321号 (2010年5月25日発行)
テキスト
文/狛犬

 

またもレディオ・スレイヴ軍団の奴隷に……

 

主宰者レディオ・スレイヴの人気にあやからずとも、ルーク・ソロモンやトビー・トバイアスの怪作でコアな支持を集めるレキッズ。2009年初頭のメガ盛りコンピ『Rekids Revolution』以降、長らくアルバム作品は途絶えていたのだが、実に1年半ぶりに到着したブツはまたしても強力すぎるのであった……。まずはジェイムズ・ティージュの初作『Evening Harvest』。レーベル絡みだとトビーの“Space Shuffle”をリミックスしていた彼は、ディープ~テックの流れを一歩進めた硬質でメロディックなハウスを披露。レディオさんがお気に入りなのも頷ける。もう1枚は、かつてアドヴェントで一世を風靡したコリン・マクビーン=Mr Gの『Still Here』。レキッズ云々じゃなくても、長いキャリアを誇る彼にとって初の純然たるオリジナル作! デトロイティッシュな風情も漂わせたファンキーなトラックが並び、いやらしいアシッドも混ぜ込むあたりはヴェテランならではか。ジャケそのままの白さと黒さに溢れた2タイトルをご堪能あれ。

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、ジェイムズ・ティージュのファースト・アルバム『Evening Harvest』、Mr Gのファースト・アルバム『Still Here』(共にRekids)

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