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rei harakami、別れ際の言葉は

連載
bounce編集部のイマココ。
公開
2011/07/30   22:16
更新
2011/07/30   22:16
テキスト
文/土田真弓

 

rei harakami_A

 

harakamiさんには、過去に1度だけお会いしたことがあります。

2009年、harakamiさんの活動10周年を記念して発表された2枚の外仕事集『あさげ -selected re-mix & re-arrangement works/1』『ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works/2』のタイミングで、
bounceではそれまでの足跡を辿る取材を行わせていただきました。

そして先日、〈rei harakami、永眠〉というアナウンスを耳にしたとき、
とてつもない動揺と共に頭に思い浮かんだのは、上述の取材が終了し、その別れ際に交わしたある言葉でした。

「今度は、オリジナル・アルバムのリリースのときにお会いできたらいいですね」。

それは叶わない願いとなってしまいましたが、音楽は残ります。

その、遺された音楽を改めて紹介する機会を設けられればという思いで、
そのときの特集をここに再掲します。

インタヴュアーは小野島大さん。

最後のオリジナル作『lust』について、harakamiさんはこう語っておられます。

「いつ遺作になっても問題ない」。

聴いた瞬間に〈harakami製〉だとわかる、あの記名性の高い音色は、
そうして世に送り出されたものでした。

※【特集】rei harakami(https://tower.jp/article/feature/80763

 

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