ユニーク&ミニマムな編成で最大限のグルーヴを生む噂のユニットが、次々に作品を完成!
炎の如き激情を迸らせるアタッキーなピアノ、その鍵盤が描き出す〈ドラマ〉を変幻自在のリズム・パターンでダイナミックに演出するカホン、触れる者をことごとく吸引する竜巻のようなグルーヴと、編成からは想像できないマッシヴなサウンドで国内外のライヴ/フェスを熱狂させてきたインストゥルメンタル・デュオ、→Pia-no-jaC←がニュー・アルバム『THIS WAY UP』を完成させた。墨絵の濃淡を思わせる繊細なタッチのメロディーが幽玄な音世界を構築する“Chaos in "Em"”、〈らしさ〉全開の超高速ジャジー・ナンバー“残月”、ダンサブルに煽るラテン・ジャズ“The Last Resort”、クラシカルな鍵盤がたまらない郷愁を誘う“Friends”など、本作における彼らは自身の振り幅を大きく拡張。全7曲を通じて聴き手の心身を強烈に揺り動かす豪快な展開には、大所帯バンドにも匹敵する風格が。
また今回のオリジナル・アルバムに先駆けて、2人はDAISHI DANCEとのコラボ作『PIANO project.』も発表。こちらは→Pia-no-jaC←が発する膨大な熱量とエレガントなハウス・ビートが融和した、ハイエナジーかつロマンティックなダンス・アルバムとなっている
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、→Pia-no-jaC←のニュー・アルバム『THIS WAY UP』(PEACEFUL)、DAISHI DANCE×→Pia-no-jaC←のニュー・アルバム『PIANO project.』(URBAN SOUND PROJECT.)