クリスマス・イヴですね。思い出したように取材後記です。
明日、12月25日からは映画「アブラクサスの祭」が全国ロードショーとなりますが、
その主演俳優でもあるスネオヘアーさんは、
先日ミニ・アルバム『赤いコート』をリリースされたばかり。
bounceのインタヴューのなかでは、
同映画の撮影がクランクアップしたという2009年の年末から、
彼にとっての2010年を丸ごと振り返っていただいています。
レーベルの移籍にあたって、周囲のスタッフも大きく変わったということなのですが、
取材当日は、いることを想定していなかった人物――サニーデイ・サービスの田中貴さんが
まさにその〈スタッフの方〉として同席していらっしゃって、非常に驚きました。
いや、田中さんがスネオヘアーさんの制作スタッフをされている、
ということは何かのメディアで読んで知ってはいたのですが、
そして、目の前にいるスタッフさんはどこからどう見ても田中さんなわけですが、
予想外に突然そこにいられますと、なぜかご本人であるという確信が持てなくなるのです。
〈田中さんですよね?〉――と、インタヴューが終わっても言い出せず、雑談が終わっても言い出せず、
一度、部屋を出てからレーベルの方に確認を取ったうえで、
改めてご挨拶させていただいた次第です。
スネオヘアーさんとライターさんとの落ち着いた会話に聞き入りながら、
その行間で、なかの人はそういった逡巡を繰り返していたのでありました。
そんなインタヴュー(?)は、こちらでお読みいただけますよ。ぜひ。