突然われにかえりましたので、久しぶりに取材後記を。
今回は、ソロで登場していただいたMO’SOME TONEBENDERの百々和宏さんについてです。
先日、最新アルバム『STRUGGLE』のリリース日の翌日に腰椎を骨折された、
とのニュースが飛び込んできて非常に驚いたのですが、
ライヴは継続して出演されるそうで、さらに驚いた次第です。
Twitterを覗いてみると、
とても怪我人とは思えないステージングを繰り広げておられるようなので、
目の当たりにしたら、さらにさらに驚きそうですね。
そして、時は遡って取材当日のお話です。
百々さん着用のダニエル・ジョンストンのTシャツがあまりにも可愛くて、
わたくし、必要以上にじっと見つめ続けていたのですが、
一方の百々さんもインタヴューのあいだじゅう、ずっと気になっていたことがあったようでして。
今回の取材はライターの金子厚武さんにお願いしたのですが、
インタヴューが終了した途端、
百々さんが金子さんに向かって、唐突にこんな質問を投げ掛けたのです。
百々「あのう……玉田(圭司:名古屋グランパスエイト)に似てるって言われません?」
金子「言われます」
百々「ということは、僕に似てるって言われません?」
金子「言われます(笑)」
百々「でもどっちかっていうと玉田だよね(笑)。笑顔がすごい似てる」
この質問がまた、インタヴュー終了時に「ありがとうございました」と言うや否やのスピード感で飛び出したもので、
「取材のあいだじゅう、よっぽど言いたかったんだろうな……」
と、帰り道に思った次第です。それだけです。
百々さん、腰椎、お大事にしてください。
では、そろそろ帰ります。