ギターウルフの新作のリリース情報が解禁されましたね。
昨年、日比谷野外音楽堂で行われた復活ライヴからの引用で、タイトルは『宇宙戦艦ラブ』。収録曲も含め、相変わらず最高なネーミングです。
ところで、こういったリリース情報が解禁になるとき、メーカーさんから編集部宛にニュース配信用の原稿が送られてくるのですが、そのなかに気になる表現があったので紹介しようかと。以下、そのままコピペします。
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ラブな一面、攻撃的な一面、ロマンチックな一面、センチメンタルな一面、高校生な一面、労働者な一面、宇宙な一面、ドロッとした一面……(中略)……バリエーションに富んだ楽曲群になっている。
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ラブな一面、攻撃的な一面、ロマンチックな一面、センチメンタルな一面。
ここは〈うん、うん〉と納得。そして、
高校生な一面。
これもまあ、わかります。そして、
労働者な一面。
そのままですね。わかります。そして、
宇宙な一面。
この比喩って、具体的なことは一切想像できないわりに、とんでもなく説得力があるなあ、と思うんですよね。『宇宙戦艦ラブ』にかけての……ということを抜きにしても、〈とにかくすごい〉ことだけは異様に伝わってくる。そして、ギターウルフはまさに、〈とにかくすごい〉バンドだという。
あと、〈宇宙〉という言葉から連想するバンドというと、ROVOがいますね。
編集部では毎月、1か月のリリース情報が掲載された冊子――いわゆる注文書を各メーカーさんからいただいているのですが、写真のジャンル説明のところに注目してください。今回リリースされる新作『RAVO』の注文書には〈宇宙、ダンス〉とありますが、確か『NUOU』のときは〈宇宙〉だけだったと思う。初めて見たときには衝撃でした。ただ、彼らの場合はサウンド自体がまさにスペイシーなので、これも納得。
……と、ダラダラ書いてみましたが、特にオチはないです。金曜の夜も深くなりつつあるこんな時間に、注文書の写真まで撮って何をしてるんだろうとか思いますが、たぶん、ギターウルフのジャケット写真を見て、急にやる気っぽいものが湧いてしまったんだと思います。
そろそろ帰ります。