アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載! プラスティック トゥリーは、メンバー4人が交代で今昔名盤夜話をお届けします。第8回の担当は佐藤ケンケン!!
[ 今月の夜話盤 ] BEN FOLDS FIVE 『Ben Folds Five』 Passenger
Plastic Treeドラムスの佐藤ケンケンです。
今回は、ご存知の方も多いと思いますがベン・フォールズ・ファイヴのデビュー・アルバム『Ben Folds Five』をオススメしてみます。
ギターレスで3ピースのこのバンドですが、
初めて聴いた時はギター・ロックに染まってた時期なのもあってか、
フックのあるキャッチーなメロディーや、
ラフなミックスのバランスや3人の存在感など、
いろんな良さにビックリで〈んー!!〉って叫んだことは、いまだに忘れられません。
よくピアノ・エモと言われるような、
パンキッシュなピアノがメインのロックンロールには前々から憧れがあり、
いつかこういう音も出してみたいと思っとったので、相当衝撃を受けました。
もう、それからずっと好きです。
バンドとしてのオリジナル・アルバムは4枚しか出してないけど、
ずっと聴いても飽きがこないです。
そうですね、ドライヴなんかにもピッタリやと思います。
中心メンバーのベン・フォールズが10月に出すコレクション・アルバム『The Best Imitation Of Myself : A Retrospective』も、
この3人で録った新曲があったりライヴ音源があったりで盛り沢山みたいですね。
そして、いま12年ぶりのアルバム制作を計画しているという話もあり、
復活が待ち遠しかことです。
ちなみに、ベンは日本のことを愛情深く想ってくれているらしく、
いちファンとしても嬉しかことです。
▼文中に登場した作品
PROFILE/プラスティック トゥリー
有村竜太朗(ヴォーカル)、長谷川正(ベース)、ナカヤマアキラ(ギター)、佐藤ケンケン(ドラムス)から成る4人組ロック・バンド。11枚目のアルバム『アンモナイト』(徳間ジャパン)を引っ提げた秋ツアー〈LIVE TOUR2011「アンモナイト(大)」〉真っ最中の彼らですが、残るは10月1日(土)の仙台公演と10月8日(土)のファイナル・両国国技館公演のみですよ! そんな4人の最新情報についてはオフィシャルサイトをご覧ください。