超気持ち良いトリップ盤が次々に登場!!
すっかり認知された感のあるニュー・ディスコですが、 2011年も皆さんを飽きさせないリリースが続きますよ! まずは、昨年末にコーティ・エクストラ・バンドのアルバムを放ったばかりのベア・ファンクから2枚。イリヤ・ルドマンのオリジナル作『The Reveal』と、相変わらずのディスコ偏愛ぶりを発揮しているスティーヴ・コーティ監修のコンピ『The World Of Progressive Disco』が同時リリースです。コンパス・ポイント的なニューウェイヴ・ディスコに、ラテン・ラスカルズ的エディット感覚を注入した前者も最高ですし、後者ではコーティとマックス・エッサの組んだサロン・ド・エルブの楽曲に要注目です。もひとつ、そのベア・ファンクの兄弟筋にあたるヘイリー・クルーからは、しゃっきりとしたテッキー・ディスコ&ハウスを集めたコンピ『Tea And Sympathy Volume 1』が登場。こっちにもコーティの楽曲が収録されてるので、先の2枚と併せてディスコLOVE注入されちゃってください。
また、タークからは2年ぶりのレーベル・サンプラー『Tirk 03』が到着。クセのあるバレアリック・サウンドが何とも〈らしい〉セレクトで、お馴染みのソーサラーやタイム&スペースはもちろん、スペースのAN2リミックスや前出のイリヤ・ルドマンも名を連ねています。で、その息子レーベルのナンからもダニエル・バルデリやベッピ・ローダら重鎮がこぞって参加したコンピ『Nang Presents The Array Vol. 2』が出るので、お好きな方は親子丼でどうぞ。
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、イリヤ・ルドマンの『The Reveal』、ベア・ファンクのコンピ『The World Of Progressive Disco』(共にBear Funk/OCTAVE)、ヘイリー・クルーのコンピ『Tea And Sympathy Volume 1』(Hairy Crew)、タークのコンピ『Tirk 03』(Tirk)、ナンのコンピ『Nang Presents The Array Vol. 2』(Nang/OCTAVE)