不定期もいいところになってきておりますが、〈イマココ。〉を再開いたします。
まずはキノコホテルの取材後記から。
彼女たちにはメジャー・デビュー作『マリアンヌの憂鬱』のときからお話を伺っておりまして、
今回の『マリアンヌの恍惚』で、お会いするのは3回目。
初回に続いて、支配人及び従業員の皆さまにお集まりいただきました。
とは言え、現場の仕切りは当然、支配人ことマリアンヌさま。
S&Mな主従関係を露わにしながら、新作についてたっぷりと語っていただいております。
そのインタヴューはこちらからお読みいただけますが、
マリアンヌさまいわく「ステージでの再現性はあえて考えず」「いつもより少し厚化粧してる感じ」という本作は、
おっしゃるとおり、アレンジをはじめ、だいぶ趣向を凝らした作り。
サイケデリックなガレージ・パンクに
GS歌謡やサーフ・ロックなどを採り込んだエッジーな楽曲が揃っておりますが、
それらがライヴではどう汚されるのかも、わたくし、非常に楽しみにしております。
レコードで言うなればA面のラストとなるポジションに、
“風景”というどサイケ・ナンバーが収録されているのですが、
昨年末の実演会で初めて聴いたときの光景が、いまだにトラウマのように記憶に残っております。
薄暗い密閉空間のなかで深いエコーをたなびかせる従業員の皆さまと、
天井からぶら下がっては暴れまくるマリアンヌさま。
そうしたプレイの最中には、ミニスカートのなかが……!!
ということも頻繁にあってハラハラいたしましたが、
あれはマリアンヌさまからのセクハラなんだそうですよ。
観たくない、という人がいる限りやり続ける……といいますか、
マリアンヌさまの快楽に付き合わせる、とかそんなことをおっしゃっておりました。
そうそう、ただいま新宿店では
そんなミニスカートのなかをご確認いただける(?)企画を展開しておりますので、お近くの方はぜひ。
あと、渋谷店ではキノコホテルご一行さま初となるインストア・イヴェントも開催されますよ!
こちらへのお越しも、できる限り会場を薄暗くしてお待ちしております。
取材後は女子っぽく、↑を取り囲んで色めき立つ従業員の皆さま。
なんでもファンの方が制作されたマリアンヌさま仕様のブライスだそうで、
後ろについている紐を引っ張るとちゃんと目の色も変わるんですよ。
あまりにもかわいくて写真を撮らせていただいたので、胞子の方々とも共有を。