どうも、かとうです。今日はこの間行ってきた〈JYP NATION in Japan 2011〉のことを書こうと思います。JYP知らない? じゃあ調べてください……自習だ、自習! まあ簡単に言うと2PMやWonder Girlsなんかが所属している韓国のプロダクションです。その皆さんが一堂に会したイヴェントということで、場所はさいたまスーパーアリーナ! 遠い!
とか言いつつワタクシ、ちゃんと全貌を把握できているのは2PMくらいでして……。初めて生2PMが観られるということで、きゃりーぱみゅぱみゅ風に言えば、嬉しすぎて幸せすぎて楽しみすぎてキレそう。になっていたわけですが、WONDER GIRLSとか2AMとかmiss Aとか、何となく曲を知ってるくらいで顔とか名前もよくわからないし～、でもやっぱりPM以外も楽しめないとこのイヴェントに来てる意味ないし～という私の強い味方、タワレコ屈指のK-Pop博士、〈K-POP LOVERS!〉のナガサワくん（2AM好き）がいっしょに来てくれました! ヤーイ!
てな感じで到着～。そして速攻グッズ売り場へ。
普段はグッズ系にまったく興味を示さない派なんですが、どうしても欲しい衝動を押さえられません。完全にディズニーランドに来てるようなノリ（つまり、ランド内のショップではミニーの耳とかぬいぐるみが欲しくて仕方ないけど、ランドから一歩外に出た瞬間、魔法が解けたように……という感じ）で、〈2PM〉と名の付くグッズはすべて欲しくなってしまうわけですが、ここは正気に戻って、イヴェントのパンフとPMステッカーをゲットしましたよ（ただのファン）!
ちなみにこれらのゲットアイテムといっしょに写ってるのはウチワ……ではありません。〈これウチワじゃないですよ!〉とナガサワくんから突っ込まれたのは言うまでもなく、ペンライトです。
K-Popの常識なんてアタイには通用しないんだよナガサワくん。
そんなこんなで開演～! ステージ上に韓国の（なのかな?）おっきい太鼓隊4人が登場し、彼らのパフォーマンスがオープニングを飾ります。さらにストリングスも含めた大所帯バンドも現れ、なんとも豪華なイヴェントになりそうな予感。最初の演者はmiss A! 初っ端は太鼓隊も交えた演奏と彼女たちのダンスっていうなかなか粋な感じでイイな～と思ったのだけど、太鼓隊がハケた直後の“Breathe”がモロに祭ビートの曲っていう……。太鼓使うならコレだろ!と突っ込んでみたものの、それはあくまでも日本人の祭りフィーリングかもしれないですねと一人言。
続いてナガサワくんに細かなメンバー解説をしていただきながらの2AM。片やPMと違ってこちらはヴォーカル・ユニットなので、PMと違って（失礼!）みんな歌が抜群に上手い! 本国でのヒット曲、〈死んでも離さない〉（!）をはじめ、すべてにおいて〈泣きの○○〉と付けたくなる壮大かつエモいミディアム～スロウを披露してました。〈この曲だけは踊るんです〉とナガサワくんが力説してくれた唯一のダンス・ナンバーというのもあったけど。ちなみに、メンバーのチャンミンくん（関西弁を勉強中）は私が前日に行った新大久保のサムギョプサル屋の店員にそっくりでびっくりしました。
で、いちばん驚愕だったのが、JYP唯一のラッパー、韓国のSEAMOみたいなSAN-EのMCには影アナによる通訳が入った! ノリノリなアジテーション・スタイルのSAN-Eの後に続く、館内アナウンスみたいな女性の通訳。そのテンションの違いにアワアワしている私の隣で、ナガサワ博士はさもあたりまえな佇まい。K-Popの常識なんてアタイには通用しないんだよナガサワくん!
2PM 写真／上飯坂一
そして念願の2PM～キャーキャー! やっぱり溶けるくらいカッコ良かった（ただのファン）! やっぱり彼らだけ日本デビューしているということで、全体的に曲数も多め。ただ、ネクタイはずしからの胸はだけで狂喜させる新曲“I’m your man”みたいなそもそも日本語曲はともかく、いわゆる〈日本語ヴァージョン〉がある人気曲はそちらでしたね、やはり……。“Hartbeat”でジュノが〈うばいさりたユアハ～♪〉と歌ってみたり、“Without U”でもジュノが〈もうキミなしでも～だいじょ～ぶ～♪〉と歌ってたりすると、いくらジュノがカッコカワイイとはいっても……原曲詞で聴き慣れているから結構複雑。ぶっちゃけてスミマセン! でもでも、私の大好きな“Angel”は2AMとの合体版〈ONE DAY〉で聴けたし、“10 Out Of 10”で〈シプチョムマンチョメシプチョーム!〉もできたし、“Hands Up”で〈オッパ、ミドドデジ、OK?〉ができましたよ（ただのファン）!
左から、ウヨン、チョグォン、ニックン 写真／増田慶
ちなみにナガサワくんは、PMとAMのメンバーがイチャイチャしてるのに萌えるみたいで、キャンキャン言ってましたね～。ONE DAYのパートでは、ミニモニ。とかごまっとう的な組み合わせ（参照ネタが微妙に懐かしくてごめんなさい）でも数曲やってまして、それもこのイヴェントならではでおもしろかったですね。なかでもヒットだったのは、PMのジュノ&ジュンスと新大久保の……すみませんAMのチャンミンによる歌い上げる系2AM曲!……とジュノ押しとしては言いたいところですが、今回はあからさまにキュートな振りで萌えさせていたPMのニックン&ウヨンとAMのチョグォン（若干オネエっぽい）のカワイコくんチームに軍配! カワイコくんとはいえムキムキですが!
話を戻しまして、ONE DAYだけでなくさまざまなグループが入り乱れてのパフォーマンスがとても良くて、女子チームによる2PM“Heartbeat”があったり、2AMが徹底的に笑わせてみせた女子たちとのWONDER GIRLS“Tell Me”などなどハイライトはたっぷり。ちなみに〈女子たち〉で済ましてしまいましたが、miss AもしくはWONDER GIRLSのメンバーかJOOかイム・ジョンヒのいずれかで構成されています。みんなカワイイけど私からすると同じように見えるので正直誰が誰だかわかりませんでした。ぶっちゃけすぎてスミマセン、これから勉強します。
写真／上飯坂一
最後に、順番がめちゃめちゃですが言っておきたいことがあります! JYPのゴリラ社長ことJ.Y.Park（イイ曲書く）は前日の記者会見でもスケスケのシャツで魅了していたことでもおわかりの通り自身もアーティストでして、彼のステージも2PMに次ぐ豪華な演出で展開! 社長!! 〈本国でやったら超盛り上がるヒット曲なんですよ!〉とナガサワくんが鼻息荒く解説してくれたファンク・ナンバー“Honey”は、随所にMJ曲を忍ばせたアレンジで披露したりと流石にカッコイイ! 通して非常に温かい人柄を窺わせるステージで感動しちゃいました。
3時間強、コーフンしっぱなしで終了しましたが、率直な感想を言うとすれば〈JYPファミリーに入りたい〉。miss Aは中国&韓国の混成グループですから、日本人がいるとより良い感じになるでしょう。初期モーニング娘。みたいにひとり年増メンバーがいてもいいんじゃないかな社長! 私はいつでもOKです!
